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houtei13


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//100000から 法廷パート2-1
no_100000,haikei,none;
no_100005,tanteipart;
no_100010,text,normal;
no_100015,type,none,none,<font color='#00FF00'> 8月11日 午後9時 46分 <br> 地方裁判所 被告人第3控え室 ;
no_100020,music,none;
no_100025,haikei,hikae;
no_100030,LR,LRhoutei1;
no_100035,speakB,mai,maiA,うー‥‥今日のことを考えていたら<br>ロクに眠れなかったのじゃ。;
no_100040,,giko,maiA,眠たそうだな。ムリするなよ。;
no_100045,,mai,maiA,平気なのじゃ! 妹者はこれくらい<br>ダイジョーブなのじゃ!;
no_100050,,mai,maiA,ギコにぃ! 今日は絶対に    <br>杏子殿を助けるのじゃ!;
no_100055,,giko,maiA,ああ、最初からそのつもりさ。;
no_100060,,mai,maiA,お! 杏子殿が来たのじゃ!;
//(杏子、登場)
no_100070,,anko,ankoB,おはようございます。ギコさん‥‥;
no_100075,,giko,ankoB,気分はどうだ?;
no_100080,,anko,ankoB,おかげさまで‥‥はぁ。;
no_100085,,mai,maiA,ほらほら、そんなタメ息ついたら <br>幸せが逃げていくのじゃ。;
no_100090,,mai,maiA,ショボ刑事みたいに、      <br>シャキーンとするのじゃ!;
no_100095,,anko,ankoB,はぁ‥‥“しゃきーん”と‥‥;
no_100100,,mai,maiA,そうじゃ! しゃきーん、と。;
no_100105,,anko,ankoB,あの刑事さん、どちらかというと <br>“しょぼーん”としてますけど‥‥;
no_100110,,???women,ankoB,<font color='#00FF00'>ショボーン‥‥</font>;
no_100115,,anko,ankoB,そう、そんな感じ‥‥‥‥あ。;
//(姉者、登場)
no_100130,,mai,maiA,あ‥‥お、おはようなのじゃ。;
no_100135,,ane,aneA,ふぁ~‥‥おはよ‥‥‥‥;
no_100140,,mai,maiA,姉者、眠そうなのじゃ‥‥;
no_100145,,ane,aneA,だって、仕事が忙しくて     <br>徹夜つづきだし・・・・;
no_100150,,mai,maiA,原因は仕事だけではないじゃろう。;
no_100155,,ane,aneA,なんか言った?;
no_100160,,mai,maiA,ガクガクブルブル、いや‥‥‥‥ <br>毎日ご苦労様なのじゃ。;
no_100165,,ane,aneA,なんだかお肌に良くない生活だわ。;
no_100170,,ane,aneA,それはそうと例の件、      <br>結果があがったわよ。;
no_100175,,mai,maiA,姉者、すまんのじゃ。;
//(汚れた布・包帯を取り出す)
no_100190,,giko,aneA,お。すまなかった。;
no_100200,,ane,aneA,この包帯の血と布に付いた    <br>赤いハンテン‥‥人間の血液だわ。;
no_100205,,mai,maiA,血‥‥‥‥           <br>それでいったい誰の血なのじゃ?;
no_100210,,ane,aneA,血液中のDNAを検査した結果、 <br>一致したの。;
no_100215,,mai,maiA,‥‥何と?;
no_100220,,ane,aneA,浅墓 章太郎。         <br>被害者のものと‥‥。;
no_100225,,giko,aneA,<font color='#00FFFF'>(やっぱりそうだったか‥‥)</font>;
no_100230,,ane,aneA,ただひとつだけ気になることが‥‥;
no_100235,,ane,aneA,包帯についてるほうの      <br>血液なんだけど‥‥‥‥;
no_100240,,mai,maiA,どうしたのじゃ?;
no_100245,,ane,aneA,一部の赤血球に         <br>溶血の形跡があったわ。;
no_100250,,giko,aneA,ヨウケツ?;
no_100255,,ane,aneA,普通の水や純水みたいな低張液に <br>血液を浸すと、;
no_100260,,ane,aneA,浸透圧の差で赤血球が水を吸って <br>赤血球の内容物が溢れ出ちゃうの。;
no_100265,,mai,maiA,‥‥‥‥‥どういうコトじゃろう?;
no_100270,,ane,aneA,要するに、この血液は、水に浸して<br>あった形跡があるって事よ。;
青文字   「証拠品《汚れた布》の      <br>データを書き換えてファイルした。;
青文字   「証拠品《包帯》のデータを    <br>書き換えてファイルした。;
 
アネジャ  「そのナゾを解くのは・・・・     <br>アナタたちよ!;
      「それじゃあ、やらないといけない <br>検査があるから。頑張ってね。;
      「ふぁ~眠いわ・・・・; 
ギコ    「すまなかったな。        <br>忙しいトコロを‥‥;
イモジャ  「どうせ途中でサボって、     <br>居眠りするから平気なのじゃ‥‥;
アネジャ  「なんか言った?;
ギコ    「(なにげにコワいぞ・・・・);
イモジャ  「・・・・姉者・・ムリは禁物なのじゃ‥‥;
アネジャ  「じゃ、わたしはこれで・・・・;

(姉者、退場)

イモジャ  「そういえば‥‥所長殿に頼んでいた<br>ホーセキはどうなったのじゃろう?;
ギコ    「今、所長が調べている。     <br>分かり次第、すぐに届けるとさ。;
イモジャ  「間に合うといいのぅ‥‥。;
アンコ   「ところで今日の裁判‥‥     <br>誰が証人として出廷するんですか?;
ギコ    「板川だよ。           <br>多分あいつ1人だけだ。;
アンコ   「部長ですか‥‥いったいどんなこと<br>を証言するんでしょうか‥‥;
ギコ    「ああ、まったく‥‥       <br>どんな証言をするんだろうな。;
アンコ   「‥‥‥‥?;
イモジャ  「もうすぐ裁判が始まるのじゃ。;
      「それじゃあ‥‥行くのじゃ!;
ギコ    「(板川‥‥あいつこそが     <br> この事件の真犯人だ!);
      「(誰のタメにもならない     <br> 自己中心的な事件の犯人。);
      「(今日の審理で‥‥       <br> 必ずヤツを追いつめる!);
      「(覚悟しておかなきゃな‥‥   <br> 今日は荒れるぞ‥‥);           

