131話

第131話:Why am I here?


「ん?…あそこに丁度いい影があるな、あそこで休むか……」
マティウスは小さな山陰を見つけ、そこへと目指し歩く。
本当に、何故自分は蘇ったのか?もしかして此れが本当の死後の世界というものなのか?
幻覚?それもあるかもしれない、ただ分かるのは自分が此処に居るということ。

「お…また久しぶりにお客が現れたな」
気がつけば、山影の近くまで来ていた、そこには派手な衣装を来た男?女?よく分からないが人が立っていた。
「俺は物真似師ゴゴ、今まで物真似をして生きて来た。
 お前は今何をやっているのだ?」
何だこの男は?物真似師?それに言っていることも理解できないな。
私のやっていることか…そうだな、今私がやっていることか…。
「自分が何故此処にいるか、その答えを探している」
ゴゴと名乗る男は考え始めた、目しか見えないというのはなかなか恐怖感があるな。
「そうか、なら俺も自分が此処に居る答えを探すという物真似をやってみるとしよう」

正気か?私の感想は正直なところ、その一言だった。
だがこの男からはどうも先ほどから只者ではない気を感じる。
「そうだな、先ず私が何をしてきたのか、それから話をするとしよう」
覆面の男と向き合い、私は静かに語り始めた。男は静かに私の話を聞いていた。

【マティウス 所持品:ブラッドソード
 第一行動方針:ゴゴと話す 最終行動方針:何故自分が蘇ったのかを知る
 備考:非交戦的だが都合の悪い相手は殺す】
【ゴゴ 所持品:ミラクルシューズ ソードブレーカー
 第一行動方針:マティウスの物真似をする】
【現在位置:レーベ南西の山岳地帯(ブオーンの背中)】

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最終更新:2008年01月31日 17:49
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