品質などのオプション要因によって装備品の価格が上下する場合の扱いを、「
CF」(cost factor、試訳:価格倍率)という概念で統一しています。これは、価格が上がるいくつかの異なる要因がある場合に、掛け算によって値段が法外に上がってしまう現象を防ぐものです。
CFを用いた表記によると、全ての品物はベースとして「CF 1」をもち、例えばTL6以下の優品質の剣であることは「+3 CF」をもつので、この結果、優品質の剣は武器表上の価格の (CF 1 + 3 CF) = 4倍の価格で買えることになります。さらに、この剣が銀メッキ(+2 CF。『
キャラクター』には「価格が3倍」とある)を施されている場合、価格は
- 4倍(優品質の剣)×3倍(銀メッキ) = 12倍の価格
ではなく、
- CF 1(ベース) + 3(優品質の剣) + 2(銀メッキ) = 6倍の価格
となります。
最終的なCFが0.2を下回った場合は、CF 0.2として扱われます。
ベースとなる品物が一般の道具であるか、武器であるか、鎧であるかによって、異なるオプション要因があります。また、特に鎧の多くでは、ここに挙げた以外にも、メイルにのみ適用可能なオプション、プレートアーマーにのみ適用可能なオプションなど、様々なものがLow-Techで多数導入されています。
関連項目
最終更新:2010年12月13日 23:29