                      ○                 ○
緑文字   「  同日 午前10時00分   <br>   地方裁判所 第3法廷   」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「これより西 杏子の法廷を    <br>開廷します。          」
      「弁護側、検察側、共に準備は   <br>よろしいですか?        」
ギコ    「弁護側、準備完了しているぞ。                    」
フサギコ  「検察側、準備完了している。                     」
モナー   「昨日の法廷をおさらいしましょう。                  」
      「被害者は、当初はずっと     <br>北墓地にいたと思われていました。」
      「ところが、昨日の証人によって  <br>それが覆されました。      」
      「昨日の証人が回った時、     <br>オバケ役は南墓地にいた‥‥。  」
      「問題となるのは、そのオバケ役が <br>誰なのか、ということです。   」
      「弁護側は、被害者でも      <br>甘楽 育夫さんでもない誰か‥‥ 」
      「つまり、第3者が        <br>林の中にいたと主張しました。  」
      「それに対して検察側は、南墓地にい<br>たのは被害者だと主張しました。 」
      「被害者が一時的に南墓地に移動し、<br>のちに北墓地へ戻った‥‥と。  」
      「両者の主張は、         <br>今も変わりありませんね?    」
ギコ    「ああ。                               」
フサギコ  「‥‥言うまでもなく。                        」
モナー   「よろしい。                             」

(木槌)

モナー   「では、フサギコ検事。      <br>証人を入廷させてください。   」
フサギコ  「キモだめしの参加者、      <br>板川 淳二を入廷させよう。   」
ギコ    「(いよいよだな‥‥)                        」
      「(ヤツの証言‥‥        <br> 絶対に崩してみせる!)    」

(板川、入廷)

フサギコ  「証人。名前と職業を。                        」
イタガワ  「板川 淳二って言います。    <br>黒磨日大学の3回生です。    」
      「ふつつか者ですが、       <br>どーぞよろしくお願いします。  」

(傍聴席) 「ねえ、あの人さぁ、、顔良くない?                  」
      「ああいう男性、好みなのよねえ‥‥                  」
      「きゃ! 今こっち向いたわ!                     」
      「あの検事なんかより、      <br>ずっとイケてるじゃない‥‥   」

ギコ    「(法廷中の女たちが       <br> 大騒ぎしているな‥‥)    」
イモジャ  「モテモテなのじゃ。                         」
モナー   「静粛に! 静粛に!       <br>いい男だからって騒がない!   」
イタガワ  「やだなあ、もう。        <br>皆さんはしゃがないでください。 」
      「ねだられても、         <br>サインなんてできませんよ。   」
      「‥‥‥‥かけないですからね。                    」 

右手で髪をかき上げる仕草。その人差し指には包帯が巻かれている。

ギコ    「(・・・・スター気取りかよ‥‥)                    」
イタガワ  「恥ずかしいから、        <br>早く終わらせたいですねえ。   」
フサギコ  「心配はいらない。        <br>すぐに終わるだろう。      」
モナー   「ええと、それでこの証人は    <br>どんなことを証言するんですか? 」
フサギコ  「もちろん‥‥事件当夜、     <br>南墓地にいたのは誰なのか?   」
      「‥‥その答えをだ。                         」
モナー   「分かりました。                           」     
フサギコ  「フサァ!            <br>早速、証言してもらおう。    」
      「キモだめしの時、証人が林の中を回<br>った時のことを‥‥       」

(木槌)

モナー   「それでは証言をお願いします!                    」

赤文字   「  ~キモだめしの時のこと~                    」

イタガワ 1「ボクが林の中を回ったのは、   <br>12時から12時20分までです。」
     2「順番で言えば、昨日証言した   <br>優子ちゃんの1つ前です。    」
     3「2回目に脅かされた時、そこから <br>川が見えたことを憶えています。 」
     4「そのオバケ役のことですけど‥‥ <br>あれは間違いなく浅墓くんでした。」
     5「布の特徴が、前に見せてもらった時<br>と一致していましたからね。   」

モナー   「ふむう‥‥なるほど。                        」
フサギコ  「フサァ!            <br>これで問題は解決された。    」
      「ごくろうだった、証人。                       」
イタガワ  「いえいえ‥‥          <br>お役に立てて何よりです。    」

ギコ“待った!”

ギコ    「ちょっと待てよ。                          」
      「こっちは尋問をしたくて、    <br>さっきからウズウズしてるんだぜ?」
フサギコ  「だ、そうだ。証人。                         」
イタガワ  「やだなあ弁護士さん。      <br>そんなにニラまないでくださいよ。」
モナー   「分かりました。         <br>では、尋問をお願いします。   」
ギコ    「(今すぐ板川を追いつめることは <br> できない‥‥)        」
      「(地道にムジュンを指摘していく <br> しかないか‥‥)       」

【ゆさぶり】

イタガワ 1「ボクが林の中を回ったのは、   <br>12時から12時20分までです。」
ギコ”待った!”
ギコ    「その時間に間違いは無いのか?                    」
イタガワ  「間違いは無いでしょう。時計も  <br>見ましたし、何より‥‥順番がね。」
ギコ    「順番?                               」

イタガワ 2「順番で言えば、昨日証言した   <br>優子ちゃんの1つ前です。    」
ギコ”待った!”
ギコ    「順番?                               」
イタガワ  「キモだめしは各自決めた順番で  <br>回っていくんです。       」
      「ボクは順番から言って優子ちゃんの<br>1つ前なんですよ。       」
フサギコ  「順番の件については前日の証言者 <br>川岸 優子も、         」
      「被告人・西 杏子からも警察が  <br>取調べをした結果、       」
      「どちらも確かに順番的には証人の <br>証言と一致している。      」
モナー   「順番で言えば、最後から3番目  <br>ですね。            」
      「分かりました。では、証人、その後<br>何か変わった事は?       」
イタガワ  「別に変わった事では無いですが‥。                  」

イタガワ 3「2回目に脅かされた時、そこから <br>川が見えたことを憶えています。 」
ギコ”待った!”
ギコ    「川が見えた‥‥、        <br>(昨日の優子の証言と同じだ。) 」
イタガワ  「えぇ、その通りです。      <br>間違いありません。       」
ギコ    「しかし、昨日の証言でも同じ事を <br>証言していたが、        」
      「それでは2人の脅かし役の位置が <br>変化してしまうぞ!       」
(ここでフサギコの“待った”があると良いと思う。) 
フサギコ  「待っていただこうか、ギコ君。                    」
      「確かにキミは昨日、被害者でも  <br>甘楽氏でもない、        」
      「第3のオバケの可能性を示唆した、<br>だがそれはあくまで可能性だ。  」
      「例え面倒であったとは言え、   <br>何か理由があって、       」
      「脅かし役が位置を変えた可能性も、<br>残っている以上‥‥‥、
      「脅かし役の位置の変化の議論など、<br>何の意味も持たない。      」
ギコ    「くっ!             <br>(確かに‥。)         」
フサギコ  「フッ、分かって頂けたようだな。                   」
モナー   「とにかく‥、                            」
      「川の見えた場所、        <br>すなわち南墓地で、       」
      「一体誰と会ったかを証人は    <br>証言してください。       」

