81話

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*第81話:暗黒の道を歩んだ者の償い 奇妙なねばねばした物体に乗った怪物とアサシンのような男のやり取りを影で見ていた青年、ラムザは今迷っていた。 (――あの怪物の弱点はわかった…でも僕のこの支給品で勝てるだろうか?) 彼に支給されたのは…一見錆びた剣だが、どうも何かに呼応して強くなる剣らしい、説明書にはそう書いてあった。 もう一つは、アダマンタイトで作られた鎧、軽い上に動きやすい、ラムザはとても気に入っていた。 だが、その支給武器で果たしてあの強い怪物に勝てるだろうか?、弱点を一回つく、それだけならば勝てそうなのだが。 その弱点をつく隙が見つからない、完全に隙を作らぬよう歩いているのだ。 もう少し観察しよう、すると前方から奇怪なマスクを被った人物が現れた。 「貴様…先ほどの戦闘の身のこなしといい、なかなかの手練れの者だな」 黒いマスクの人物、ゴルベーザはピエールに向かい、そう言い放った。 ゴルベーザはあるひとつのことを考えていた。 自分が何故ここにいるのか、それは過去に犯した罪からなのか、それはわからない。 だがこんな危険性のあるゲーム、そして弟がいる、彼の選択肢は一つだった。 弟を守る、そのために危険な人物を排除する、そう誓ったのだ。 「貴様に恨みは無いが、貴様には危険を感じる…」 そう言いながら、ゴルベーザは支給品の鞭を持つ。 そして、ピエールは感じたのだ。この男も、先ほどの男と同じ危険を感じた事を。 ピエールは剣を持つ、足元のスライムは笑っている、勝利を確信しているのかどうかは定かではない。 二人は、目前を通り過ぎた一陣の風を合図に、飛び出した。 (――戦っている、あの怪物はあの人に注意が行っている、今…やるしかない!) ラムザは空高く舞い上がった、それは竜騎士の如く。 目指すは、怪物の弱点、下のぶよぶよした部分めがけて、剣を構えた。 ピエールとゴルベーザは、その上空から迫る人影には全く気が付いてはいなかった。 【ラムザ(見習い剣士 アビリティジャンプ)  所持品:アダマンアーマー、ブレイブブレイド  第一行動方針:奇妙な怪物を倒す  最終行動方針:ゲームから抜ける】 【ゴルベーザ 所持品:グリンガムの鞭 皆伝の証 浮遊石  第一行動方針:目の前の怪物を倒す 第二行動方針:危険な人物を減らす  最終行動方針:セシルを守る】 【ピエール(HP4/5程度)  所持品:鋼鉄の剣 ロングバレルR 青龍偃月刀 祝福の杖 いかずちの杖 魔封じの杖 ダガー 祈りの指輪  第一行動方針:目の前の危険人物を殺す  第ニ行動方針:南下し、身を隠す場所を探して体力の回復を図る  基本行動方針:リュカ以外の参加者を倒す】 【現在位置(共通):レーベ南の森(南部)】

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