FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki 10話

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第10話:すぐそこにある狂気


降り立ったのはレーべの村の民家の中。
窓から外を見ると、辺りには人の気配が無かった。猫の子一匹居ない。今のところは。
ティファはぞっとした。
本当に、もう逃げられないのだ。これは現実なのだ。
クラウドたちはどうしたのだろうか。その姿は見当たらない。
おそらくは別々に違う場所に飛ばされたのだろう。探せばどこかにいるはず。
それでもティファは複雑な気分にならずにはいられなかった。
やっぱり、みんなで殺し合うのか、もう逃げられないのか。と。
いや。ともかく、しばらくは様子を見よう。
そこから糸口が掴めるかも知れない。
腹を決めてベットの上に座り込むと、ティファは支給された袋の中を探ってみた。
入っていたのは先の説明でティアマトの言っていた物が一通り。
それから、袋の底のほうからから一枚の紙と共に重い鉄の塊が出てきた。
一瞬それが何なのかティファは理解する事に躊躇した。
それは、どこをどう見ても、拳銃だったのだ。
一緒になっている紙は説明書のようだったが、専門用語だらけの為わけが解らない。
理解できたのは、COLT GOVERNMENT M1911A1、
というのがこの銃の名前らしいという事ぐらいか。
それから、いかにも殺傷力がありそうな一振りのナイフも一緒に付属していた。
いずれにせよ、冗談じゃない。
ティファは銃とナイフを袋の底に押し込んだ。

…狂ってる。何なのよ、これ。

殺し合いですって?冗談じゃないわ。仲間同士とも殺し合うなんて!
…いや、落ち着け…落ち着け。今はクラウドと合流することが一番だ。出来ればバレットたちとも。
ティファはしばらく考え込んでいたが、覚悟を決めるとゆっくりとドアを開け、
警戒しながら民家の外へと足を踏み出した。

【ティファ 所持品:コルトガバメント(予備弾倉×5)、エアナイフ
 行動方針:クラウド、バレット達との合流】
【現在位置:レーベの村の民家】