307話

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*第307話:たどり着いたそこは 「な、なんじゃあ、こりゃあ!?」 アリアハンにたどり着いたハッサンが叫んだ。 夢で見たエルフの呼び声に応え、アリアハンに駆けつけたハッサンだったが。 彼が目にしたのは半壊したアリアハンだった。 大きな城の城壁は崩れ、もはやどこに入り口があったかすらわからない有様。 城下町は焼け焦げ見る影も無く、巨大なクレーターが町の中心にポカッリとできていた。 「まるで、隕石でも落ちてきたみたいな跡だな」 適当に呟くハッサンだったが、あながち外れてはいない。 どうやら戦闘はすでに終わった後の様だ。 とは言えまだ誰かいるかもしれない。 ひょっとしたら怪我をして動けずにいるのかもしれない。 ならば探し出し助けねばならない。 そういう結論に達した。 思いついたら即行動、ハッサンの行動は早い。 「おーい! ロザリーさん! 誰か! いないのか!?」 大声を上げ半壊したアリアハンの町を歩く。 その後ろから。 「動くな」 冷たい声と同時に、口をふさがれ、首元にヒヤリと冷たい感触が触れた。 ハッサンは悔やんだ。 しまった、怪我人がいるかも、ということにばかりに頭がいって、 マーダーがいる可能性のことをぜんぜん考えていなかった、と。 ひとつのことを考えれば他のことが考えられない。 その一直線な性格は、彼の長所であるし短所でもある。 今回はそれが裏目にでた。 そして死んだ。 と、思っているが、なかなかとどめは刺されない。 それどころか気づけば、なんかその体勢のままズルズル引きずられてる。 そして半壊した道具屋の影にまで連れて行かれた。 あ、人影の無いところにつれてきたってことはここで殺されるのか、でもこの町元から人影無いよな とか何とか、また思っているが、されどとどめは刺されない。 「大声で叫んでじゃねえよ、死にてえのか」 放り投げるように乱暴にハッサンは開放された。 尻餅をついたハッサンの頭の中は?マークでいっぱいだ。 「あそこにはあぶねえ野郎がいるから、近づかないほうがいい、じゃあな」 酒場の方向を指差すと、その場を離れようとする忍者風の男。 「ま、待ってくれ!」 「だから、大声だすんじゃねえ!」 思わず引き止めたら、大声で注意された。 「ス、スマン、どうやら助けられちまったみたいだな、あんがとよ  ところで、戦闘があったみたいだけど、いったいどうなったんだ?」 「さあな、俺たちが来たときにはすでにこの有様だったぜ」 「そうか…ところで、なんで俺のこと助けてくれたんだ? もし俺がゲームに乗ってたらどうするつもりだったんだ?」 「あんな隙だらけで馬鹿みたいに大声で叫んでるやつが、ゲームに乗ってるわけねぇだろ  ったく、出口が見つからなくて、こっちも忙しいってのに手間かけさすんじゃねえよ」 あきれたような口調で忍者が言う。 ハッサンが言葉に詰まっていると、空から片腕の無い女忍者が現れた。 「エッジ、扉みつけたよ」 「おう、わかったすぐ行く、じゃあな」 別れの挨拶も早々に、二人の忍者は風のように掻き消えた。 そして二人と別れたハッサンは思う。 出口の場所くらい聞いときゃよかったな、と。 気配が一つ増えて二つ減った。 減った位置はここから大体町の反対側といったところか。 目を閉じ、静かに精神を研ぎ澄まし、セフィロスは町全体の動きを見ていた。 おおよその位置がわかれば十分だろう。 セフィロスは2階から飛び降り気配の消えた方向に向けて歩き始めた。 【エッジ 所持品:風魔手裏剣(10) ドリル 波動の杖 フランベルジェ 三脚付大型マシンガン 】 【ユフィ(傷回復/右腕喪失)  所持品:風魔手裏剣(10) プリンセスリング フォースアーマー 】 【第一行動方針:新フィールドへ  第二行動方針:マリアの仇を討つ 基本行動方針:仲間を探す】 【現在位置:新フィールドへ】 【ハッサン(HP 2/5程度)  所持品:E神秘の鎧(半壊) E奇跡の剣 爆発の指輪 いばらの冠 嘆きの盾 グリンガムの鞭  第一行動方針:怪我人と旅の扉を探す 第二行動方針:オリジナルアリーナと仲間を探す  最終行動方針:仲間を募り、脱出 】 【セフィロス(HP3/5程度)  所持品:村正 ふういんのマテリア 攻略本 オーガシールド いかづちの杖  第一行動方針:気配の途切れた場所に向かう  最終行動方針:参加者を倒して最後にクジャと決闘】 【現在位置:アリアハンの街】

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