イタガワ 4「そのオバケ役のことですけど‥‥ <br>あれは間違いなく浅墓くんでした。」
ギコ“待った!”                                 」
ギコ    「あ、浅墓だと!?                          」
モナー   「つ、つまり証人は、被害者と   <br>接触をしたと言うのですか!?  」
イタガワ  「ハイ、その通りですよ。                       」
      「ボクが通る際にはまだ浅墓君は  <br>生きていた。問題ないでしょう? 」
ギコ“異議あり!”
ギコ    「しかし!被害者は北墓地で    <br>殺害されていた!        」
      「川の見えていた場所、すなわち  <br>南墓地で見かけていたなら、   」
      「北墓地で死んでいるのはおかしい!                  」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「ギコ君、何度も言わせるな。                     」
      「この証人や川岸 優子は確かに  <br>川の見える南墓地で目撃している。」
      「だが被告人が通る際にも被害者が <br>南墓地にいたかはわからない!  」
      「もしかしたら被害者は川岸 優子が<br>通った後に北墓地に戻った、   」
      「その可能性を完全に拭い去る事は <br>出来ないのだよ。        」
      「“被害者が初めから南墓地に   <br>行かなかった”というつもりなら、」
      「証拠を提示してもらわねば困る。                   」
      「証拠無き発言は力を持たない。  <br>そうだろう?          」
モナー   「その通りです。         <br>フサギコ検事の言う通り、    」
      「被害者は何度か移動を重ねた後に <br>殺害されたかも知れません。   」
ギコ    「(クソ、かえって裁判長に    <br> 印象をつけちまった。)    」
      「(なんとかアイツのスキを見つけ <br> なければ。)         」
モナー   「証人、何故あなたはそのオバケを <br>被害者と断言できるのですか?  」
イタガワ  「ええ、それは‥‥。                         」

イタガワ 5「布の特徴が、前に見せてもらった時<br>と一致していましたからね。   」
ギコ“待った!”                              」
      「布の特徴‥‥?                           」
イタガワ  「そうです。                             」
      「キモだめしで使う布を、     <br>以前見せてもらったんです。   」
      「その特徴が、2回目に出てきた  <br>オバケ役の着ていた物と‥‥   」
モナー   「一致していたわけですか‥‥                     」
フサギコ  「実に分かりやすい説明だな。                     」
イモジャ  「一応、スジは通っているのじゃ。                   」
ギコ    「まあ、信じるつもりはないけどな。                  」
      「(どうしよう?         <br> もっと突っ込んでみるか?)  」

 別にいい
→いつ頃見せてもらったのか
 布の特徴とはどんなものか

ギコ    「その布だけど‥‥証人はその布を <br>いつ見せてもらったんだ?    」
イタガワ  「そうですね、キモだめしの    <br>打ち合わせの時に浅墓君から   」
      「見せて貰ったんですよ。変わった布<br>だったので、脅かすのに適当だと 」          」
      「感心した程ですし、はっきり印象に<br>残っていたんです。       」
フサギコ  「そのオバケ役がつけていた布が  <br>被害者の物なのであれば、    」
      「そのオバケは間違いなく被害者  <br>だろうな。           」
モナー   「なるほど、証人が見たオバケ役は <br>被害者と思って良いみたいですな。」
ギコ    「(う~ん‥‥。)                          」

【ループ】
イモジャ  「流石にスキが無いのじゃ‥‥‥。                   」
ギコ    「それでもアイツが真犯人なら   <br>絶対にウソをついているはずだ。 」
      「スキがないならゆさぶって    <br>作るまでだ!          」


 別にいい
 いつ頃見せてもらったのか
→布の特徴とはどんなものか

ギコ    「布の特徴って‥‥        <br>具体的にはどんなものなんだ?  」
イタガワ  「うーん、そうですねえ‥‥                      」
      「特徴といっても、オバケの顔が  <br>描かれていただけですけど‥‥  」
ギコ    「じゃあ‥‥           <br>どんな顔だったんだ。      」
イタガワ  「ええと、確か‥‥                          」
      「口を大きく開けて、怒ったような顔<br>をしていましたね。       」
ギコ    「(怒ったような顔‥‥)                       」
モナー   「その顔が描かれた布を、オバケ役は<br>着ていたんですね。       」
イタガワ  「ええ、間違いありません。                      」
モナー   「どうでしょう、弁護人。     <br>このことは重要だと思いますか? 」

→重要である
 重要ではない

ギコ    「たぶんそうじゃないかな。                      」
イタガワ  「たぶん‥‥か。         <br>自信なさそうですね。      」
ギコ    「とにかく証言は、        <br>詳しい方がいいに決まってる!  」
      「証人。布の特徴に関する今の発言を<br>証言に加えてくれ。       」
モナー   「では証人、布の特徴に関する証言を<br>追加してください。       」
イタガワ  「はいはい、分かりました‥‥                     」                    」


イタガワ5B「相手が着ていた布に、怒ったような<br>顔が描かれていましたからね。  」
ギコ”待った!”
ギコ    「‥‥怒ったような顔って?                      」
イタガワ  「言うまでも無いでしょう。変装用の<br>布の事ですよ。         」
ギコ    「間違いないのか?怒った顔って。                   」
イタガワ  「えぇ、間違いないでしょう。                     」
ギコ    「(どうやら、捕まえたな。)                     」

イタガワ5B「相手が着ていた布に、怒ったような<br>顔が描かれていましたからね。  」

→つきつける『変装用の布』or『汚れた布』(※1)

(※1)『変装用の布』をつきつけた場合

ギコ“異議あり!”
      「証人。アンタが見たオバケ役が  <br>着ていた布のことだが‥‥    」
      「怒ったような顔が描かれていた‥‥<br>間違いないな?         」
イタガワ  「ええ、そうですけど。      <br>何か問題でも?         」
ギコ    「ああ‥‥大ありだよ。                        」
モナー   「いったいどういうことですか?                    」
ギコ    「どういうことか‥‥?      <br>一目瞭然だ!          」

(ギコ、『変装用の布』を取り出す)

モナー   「おや、それは‥‥                          」
フサギコ  「昨日提出された布だな。     <br>被害者が着ていた物だろう?   」
ギコ    「ああ。                               」
      「さてみんな。          <br>こいつを見て気づいたことは?  」
モナー   「‥‥‥‥‥‥‥‥!                         」
      「こ‥‥これは‥‥        <br>怒ってない‥‥?        」
ギコ    「そうだよ。誰がどう見たって   <br>怒った顔じゃない。       」
フサギコ  「笑った顔‥‥                            」
ギコ    「そういうことだ。                          」
      「証人。アンタさっき言ったよな?                   」
      「『キモだめしで使う布を、    <br>以前見せてもらった』って‥‥  」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「証人‥‥                              」
      「この布の表情‥‥アンタが見た時は<br>怒っていたというのか!     」
(アンタが見たt(ryの所で真相解明のBGM)
(傍聴人)
(木槌)

