FFDQバトルロワイアル3rd資料編@wiki 324話


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第324話:そして、戦いは続く


廃墟と化したアリアハンの街、街だからあって当然だがその一角に井戸がある。
街を歩き回っていて目に入ったそれが気になって近づいたハッサン。
「井戸?そういやあ…もしやここが旅の扉かよ!?」
覗き込んでみた井戸の底は水面の反射だけでなく
確かに何だか光っている気がしないでもない。
かつて自分たちが冒険した世界では井戸が二つの世界をつないでいたこともあった。
だからスムーズに連想することができたが、これはちょっとわかりにくいだろう。

すでに時間も無く、ここでは今のところ誰にも会っていない。
この時点でアリアハン大陸に残っている人数自体がごくわずかなのだが
ハッサンが知るわけもない。
もう皆次の世界へと向かったのだろうか。自分も向かうべきだろうか?
そんなハッサンの背後にゆっくりと近づく殺意。


おおよその位置をつかんで来てみればぼろぼろの鎧を着た大男がいる。
その男の視線が、セフィロスの探し物の位置を教えていた。

―その井戸か。それにしてもこの男は何をしている。
 ククク…こんな時間まで待ち合わせか?そいつは死んでいるのではないのか?

セフィロスは極力気配を消したままで背を向けたままの男に近づく。
少しずつ二人の間の距離が詰まってゆく。もう少し。まだ遠い。
村正を持つ手に少しずつ力が込められていく。
やがて間合いに到達し、疾風のごとく突きかかるセフィロスの凶刃。
だが。

「甘いぜ!あんたが思っている以上にあんたの殺気は強いみたいだぜ!」
大男は振り返ると同時に手にある奇跡の剣で突きを払いのける。
その動きに続くハッサンの斬撃をかわしてセフィロスは井戸の近くへと飛び退った。

「ようやく誰かいたと思ったらこんな奴かよ。…ん、まてよ?
 おい。まさかあんたがロザリーさんを襲い街をぶっ壊したのか?」

氷のような印象を受ける銀髪の黒コートは僅かに間をおいて言い放つ。
「クク……さあな。何人か殺したが他人の名前など気にしていない」
「んだとぉ!?あんた…人を殺したなんて、軽く言いやがって!
 あんたみたいに人を殺してまわることこそ魔女の思うつぼだろ!?わかんねぇのか!?」

沸騰して何かわめき散らす男の言葉を聞き流しつつ相手の観察、状況確認を行う。
目の前の男は見たところかなり戦闘経験のあるパワー型の戦士、または格闘家のようだ。
今の反応からして雑魚ではないが、体力もいくらかは回復したことであるし
1対1でまともに戦って私が負ける要素は無い。
しかし。
最も気がかりな時間はもうすでにほとんど残されていないはずだ。
いくらかでも手間取ってタイムオーバー、では話にならない。
ここは移動を最優先すべき局面だ。


「とにかく、あんたは放っちゃおけねえ。聞いてるのか!?」
「…残念だがお前の相手をする時間は無い」
話の間に魔力を集めていたセフィロスの左手がハッサンに向けられる。
同時にハッサンの周囲の空気が急速にその温度を下げ始め、
魔法による青い氷がハッサンを包みこんでいく。フリーズ。
そのまま振り向きもせずに井戸へと飛び込むべくセフィロスはふちに足を掛ける。

突然にその背後で起こる、意図しない鈍い爆発の音と衝撃。
振り返るとそこにはフリーズの氷を割って立ち上る火柱が。廃墟から砂煙が舞い上がる。
ハッサンは自爆…ではなく判断良くレンジャーの大技、ひばしらでフリーズを相殺したのだ。

セフィロスが状況を確認し次の行動を考えるより早く、炎と砂煙を突き破って
ハッサンの巨体が飛び出し、その勢いのままセフィロスへと体当たりを敢行する。

「なんだと!?」
「生憎ちょっと爆発やら爆風なんかで鍛えられちまってな!逃がさねぇぜ!!」

しっかりと村正を持つセフィロスの腕をつかむハッサン。
もつれ合いながら二人は井戸の底へと落ちてゆく。
そのまま二人は同時に次の世界へと旅立っていった。

【ハッサン(HP 3/10程度)
 所持品:E神秘の鎧(半壊) E奇跡の剣 爆発の指輪 いばらの冠 嘆きの盾 グリンガムの鞭
 第一行動方針:セフィロスを倒す 
 第二行動方針:オリジナルアリーナと仲間を探す
 最終行動方針:仲間を募り、脱出 】
【セフィロス(HP1/2程度)
 所持品:村正 ふういんのマテリア 攻略本 オーガシールド いかづちの杖
 第一行動方針:ハッサンを倒す
 最終行動方針:参加者を倒して最後にクジャと決闘】
【現在位置:新フィールドへ】