316話

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*第316話:とても大切なこと 女性のためにお墓を作っていると すぐ近くに一人と一匹の死体を発見した 「…わるぼう」 わたぼうは自分によく似たモンスターに近づいて、そう呟いて泣いた。 「…リュック、この二人もお墓作ってあげよう」 ポロポロと涙を流しながそう言った。 「うん…そうだね」 わたぼうとこのモンスターがどういう関係だったのかはわからない。 邪推はできるがそんなことをしても仕方がない。 自分には一緒に弔ってあげることしかできないのだ。 「ごめんね、もう時間もあんまりないのに」 「わたぼうが謝ることじゃないよ」 もう残り時間はあまりない、二人で三人分の墓を作るとなると正直微妙なところだった。 それでも彼女達をそのままにしておくことなんてできなかった。 それは無意味なことかもしれないが とても大切なことに思えた。 「レナさん大丈夫ですか?」 飛竜と分かれてからレナの様子がおかしい。 時折何か思いつめるような、悩んでいるような顔を見せる 「うんん、大丈夫なんでもないわ…」 その返事にも覇気が無い。 エリアは心配するが自分にはどうしようもない。 なにに悩んでいるのかわからないが、話せるようになればいつか話してくれるだろう。 そう思い先に進んだ。 先を進むエリアの視界に青い光が見えた。 「レナさん、見つかりましたよ」 その言葉にもレナは『…そう』と生返事を返すばかりだった・ ある程度近づいてゆくと、そのすぐ近くで一人と一匹が穴をほっているのが見えた。 エリアはその二人がなにをしているのか、すぐに理解できた。 なぜなら自分達もレーベの村で同じことをしてきたばかりなのだから。 エリアはその二人に近づいてゆき 「手伝いましょう」 そういって二人の隣で穴をほり始めた。 二人は穴をほるのに夢中でエリアの接近に驚いたが、一言 「ありがとう」といい、作業を再会した。 考え事をしていたレナが気づくと、エリアが二人に近づいていっていた。 レナはエリアが警戒もせず近づいてゆくことに驚いたが。 その二人に害がなさそうなことがわかると自分も作業に加わった。 四人は無言で墓を作り、静かに手を合わせた。 しばらく手を合わせているとリュックが口を開いた 「手伝ってくれたありがとね、あたしはリュックカモメ団の一員だよ、よろしくね」 そう元気にいって手をさし出した。 「私はエリア=ベネットです、よろしくねリュックさん」 「レナです、よろしく」 そういいながら二人は交互にリュックの手を握り返した。 「ぼくはわたぼうっていうんだ、よろしくね」 「ふふ…よろしくねわたぼう」 そう笑いエリアはわたぼうの頭をなでた。 三人と一匹は色々と情報を交換し合った。 そして話し合いの結果、行動を共にすることになった。 「よし、それじゃ、しゅっぱーつ」 元気にリュックが声をあげ、三人と一匹は扉を潜った。 【リュック(パラディン)   所持品:バリアントナイフ マジカルスカート クリスタルの小手 刃の鎧 メタルキングの剣 ドレスフィア(パラディン) 【わたぼう 所持品:星降る腕輪 アンブレラ  第一行動方針:新フィールドへ  第二行動方針:アリーナの仲間を探し、アリーナ2のことを伝える  基本行動方針:テリーとリュックの仲間(ユウナ優先)を探す  最終行動方針:アルティミシアを倒す】 【レナ 所持品:エクスカリバー  第一行動方針:新フィールドへ 基本行動方針:エリアを守る】 【エリア 所持品:妖精の笛、占い後の花  第一行動方針:サックスとギルダーを探す】 【現在位置:新フィールドへ】

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