モナー   「静粛に! 静粛に!                         」
フサギコ  「弁護人。何が言いたい?                       」
ギコ    「証人が言った布の特徴は、    <br>この布と違っている。      」
      「それならば!                            」
      「南墓地にいたのが        <br>被害者だという証明にはならない!」
フサギコ  「な、なに‥‥                            」
ギコ    「被害者が着ていたのは、     <br>昨日提出されたこの布だ。    」
      「その特徴と違っているということは<br>やっぱり南墓地にいたのは‥‥  」
イタガワ  「弁護士さん、ちょっといいですか?                  」
ギコ    「な、なんだ証人?                          」
イタガワ  「どうもその様子じゃ       <br>知らないようですね。      」
ギコ    「し、知らないって‥‥何をだ?                    」
イタガワ  「決まっているじゃないですか。                    」
      「変装用の布が‥‥        <br>2枚あるってことをですよ。   」
ギコ    「!                                 」
モナー   「に、2枚ある‥‥        <br>いったいどういうことですか!  」
イタガワ  「浅墓くん、布を2枚用意していた。<br>そういうことですよ。      」
      「ボクが会った時、彼が着ていたのは<br>それではありません。      」
フサギコ  「もう1枚の布だった‥‥     <br>そういうことだな?       」
イタガワ  「ええ‥‥                              」
モナー   「し、しかし‥‥                           」
モナー   「現場からは、その布1枚しか   <br>発見されなかったんですよね?  」
フサギコ  「そうだ。1枚しかなかった。                     」
イタガワ  「うーん、ボクが思うに‥‥                      」
      「彼は何らかの理由で、もう1枚の布<br>を捨てちゃったんじゃないですか?」
      「そう、例えば‥‥        <br>あの川にでも‥‥        」
モナー   「南墓地の近くを流れていた    <br>あの川ですか‥‥        」
フサギコ  「まあ‥‥そう考えれば問題ないな。                  」
      「物を捨てられる場所といったら、 <br>あの川ぐらいだし‥‥      」
ギコ    「(もう1枚の布は        <br> 被害者が川に捨てた‥‥)   」
      「(それは違う! 昨日、優子が  <br> 確認したじゃないか!)    」
      「(あの証拠品が‥‥       <br> 変装に使われたものだと!)  」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「ちょっと待ってくれ!                        」
モナー   「なんですかな、弁護人?                       」
ギコ    「もう1枚の布は、        <br>本当に川に捨てられたのかな?  」
モナー   「どういうことですか?                        」
フサギコ  「現場からは発見されなかった。  <br>それならば‥‥         」
      「どこかに捨てられた。      <br>‥‥そう考えるべきだろう。   」

(ギコ、首を振る)

ギコ    「いいや、それは違う。                        」
緑文字ギコ 「もう1枚の布は、        <br>川に捨てられてはいない!    」

→『汚れた布』をつきつける

  ギコ“くらえ!”

ギコ    「証人。アンタの言う布‥‥    <br>こいつのことかい?       」
イタガワ  「!                                 」
モナー   「べ、弁護人! それは‥‥                      」
ギコ    「この証人が言う、もう1枚の布だ。                  」
フサギコ  「ど、どこでそれを‥‥                        」
ギコ    「野呂井神社の焼却炉の中から。  <br>石碑の所にあるヤツだよ。    」
フサギコ  「あの中から‥‥                           」
ギコ    「昨日の証人、          <br>川岸 優子も思い出したよ。   」
      「これは優子を脅かしたヤツが   <br>着ていたものに違いないそうだ。 」
モナー   「では被害者は‥‥                          」
      「その布を川ではなく、      <br>焼却炉に捨てた‥‥       」
      「そういうことだったんですね。                    」(※2へ飛ぶ)


(※1)『汚れた布』をつきつけた場合

ギコ    「異議あり!                             」
      「証人。アンタの言っている、   <br>怒った顔が描かれていた布‥‥  」
      「ひょっとして‥‥        <br>こいつのことかい?       」

(ギコ、『汚れた布』を取り出す)

イタガワ  「ええ! その布ですよ。                       」
      「‥‥‥‥‥‥‥‥!                         」
      「べ、弁護士さん。        <br>そいつをどこで‥‥       」
フサギコ  「弁護人。なんなんだその布は?                    」
ギコ    「野呂井神社の焼却炉の中から発見し<br>たものだ。           」
モナー   「焼却炉‥‥?                            」
ギコ    「証人。アンタが見たのは     <br>こいつで間違いないな?     」
イタガワ  「え、ええ‥‥まあ‥‥                        」
モナー   「いやいやいや!         <br>何を言っているんですか!    」
      「被害者が着ていたのは、     <br>昨日提出されたこの布でしょう。 」

(モナー、『変装用の布』を取り出す)

ギコ    「あれ、でも‥‥                           」
      「この布には怒った顔なんか    <br>描かれてないぜ?        」
モナー   「あ‥‥                               」
ギコ    「昨日の証人、          <br>川岸 優子も後で思い出したよ。 」
      「優子を脅かしたヤツは      <br>こっちの布を着ていたんだ!   」

(ギコ、『汚れた布』を取り出す)

イタガワ  「べ、弁護士さん‥‥あの‥‥                     」
      「その、浅墓くんは‥‥      <br>布を2枚持っていたんですよ。  」
モナー   「にまい‥‥?                            」
イタガワ  「そうです。それで‥‥                        」
      「ボクを脅かした時には、     <br>そっちの方を着ていたんです。  」
モナー   「あ、そういうことだったんですか。                  」
      「被害者は変装用の布を      <br>2枚持ってきていて‥‥     」
      「あなたを脅かした時には、    <br>この布を着ていた‥‥と。    」
イタガワ  「そ、そういうことです。                       」
モナー   「なるほど。           <br>これで問題はなくなりましたね。 」(※2へ続く)


(※2)

(ギコ、首を振る)

ギコ    「残念だが、それでもまだ‥‥   <br>問題が残る。          」
イタガワ  「も、問題‥‥?                           」
ギコ    「それはこの布が‥‥       <br>焼却炉で発見されたことだ。   」
モナー   「ど、どういうことですか。                      」
ギコ    「難しいことじゃない。                        」
      「南墓地にいたオバケ役は‥‥   <br>いつ、これを捨てたのか‥‥?  」
フサギコ  「い、いつ‥‥だと?                         」
ギコ    「焼却炉があるのは、       <br>野呂井神社の敷地内だ。     」
      「当然、捨てるためには      <br>野呂井神社まで戻る必要がある。 」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「しかし!                              」
      「被害者はずっと林の中‥‥    <br>墓地で待機していたはずだ!   」
      「被害者に‥‥          <br>布を捨てるチャンスはないだろう!」
(布を捨てるチャン(ryでおぶぢぇくしょんstart!)
イタガワ  「うわわわわ!                            」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「静粛に! 静粛に!                         」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「被害者がずっと林の中にいたという<br>コンキョはない!        」
      「恐らく昨日の証人を脅かした後、 <br>捨てに行ったのだろう。     」

ギコ“異議あり!”

