202話

「202話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

202話」(2008/02/15 (金) 23:27:33) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*第202話:更に走る者達 俺達は走る、闇夜をただ走る。 かなり涼しい。暑過ぎず寒すぎずで疲労し辛いから丁度良い。 俺たちは走る、寒空の下を走る。 状況が状況の所為か、少し肌寒くも思える。これだから人が傷つくのを間近でみるのは嫌だ。 次の一手を考えないと、死ぬと思った。 バッツは戦闘には長けている。きちんとした作戦、段取りを考えれば安全だろう。 レーベに着いたらまずは宿屋で潜伏しよう。そして一手を考える。それができなければ…その時、か? 俺はやっとローグの走りに追いついた。 あいつは走りながら何かを考えているようだった。 器用な奴だ。凄いスピードで走ってるのにそれでまだ考える余力があるなんて。 アリアハンには大勢の人間が居た。 しかも手負いの者は居れど、強い人間は揃っている。 全員が俺たちを追いかけることは…あいつらの行動から見れば大丈夫だろうが。 問題はあいつらの元にゲームに乗った奴が闖入した場合だ。もしそうなればあそこは修羅場確定。もう戻る事が出来ないだろう。 俺たちはかなりの距離を走っている。 レーベまで早く着くと良いんだが、問題はこのペースだ。 休憩もなしに今も走りっぱなしだ。足が疲れる。 橋は越えた。アリアハンはもう見えない。なら少し休憩を取りたいと思った。 アリアハンからは離れた。もう影も見えない。 幸運にも人の姿は目撃していない。恐らく大丈夫だ。 しかしこのままレーベに行けるかどうかが微妙だ。 バッツを俺個人の考えでひた走らせてしまった。 仲間に迷惑をかけるのはよくない。酷使すれば信頼も戦力も崩れてしまう…よし。 さっきからローグは凄い汗を流している。 考えることに集中している所為でもあるが、疲労の所為か足に躓きそうにもなっている。 俺はまだ体力はあるし…いや、実は微妙だ。かなりキツい。 さっきの女も足を怪我したし…大丈夫だろう、追ってくることは無い。 問題はこいつだ。ああ、もう見てられねぇ。 「ローグ、休憩するぞ!もう……アリアハンは…影も形を見えないしな…」 「ありがたい…俺もそれを提案しようと……思ってたから…よ!」 【バッツ(多大な疲労) 所持品:チキンナイフ、ライオンハート、薬草や毒消し草一式  第一行動方針:闇夜に紛れて休憩 第二行動方針:レーベの村へ 第三行動方針:レナ、ファリスとの合流】 【ローグ(多大な疲労) 所持品:銀のフォーク@FF9 うさぎのしっぽ 静寂の玉 アイスブランド  第一行動方針:闇夜に紛れて休憩 第二行動方針:レーベの村へ 最終行動方針:首輪を外す方法を探す】 【現在位置:アリアハン西の橋の更に少し西】

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。