FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki 262話


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第262話:Rise in Dale


レーベでの宴から、何時間が経っただろうか。
遂に夜が明けた。

勿論放送は聞いた。
マリアという名が出たその瞬間に、彼の顔には微笑が生まれていた。
自分が壊したのだから、名を連ねたのは当然だ。彼女の最期の姿を思い出す。

しかしそれ以上に興味ある事があった。
それは、あのレックスの死だ。

思い出してみれば、この地に呼ばれる前に何度も会った事がある。
剣術の才能に溢れ、妹のタバサとも仲がよく、そしてあの目がリュカとビアンカに似ていた。
そんなレックスが死んだのだ。恐らくは修羅場を潜り抜けることに失敗したか。

――しかしどうやらタバサの方は死んでいないようだ。
それにリュカもビアンカも…そして何故かこの地にいるパパスの方も。

「そしてメインディッシュも死んでいない……幸運だな。そう思うだろう?ヘンリー」

そう呟くと、デールは笑った。
哄笑していた。朝というには不自然すぎることこの上ない、が。
今一番壊したいと思っているヘンリーと小娘が死んでいない事に大きな喜びを感じたから。
だから彼は笑うのだ。素直に、またもや起こる感情の昂りを覚えて。

その姿は魔界に生きるモノにも似ていたし、
ソレにも似つかない恐ろしいモノにも見えただろう。

そして今度は思慮深く考えることにした。
これからの方針に付いてだ。大切なことである。

ヘンリーと小娘を殺すのは当然として、その後の方針のこともある。
まずは銃弾を奪わなければ話にもならないだろうし、潜伏や襲撃のタイミングもある。

とりあえず、次の世界への扉とやらに行くのが正解か。
この世界の技術力では無理でも、次の世界とやらでは大丈夫かもしれない。
この近くで出現する扉……レーベか。またはその南の森。

暫く迷った後、彼は東へと歩き出した。
レーベの村で扉を探すことにしたのだ。

「次こそは必ず……」

彼の瞳には、また殺意が宿っていた。


【デール 所持品:マシンガン(残り弾数1/3)、アラームピアス(対人)、
 ひそひ草、アポカリプス+マテリア(かいふく) リフレクトリング
 第一行動方針:レーベの村の扉を探す 第二行動方針:皆殺し(バーバラ[非透明]とヘンリー(一対一の状況で)が最優先)】

【現在位置:レーベの西の山間部付近→レーベの村へと移動中】