ギコ    「何故、キモだめしが終わる前に  <br>そんなことをする?       」
      「ヤツにはオバケ役の仕事があったは<br>ずだ!             」
      「それに優子を脅かした後に捨てたと<br>は思えない。          」
モナー   「どうしてですか?                          」
ギコ    「考えてみてくれ。                          」
      「被害者は北墓地で殺害されている。                  」
      「優子を脅かした後、       <br>神社まで布を捨てに行き‥‥   」
      「その後、北墓地まで行った‥‥                    」
      「キモだめしの最中に、布を捨てに行<br>くだけでも不自然なのに‥‥   」
      「さらにその後、         <br>元いた北墓地に戻る‥‥     」
      「これだと被害者の行動‥‥    <br>何だかおかしくないか?     」
フサギコ  「む‥‥                               」
モナー   「確かに‥‥           <br>あり得ないとは言いませんが‥‥ 」
      「少しヘンですね。        <br>‥‥そう思います。       」
ギコ    「(よし!            <br> 裁判長も納得してくれた!)  」
      「(ワレながらいいスイリだったな。<br> これで何とか‥‥)      」
イモジャ  「でも‥‥あいつは平気な顔をしてい<br>るのじゃ。           」
ギコ    「え?                                」
(BGMstop)
イタガワ  「あのー、皆さん。実はですね‥‥ <br>さっきの証言なんですけど‥‥  」
      「あれにはですね‥‥       <br>まだ続きがあるんですよ。    」
ギコ    「え、つ、つづき‥‥?                        」
モナー   「続きって‥‥          <br>まだ何か言っていないことが?  」
イタガワ  「そうなんですよね‥‥                        」
ギコ    「な、なんで言わなかったんだ!                    」
イタガワ  「いやね、さっきの証言だけでも  <br>納得してもらえると思って。   」
      「だから‥‥このことは言わなくても<br>いいかな、って。        」

(木槌)

モナー   「どうやら聞く必要があるようです。                  」
      「証人。先ほどの証言の続きとやらを<br>お願いします。         」
イタガワ  「それでは皆さん、        <br>しばしご静聴お願いします‥‥。 」



赤文字   「  ~事件当夜・南墓地にて~                    」

イタガワ 1「南墓地でオバケ役と出会った‥‥ <br>その後のことなんですけど。   」
イタガワ 2「実は彼‥‥いや、浅墓くんと   <br>話をしたんですよ。       」
イタガワ 3「話の内容はとりとめもないことだっ<br>たんですけど‥‥        」
イタガワ 4「話をした後、そのまま神社の境内へ<br>戻ったんです。         」

ギコ    「な‥‥‥‥                             」
      「なんだってえええ!                         」
モナー   「あなたは‥‥被害者と      <br>直接会話を交わしたのですか!  」
イタガワ  「ま、そういうことです‥‥。                     」

ギコ“異議あり!”

ギコ    「い、いくら納得して       <br>もらえるからって‥‥‥‥    」
      「そんな重要なことを、さっきの証言<br>で明かさなかったのはおかしい! 」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「事実をいつ明かそうが、     <br>それは証人の自由だ。      」
      「この証人が真実を語っていれば、 <br>何の問題もないだろう。     」
ギコ    「くっ‥‥                              」
イタガワ  「すみませんねえ弁護士さん、   <br>迷惑かけちゃって‥‥      」
ギコ    「(板川のヤツ‥‥        <br> うまく逃げたか‥‥)     」
イモジャ  「でも‥‥絶対に逃がすわけにはいか<br>ないのじゃ。          」
ギコ    「‥‥ああ、分かってる。                       」
モナー   「それでは弁護人。        <br>‥‥尋問をお願いします。    」

【ゆさぶり】

イタガワ 1「南墓地でオバケ役と出会った‥‥ <br>その後のことなんですけど。   」
ギコ”待った!”
      「オバケ役と出合った。それから  <br>どうしたんだ?         」
イタガワ  「弁護士さん。僕はこれからそれを <br>証言しようとしているんですよ。 」
フサギコ  「その通りだ。先ずは落ち着いて聞く<br>事だ。弁護士。         」
       
イタガワ 2「実は彼、‥‥いや、浅墓くんと  <br>話をしたんですよ。       」
ギコ”待った!”
ギコ    「話‥‥だと!?                           」
      「主催者とは言え、アンタも    <br>脅かされる役だった筈だ!    」
      「どうしてオバケ役なんかと    <br>話す必要があるんだ!      」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「確かにオバケ役と話す必要は   <br>無いかもしれない。       」
      「しかし、現に話しているのなら、 <br>その議論は全く関係なかろう。  」
      「この議論は《被害者は何度か   <br>移動を重ねたかどうか》だ。   」
      「オバケ役と話していた不自然さなど<br>なんの問題にもならん。     」
モナー   「私もそう思います。                         」
ギコ    「(チッ!この質問じゃ意味が   <br> 無かったか)         」
      「それじゃぁ、          <br>何の話をしていたんだ?     」

イタガワ 4「話をした後、そのまま神社の境内へ<br>戻ったんです。         」
ギコ    「待った!                              」

イタガワ 3「話の内容はとりとめもないことだっ<br>たんですけど‥‥        」
ギコ    「待った!                              」
      「どんな内容だったんだ?                       」
イタガワ  「まあいろいろと。                          」
      「前に脅かした連中の様子とか   <br>聞きましたね。         」
ギコ    「へえ‥‥じゃあ、どんな様子か  <br>聞いたんだったら‥‥      」
      「俺たちにも教えてくれないか?  <br>できる限り詳しく。       」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「相変わらず人のプライベートに  <br>興味があるみたいだな。ギコ君。 」
ギコ    「そうじゃねぇって言ってるだろ! <br>ゴルァ!            」
イモジャ  「イタい人ってどっちかって言うと <br>ギコにぃの様な気がするのじゃ。 」
ギコ    「グバァッ!           <br>(一番言われたくない言葉を‥。)」
フサギコ  「分かって頂けたかな?お嬢さん。 <br>とにかく!           」
      「会話の内容など本法廷では    <br>不要なものだ!         」
ギコ”異議あり!”
ギコ    「とにかく疑問は小さくても残すべき<br>じゃない!           」
      「話の内容が事件と接している可能性<br>だってある。          」
モナー   「ふむぅ。確かに、法廷で疑問点は <br>あってはなりません。      」
      「証人。申し訳ありませんが、話の <br>内容を教えていただけますか?  」
イタガワ  「えぇ。わかりました。                        」
      「女の子たちは結構怖がったみたいで<br>すけど、男は反応が薄かったって。」
      「そう言っていましたよ。     <br>‥‥何か問題でも?       」
イモジャ  「相手も用心しているようなのじゃ。<br>そう簡単にはいかないのじゃ。  」
ギコ    「(発言は最小限にとどめておく  <br> つもりだな‥‥)       」
モナー   「ふむう‥‥会話を内容に関しては <br>特に問題なさそうですね。    」
イモジャ  「ギコにぃ、裁判長は       <br>ああ言っておるが‥‥      」
ギコ    「(会話の内容‥‥        <br> もっと探るべきか?)     」

