295話

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*第295話:忍を放てば 先手を取ったのはエッジだった。 風のような速さで一瞬で間合いを詰め。 そのまま一直線にセフィロスに向け斬撃を放つ。 それをユフィが後ろから風魔手裏剣を投げそれを援護。 セフィロスは風魔手裏剣をかわし、斬撃を村正で軽くいなす。 エッジは弾かれた刃を返し、攻撃の手を休めない。 降りかかる刃の雨をセフィロスは顔色一つ変えずにすべて受けきり、時折放たれるユフィの援護も難なくかわす。 目の前のこいつ、間違いなく強え。 強さが空気を伝ってビリビリと伝わってきやがる。 攻め続けるしかねえ。 後手に回って防戦になったら、後は反撃の暇も与えられないで、負ける。 だから攻めの手を緩めるわけにはいかねえ。 反撃を許さないほど、攻めて攻めて攻め続けるしかねえ。 …だが、このままじゃそのうち攻め疲れて負けるぞ! どうするか…どうする。 …やばい 目の前にいるのはセフィロスだ。 やばい、すんごくやばい。 片腕も欠けて、マテリアも無いこの状況でセフィロスなんかの相手できるわけないよぉ! とは言え、簡単に見逃してくれる相手でもないしなぁ… ここは隙を見て逃げるしかないよね、うん。 エッジの攻撃を受け止めながらセフィロスは思考する。 目の前の二人。 女には見覚えがある。 クラウドの仲間で名はユフィだっただろうか。 たしかこの女は忍びの者だったはず。 見れば今自分を攻撃している男も、服装からして同業者だろうか? ならば、自分よりも探索能力や調べごとは得意なはず… エッジの斬撃を大きく弾き、そこにできた隙に蹴りを放つ。 「グッ!!」 後ろにいたユフィの方向にエッジの体が中を舞う。 エッジは空中で体勢を立て直し、両の足で着地する。 ユフィがエッジ向かって駆け寄る。 「エッジ! 大丈夫!?」 「チッ、強え…」 「おい、貴様等」 怯む二人に向け、セフィロスが口を開く。 「今回は見逃しておいてやる、行け」 二人は一瞬セフィロスの言葉が理解できなかった。 目の前の男どう見てもゲームに乗っており、みすみす獲物を見逃すとも思えないが。 「ハッ、どういうつもりだテメエ」 痛むわき腹を抑えつつ吼えるエッジを 「二度は言わん、行け」 セフィロスは冷たくあしらう。 「油断させといて後ろから ズバァ…って落ちじゃないよね」 二人は相手の出かたを気にしながら、じりじりと出口に近づいてゆき。 相手に動く気が無いのを確認しつつ、半壊した酒場を後にした。 これでいい。 もう時間もあまり残ってはいない。 ここでやつらを皆殺しにして時間を食うよりも。 詮索能力の高いであろう奴等に、扉の位置を探させたほうが賢いはずだ。 そう思いセフィロスは酒場の二階に上り、崩れた壁から走りさる二人を確認し町全体を見渡した。 ルイーダの酒場から駆け出した二人はアリアハンの街を走る。 「ゲッ、こっち見てるぜ、あいつ」 「でも、なんだかわからないけどラッキーだったね」 「ああ、さっさとあんな危ねぇ野郎がいる町なんておさらばしようぜ」 「うん」 二人の忍者は旅の扉を探すため街を駆けた。 【セフィロス(HP3/5程度)  所持品:村正 ふういんのマテリア 攻略本 オーガシールド いかづちの杖  第一行動方針:エッジとユフィが旅の扉を見つけるのを待つ  最終行動方針:参加者を倒して最後にクジャと決闘】 【エッジ 所持品:風魔手裏剣(10) ドリル 波動の杖 フランベルジェ 三脚付大型マシンガン  第一行動方針:旅の扉を探す  第二行動方針:マリアの仇を討つ 基本行動方針:仲間を探す】 【ユフィ(傷回復/右腕喪失)  所持品:風魔手裏剣(10) プリンセスリング フォースアーマー  行動方針:同上】 【現在位置:アリアハンの街】

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