FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki 560話


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そもそも、確かに色々とストレスのたまる一日ではあったが、前日はちゃんと睡眠をとっていた。
それに、仮にも俺は世界最強の国家たるバロン王国における最強の軍隊、竜騎士団の隊長だ。
この程度の怪我やストレスで動けなくなるほど柔な鍛え方はしていないし、
ゼロムスを倒した後もこれ以上の寒さかつ空気の薄い試練の山において、鍛錬を怠らずに過ごしてきた。
では、これは一体どういうことなのだ???

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さて、この殺し合いの場において、最もおろかな死に方は、なんだ?
戦死? 失血死? 衰弱死? 溺死? 病死? 餓死? いや、違う。
旅の扉へたどり着けずに爆死することだ。そして俺は今、その危機に直面しているのだ。

…やはりこんな姿になってしまったせいなのか。あまりに寒くて、意識が薄れかける。
放送の際に地震が起きなければ、きっと夢見心地のまま、誰にも意識されない下等生物として死ぬことになっただろう。
俺の目標は最後まで人間として生き抜くことだ。生き残っても人間に戻れないのでは意味はないし、
ましてゴミのような薄汚い小動物のまま一生を終えるなど、これ以上ない屈辱。


いや、こういう時こそ冷静さが必要だ。まず、俺の体はどうなっている?
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まず、俺はカエルになっている。
体中がぬめり、口は裂け、首はつまり、目が飛び出し、腰骨が横に広がり、肋骨はない。
ぼってりと腹がふくらみ、重くて長いこと立ってなどいられない。当然、加速装置など使えない。
両手の指は消え、だが足の指は増え、指の間には皮膚の膜が生じている。
耳たぶがなく、音の感覚がおかしい。現に、どこかから水の流れ落ちる音が聞こえるが、
音がダイレクトに耳に入ってくるのか、普段よりも大きな音に聞こえる。

これほど寒くて風の強いところにいたら、皮膚が乾燥して死んでしまうかもしれない。
カエルになってしまったために、脚力、移動力は落ちている。
当然武具の装備も無理。せいぜいプロテクトリングをはめられるくらいだ。加速装置もこの体には合わない。
だが、十分に休んで体力はある程度回復している。

さて、どうすればいい? 他に参加者がいればまだ手の打ち様もあったかもしれんが、あいにく俺は独りだ。
何かいい案はないか? そういえば……。



貿易が盛んな街、カナーン。
ウルやカズスの商人はもちろん、海が近いため、多くの街や村の商人がここを訪れる。
貿易商シドの実家があるのもこの街だ。
ジェノラ山の麓に位置し、そこからあふれ出る水が川となり、街を横切っているのも特徴の1つ。
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ジェノラ山の麓に位置し、そこからあふれ出る水が川となり、街を横切っているのも特徴の1つ。
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やはり知識は得ておくものだ。城の図書保管庫で得た知識が、まさかこんなところで役に立とうとは。
陸上移動に関しては、カエルの足なら壁に張り付くことが出来るとはいえ、足を滑らせれば終わりだ。
そもそも普通に飛び跳ねながら移動して間に合うとも思えない。
そう、こうなれば川に飛び込み流れに身を任せて、カナーンまで一気に下るしかないのだ。
幸い、泳ぐのに適した体になっている。時間的猶予もない。四の五の言っていられる状況ではない。

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【カイン(HP1/5程度、左肩負傷、少々疲労、カエル)
 所持品:ランスオブカイン、光の剣、ミスリルの篭手 プロテクトリング 加速装置 レオの顔写真の紙切れ ミスリルシールド
     ドラゴンオーブ
 第一行動方針:旅の扉へたどり着く
 最終行動方針:殺人者となり、ゲームに勝つ】
【現在位置:ジェノラ山~カナーン間】

カナーンの町にも滝があります。プロテクトリングで落下の衝撃はやわらぎます。