 引いておく
→もっと探る

ギコ    「証人。会話の内容について    <br>もっと証言してくれ。      」
フサギコ  「フサァ! アキラメが悪いな。  <br>叩いたって何も出まい。          」
イタガワ  「構いませんよ、ちっとも。                      」
      「内容はほとんどキモだめしのこと <br>だったんですけど‥‥      」
      「そうそう! 彼、杏子ちゃんを  <br>脅かすことに燃えてましたね。  」
モナー   「被害者は被告人の幼馴染みだったと<br>昨日の法廷で聞きましたね。   」
イタガワ  「杏子ちゃんの怖がる姿、     <br>見たがってましたよ。      」
      「どうです?           <br>こんなものでよろしいですか?  」
モナー   「弁護人。私はこの証言に問題はない<br>と思いますが‥‥        」
ギコ    「(そうなんだよな‥‥)                       」
      「(しつこく聞くと、裁判長の心証を<br> そこねるオソれがあるが‥‥) 」

→会話の内容をさらに追求
 追求をやめる※1へ

ギコ    「だが証人。本当にそれだけなのか?<br>実はまだ何か隠し‥       」
フサギコ”異議あり!”
フサギコ  「いい加減に人の、それも男の   <br>プライベートを         」
      「嗅ぎ回るのをやめてもらおうか。 <br>変態弁護人。          」
ギコ    「何言ってやがるんだゴルァ!   <br>誤解を招くような事言うな!   」
モナー   「ななななななんですってぇぇぇぇっ<br>弁護人!私に近づかないように! 」
イタガワ  「正直、オトコに好かれたのは初めて<br>ですねぇ。           」
ギコ    「ちょ、ちょっと待てぇぇぇぇ!                    」
フサギコ  「証言の内容に問題は無い。それでも<br>会話の詳細を聞くなどとは‥。  」
モナー   「プライベートの替わりに、    <br>ペナルティで我慢しなさい!   」(心証ゲージダウン)
イモジャ  「‥‥‥‥‥。                            」
ギコ    「(チクショウ、本格的な変態に  <br> されてしまった。)      」
モナー   「とにかく、諦める事です。    <br> あらゆる意味において‥。   」※1へ
※1
ギコ    「(会話のことを追究してもホコロビ<br> は見つけられそうにないな)  」
      「(どうにかしてこの証言を    <br> 崩したいなあ‥‥)      」
モナー   「なんだか納得がいかないような  <br>顔をしていますね。       」
フサギコ  「先ほどから弁護人は、      <br>この証人に対してしつこいようだ。」
      「いくら自分に不利だからって、  <br>ムリヤリあらを探そうなんて‥‥ 」
ギコ    「そういうつもりじゃない!                      」
      「ただ、いろいろと気になったから <br>聞いてみようと思っただけだ!  」
フサギコ  「本当かな?                             」
イタガワ  「本当ですかねえ?                          」
ギコ    「(ちくしょう‥‥)                         」
フサギコ  「やれやれ、全く‥‥‥‥                       」
イタガワ  「どうしても納得してくれないのなら<br>あのことでも‥‥        」
ギコ    「あ、あのこと‥‥?                         」
イタガワ  「メールのことですよ。メール。                    」
ギコ    「メール‥‥           <br>(どういうことだ?)      」
イタガワ  「浅墓くんと会話していた時に、  <br>ケイタイにメールが届いたんです。」
ギコ    「アンタの携帯電話にか?                       」
イタガワ  「違います。           <br>浅墓くんのにですよ。      」
ギコ    「(浅墓の携帯電話‥‥!)                      」
イタガワ  「ボクの前でそいつを開いたんです。<br>送り主はミサくんでしたよ。   」
モナー   「ミサくん? どなたですか?                     」
ギコ    「オカルトサークルのメンバー、  <br>狩戸 ミサのことだ。      」
イタガワ  「メールの内容は意味不明でしたけど<br>まあいつものことですし。    」
ギコ    「(いつものことなのか‥‥)                     」
イタガワ  「何回か同じようなメールがしつこく<br>届いていたらしくてね。     」
      「浅墓くんも流石にキレて"殺すぞ" <br>なんて返信してましたね。    」
          「彼の携帯電話を見れば、     <br>ウソじゃないって分かりますよ。 」
イモジャ  「確かに‥‥ミサ殿は被害者に   <br>メールを送っているのじゃ。   」
ギコ    「そして1件だけ読まれていたな。 <br>ショボにも確認したし。     」
フサギコ  「なるほど‥‥これで証人が被害者と<br>会ったことが立証されたな。   」
モナー   「そうですね。その“めーる”とやら<br>のことも確認がとれていますし。 」
イタガワ  「やっと決着がつきそうですね。  <br>満足ですか? 弁護士さん‥‥。 」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」

(木槌)

モナー   「ではその“めーる”とやらのことを<br>証言に加えてください。     」



イタガワ3B「会話中にミサくんからメールが。 <br>彼はその場でそれを読みましたよ。」
ギコ”待った!”
ギコ    「間違いなく”その場”で     <br>読んだんだな!メールを!    」
イタガワ  「ええ、間違いなく”その場”で  <br>読みましたねぇ。メールを。   」
フサギコ  「間違いなく”その場”で読んだ。 <br>怪しいところなどあるまい。   」
イモジャ  「決まりじゃの。                           」
ギコ    「ああ。決定的だな。今のは‥。                    」
ギコ    「(後悔するがいいさ。      <br>自分のミスに‥。)       」


イタガワ3B「会話中にミサくんからメールが。 <br>彼はその場でそれを読みましたよ。」

→つきつける『浅墓の携帯電話』

ギコ“異議あり!”

ギコ    「狩戸 ミサは事件当夜、被害者の <br>携帯電話にメールを送った。   」
      「そのことに間違いはない。    <br>実際、確認がとれている。    」
イタガワ  「ボクの証言が認められたんですね。                  」
      「それじゃあ、          <br>この裁判もお開きに‥‥     」
ギコ    「なると思ったか?                          」
イタガワ  「え‥‥                               」
モナー   「どういうことですか?                        」
ギコ    「問題になるのは‥‥       <br>メールが送られた時刻だ。    」
モナー   「じかん‥‥?                            」
ギコ    「被害者は証人との会話中、    <br>届いたばかりのメールを開いた。 」
      「さて‥‥そのメールが届いた時刻は<br>というと‥‥          」

(ギコ、『浅墓の携帯電話』を取り出す)

モナー   「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
フサギコ  「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
イモジャ  「‥‥何なのじゃ。この間‥‥                     」
ギコ    「(裁判長、使い方が分からないなら<br> 言えばいいのに‥‥)     」
フサギコ  「‥‥もういい。私が見よう。                     」
フサギコ  「12時27分‥‥これがどうした?                  」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「どうしたもこうしたもない!                     」
      「さっきの証言を思い出せ!                      」

(回想開始)

イタガワ  「ボクが林の中を回ったのは、   <br>12時から12時20分の間です。」
      「順番で言えば、昨日証言した   <br>優子ちゃんの1つ前です。    」

(回想終了)

ギコ    「もう分かっただろ?       <br>そういうことだよ。       」
      「ミサのメールが届いたのは‥‥  <br>アンタの番が終わった後なんだ! 」
(アンタの番が(ryの所で“おぶぢぇくしょん”START!)
イタガワ  「お‥‥‥‥                             」
      「おおおおおあああああ!                       」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「静粛に! 静粛に!       <br>コラ!証人!          」
      「これはいったいどういうことか、 <br>きっちり説明して貰いましょう! 」
イタガワ  「そ、それはですね‥‥                        」
      「まあそのいろいろと事情がありまし<br>てご理解いただけるかどうか分から」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「アンタはオレが証言を信じないから<br>携帯電話の話を持ち出した。   」
      「そして、それが自分が回った時の <br>ことだと、はっきり言った!   」
      「しかし! 実際にはアンタは‥‥                   」
      「12時20分にみんなのいる境内に<br>一度はもどっているはずだ!   」

フサギコ ”異議あり!”

