344話

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*第344話:confusion and sniper 「…!! レックス!!」 その死体を見つけたとたん。 テリーが叫び、その死体に駆け寄っていく。 「どうして…どうしてレックスがここにいるの? ちゃんとお墓つくったのに!  それに、こんな剣なんて刺さってなかった!!」 泣き叫ぶようにテリーが喚く。 「落ち着くのじゃテリー」 完全に冷静さを失ったテリーにギードが声をかける。 「どうして! どうして…」 その声はテリー耳に届かず、テリーはレックスの死体にしがみ付いて泣いた。 トンヌラはテリーを見て一緒に泣いた、ルカは涙を堪えて泣かなかった。 それの光景をギードとドルバは心配そうに見つめていた。 南の村に向け歩き始めたピエールの耳に、後ろから子供の叫び声が聞こえた。 その声を聞いたピエールは、高く生えた草に身を隠しながら踵を返した。 来た道をたどり、レックスの死体のあった場所に戻って見ると。 そこにはレックスやタバサと同年代ほどの子供が二人、モンスターが三匹いた。 今の私に子供だろうと同胞だろうと関係がない。 全ては排除すべき障害物。 誰を狙うか。 カメやドラゴンは一撃で倒せないかもしれない。 もう一匹と子供はカメが邪魔で狙いがつけられない。 となると、レックスの死体に泣きついている少年しかいない。 完全に意識が死体に向いている、周りに障害物も無い。絶好の条件。 草原の草に身を隠しながら、ピエールはテリーにウインチェスターの狙いを定める。 そして、十分に狙いを定めて引き金を引いた。 しかし、少年の頭を狙った銃弾は狙いをはずれ、少年の肩に命中した。 「…チッ」 やはりこの銃では、遠距離狙撃用のロングバレルのようにはいかないか。 ピエールは舌を打つ。 「テリー!」 吹き飛ばされたテリーを見てルカが声を上げた。 「…ううぅ」 転がったテリーは右肩を抑えうずくまる。 「大丈夫テリー!? ギードはテリーの治療、ドルバは撃った奴をやっつけろ」 「わかった、ルカとトンヌラはワシの影に」 「うん、わかった、作戦はいのち大事に!」 残った少年が子供とは思えぬほど冷静で的確な指示を出す。 ドラゴンが狙撃のあった方向、つまりこちらに向かって走ってくる。 こうなっては隠れても仕方あるまい。 ピエールは身を表し青龍偃月刀を構えた。 その姿を確認したドルバはピエールに向かい襲い掛かった。 【ピエール(HP2/5程度) (MP1/2程度) (感情封印)  所持品:青龍偃月刀、魔封じの杖、ダガー、死者の指輪、オートボウガン、魔法の玉、毛布、  ウインチェスター+マテリア(みやぶる)(あやつる) 対人レーダー  第一行動方針:ドルパを迎え撃つ 第二行動方針:ここにいる奴等を全員殺す  基本行動方針:リュカ以外の参加者を倒す】 【ギード 所持品:首輪、不明  第一行動方針:テリーの治療 第二行動方針:首輪の研究】 【テリー(DQM)(精神不安定回復気味、右肩負傷)  所持品:突撃ラッパ、シャナクの巻物、樫の杖  第一行動方針:治療を受ける 第二行動方針:わたぼう、わるぼうを探す】 【ルカ 所持品:ほしふりのオーブ 行動方針:テリーの治療】 【トンベリ(トンヌラ) 所持品:包丁(FF4) スナイパーアイ 行動方針:テリー達についていく】 【ドルバ 所持品:不明 行動方針:ピエールを倒す】 【現在位置:カナーン北の草地】

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