フサギコ  「自分の順番のときに被害者と会い、<br>そして時間が経ってしまった・・・・ 」
      「12時27分にはまだ南墓地にいた<br>とも考えられるだろうが!    」
    
ギコ ”異議あり!”

ギコ    「それはあり得ない。       <br>昨日の優子の証言によると‥‥  」

~回想~

ユウコ   「あたしの前のイタガワさんが戻って<br>きたのを確認してスタートしたわ。」

~回想終了~

ギコ    「優子は遅れもなく、       <br>予定通りに出たんだ!      」
      「つまり、いったん境内に戻ったあと<br>アンタは被害者に会いに行った‥‥」
      「そうとしか考えられないぞ、   <br>ゴルァ!            」
イタガワ  「うう‥‥むぐううう‥‥                       」
イモジャ  「ギコにぃ‥‥                            」
ギコ    「(だんだん読めてきた。     <br> あのキモだめしの裏側が‥‥) 」
      「(突き進むんだ!        <br> 真実を明かしながら!)    」

(傍聴人)
(木槌3回)

モナー   「静粛に! 静粛に!                         」
      「こ‥‥この証人が、回り終えた後に<br>南墓地にもどってきたのですか? 」
フサギコ  「携帯電話は被害者が持っていた‥‥                  」
      「当然、被害者も         <br>この証人のそばにいたことになる。」
モナー   「そ、そういうことになります!                    」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「ですが、何故この証人は、    <br>南墓地にいたのでしょうか?   」
      「その理由は‥‥いったい?                      」
ギコ    「‥‥理由!                             」
フサギコ  「そうだ、理由だ。                          」
      「この証人がどうして、      <br>南墓地にいたのか?       」
      「その理由が分かると言うのか!                    」

(ギコ、頷く)

ギコ    「ああ、分かるよ。        <br>‥‥はっきりと、な。      」
      「そして証人と浅墓が       <br>一緒に南墓地にいた‥‥     」
      「これこそが最大のワナだった!                    」
      「もし浅墓が勝手に場所を北墓地から<br>南墓地に移動したとしても‥‥  」
      「甘楽の待機場所の前を      <br>通過しなければならない。    」
      「だが甘楽は見てないんだよ。                     」
      「目の前を通過する浅墓の姿をな!                   」
イタガワ  「な‥‥!                              」
ギコ    「(来るところまで来たな‥‥)                    」
      「(ここから先は、一気にヤツを  <br> 追いつめていく!)      」
イモジャ  「どうして板川が南墓地にいたか‥‥<br>考えるまでもないのぅ?     」
ギコ    「(もちろん! ヤツの行動は   <br> もう分かっている!)     」
      「(ヤツが南墓地へ行き      <br> 何をやったのか‥‥)     」
      「(その理由‥‥今なら分かる!)                   」
(BGMストップ)
(木槌)
(真相究明のBGM)
モナー   「ギコくん、           <br>あなたの考えを言ってください。 」
ギコ    「‥‥分かった。         <br>俺の考えを言おう。       」
      「この証人が自分の順番のあと   <br>何をしていたかを!       」
      「証人。アンタは林を回った後、  <br>境内へ帰り、優子を見送った。  」
      「そしてヒマだから散歩でもすると <br>いう口実で境内から消えた。   」
      「その後、南墓地へ行った。                      」

フサギコ  「フッ、根拠無き言葉など何も   <br>意味が無い。          」
      「そう主張するのなら!証拠品を  <br>提出しろ!           」
緑文字フサ 「証人が南墓地に行った目的‥‥  <br>その証拠を!          」

→『汚れた布』をつきつける
ギコ”くらえ!”
(ギコ、『汚れた布』を取り出す)

ギコ    「この証人、板川は、       <br>間違いなく南墓地に行った!   」
      「こいつを着てな!                          」
イタガワ  「な、ななななな!                          」
フサギコ  「ギコ! キミは‥‥まさか!                     」
ギコ    「弁護側は主張する!       <br>この証人は‥‥         」
      「南墓地で川岸 優子を脅かした  <br>第3のオバケ役だ!       」

(傍聴人)
(木槌3回)

モナー   「静粛に! 静粛に!                         」
      「第3のオバケ役‥‥       <br>昨日あなたが言っていたあの?  」
ギコ    「そうだ。                              」
      「こいつは南墓地に隠れていて、  <br>やって来た優子を脅かした。   」
      「最初から待機していた      <br>オバケ役のフリをしてだ!    」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「べ、弁護側の主張は荒唐無稽だ!                   」
      「この証人には、         <br>そんなことをする理由なんて‥‥ 」
ギコ    「あるんだよな、実は。                        」
フサギコ  「な‥‥!                              」

※1

ギコ    「オバケ役になりすます理由が‥‥ <br>たった1つだけ。        」
モナー   「そ、それは‥‥?                          」
イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
ギコ    「それじゃあ、教えてやろう。                     」
      「この証人がオバケ役を演じた理由!<br>それは‥‥           」

→自分もオバケ役になりたかった
 自分もオバケ役の1人だとカン違いしていた
 板川が真犯人

ギコ    「自分もオバケ役になりたかった‥ <br>違うか!            」
法廷内   「‥‥‥‥‥‥    ‥。                      」
イタガワ  「はぁ、‥違いますが何か?                      」
ギコ    「え、えぇと。そのぉ‥つまり‥。 <br>                」
ギコ    「(自分でも何言ってるか     <br> わからなくなってきた。)   」
フサギコ  「グッ、ギコくん。今のは流石の私も<br>吹きそうになった。       」
      「裁判長。今の冗談のような発言は <br>相当な勇気を要したハズだ。   」
      「そんな愚かしい弁護士に替わって <br>許してやってくれまいか?    」
モナー   「はぁ‥分かりました。流石に   <br>ペナルティをつける気すら    」
      「失ってしまいましたからねぇ。                    」
イモジャ  「ギコにぃ、流石にそれはあんまり <br>なのじゃ‥。          」
ギコ    「(今すぐ死にたい。)                        」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「とにかくあったんだよ!                       」※1へループ

 自分もオバケ役になりたかった
→自分もオバケ役の1人だとカン違いしていた
 板川が真犯人

ギコ    「自分もオバケ役だとカン違いした。<br>そうだろう!          」
イタガワ  「ちょ、チョット待ってください! <br>何でそうなるんですか!     」
ギコ    「何でって‥。                            」
イタガワ  「このキモだめしを主催したのは僕 <br>ですよ!            」
      「カン違いしようが無いじゃない  <br>ですか!それに。        」
      「百歩譲ってカン違いしたと    <br>しましょう。それが何ですか?  」
      「結局それだけで終わっちゃうじゃ <br>ないですか。          」
ギコ    「いぐっ‥。                             」
フサギコ  「フサァ、弁護人。君も学習して  <br>貰いたいモノだ。と言うより。  」
      「カン違いをしていたのは君の   <br>方だったんだよ。ギコ君。    」
      「そう。君の立つ位置をね。                      」
ギコ    「ど、どういうことだ。                        」
フサギコ  「これまでの君が立証してきた事実を<br>覆すかのようなバカな発言。   」
      「そんなバカモノは弁護士バッジを <br>捨てて法廷から出て行けェ!   」
ギコ    「あうぅぅぅぅ‥。                          」
モナー   「これからは、ちゃんと考えて   <br>発言をしなさい!弁護人!    」(心証ゲージダウン)
ギコ    「(くそぅ、裁判長のくせに‥。)                   」
      「と、とにかくあったんだよ!                     」※1へループ


                      ○                 ○
 自分もオバケ役になりたかった
 自分もオバケ役の1人だとカン違いしていた
→板川が真犯人

ギコ    「川岸 優子は証言した。                       」
      「オバケ役は2人いた‥‥と。                     」
モナー   「ええ、そう証言しましたね。                     」
ギコ    「1人は甘楽 育夫でいいとして‥‥<br>残る1人は誰か?        」
      「それがこの証人だとすると‥‥                    」
フサギコ  「被害者がオバケ役として、    <br>現れなかったことになるだろうが!」
ギコ    「そういうことだよ。       <br>分かっているじゃないか。    」
フサギコ  「なんだと?                             」
ギコ    「その通り、被害者は‥‥     <br>脅かしに現れなかったんだよ。  」
      「脅かそうにも‥‥        <br>脅かせなくなっていたからな。  」
モナー   「な! ギコくん、あなたは‥‥                    」
ギコ    「板川 淳二‥‥                           」
      「お前が回ったのを最後に     <br>被害者は現れなくなった!    」
(落花狼藉START!!)(ギコ効果線アップ)
      「何故なら! お前が浅墓 章太郎を<br>殺害したからだ!        」
フサギコ  「えええええ!                            」
イタガワ  「べ、弁護士さん‥‥       <br>アンタ、ボクを‥‥       」
ギコ    「裁判長! 弁護側はこの証人を‥‥<br>板川 淳二を告発する!     」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「浅墓 章太郎殺害の真犯人として!                  」
イタガワ  「あ‥‥‥‥                             」
      「あああああああああああ!                      」

(傍聴人)
(木槌3回)

モナー   「静粛に! 静粛に! 静粛に!                    」
      「静かにならない者には、     <br>退廷を命じます!        」
フサギコ  「ギコ! テメェ本気か!                       」
ギコ    「ああ、本気だとも!                         」
      「こいつこそ、          <br>今回の殺人事件の首謀者なんだよ!」
イタガワ  「こ、この‥‥言わせておけば‥‥                   」
モナー   「と、とりあえず‥‥                         」
      「いったいどういうことなのか、  <br>詳しく説明してください。    」
ギコ    「よし、いいだろう‥‥。                       」
      「何故、板川はオバケ役に扮する必要<br>があったのか?         」
      「それはズバリ、アリバイのためさ。                  」
モナー   「アリバイ‥‥?                           」
ギコ    「つまりこういうことだ。                       」
      「まず、自分の番が回ってきてから、<br>林へ行く。           」
      「そして北墓地にて被害者を殺害。                   」
      「死体を墓石裏に隠し、      <br>一旦境内へ戻ってくる。     」
      「その後、優子が出発したのを見て、<br>こっそり南墓地へ行く。     」
      「そして、            <br>やって来た優子たちを脅かした。 」
      「彼女たちは後で証言する。    <br>『オバケ役は2人いた』と。   」
      「つまり板川が回った後も、被害者が<br>生きていたと思わせられるわけだ。」
モナー   「なるほど‥‥。                           」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「被害者のフリをするなら、    <br>北墓地に行くべきだろう!    」
      「何故、南墓地へ行くのだ!                      」
ギコ    「見取り図を見れば分かるよ。                     」

(見取り図)

ギコ    「見ての通り、北墓地側からだと  <br>地形が険しく先回りできない。  」
      「だが‥‥南墓地側は違う。    <br>だから南墓地へ行ったんだ。   」
モナー   「しかし、南墓地と北墓地の違いが <br>分かってしまうのでは?     」
ギコ    「そうでもないんだよな。                       」
      「林の中は獣道。オマケに夜だ。                    」
      「みんな自分がどこを歩いているか、<br>分からない。          」
      「実際に優子も気づかなかっただろ?                  」
モナー   「見取り図がなければ、川のムジュン<br>にも気づかなかったでしょうね。 」
ギコ    「みんながあの場所に詳しくないこと<br>を知った上でやったんだろう。  」
      「‥‥考えたじゃないか。なあ?                    」
イタガワ  「く‥‥                               」

フサギコ  「ハァッ、ハァッ、ハァッ、    <br>フゥッ!            」
      「フサァ!                              」
(BGMストップ)
      「私としたことが、少しばかり   <br>取り乱してしまったようだ。   」
モナー   「はあ。                               」
フサギコ  「弁護人に1つ聞きたい。                       」
ギコ    「何だ?                               」
フサギコ  「仮にこの証人がその布を着て、  <br>オバケ役に扮したとしよう。   」
      「しかし! だから何だというのだ?                  」
      「オバケ役に扮したから、     <br>殺人犯というわけではなかろう? 」
      「ひょっとしたらデキゴコロで、  <br>仲間を脅かそうと考えたのかも‥‥」
(真相解明のBGM)
イタガワ  「そうですよ! そういうことも‥‥                  」
      「‥‥‥‥いえいえ!       <br>別に認めたわけじゃありませんよ。」
      「そういう考え方もできる‥‥‥‥‥<br>ってことですよ。        」
モナー   「ふむう‥‥。          <br>それも一理ありますね。     」
      「ギコくん。第3のオバケ役が事件に<br>関与していたと立証できますか? 」
ギコ    「(第3のオバケ役が事件に    <br> 関わっている証拠、か)    」

(木槌)

モナー   「考えるのはそこまでです。                      」
      「弁護側に立証は可能ですか?                     」

(ギコ、頷く)

ギコ    「分かった。立証してみせよう。                    」
緑文字ギコ 「第3のオバケ役と今回の事件‥‥ <br>その繋がりを証明するものは!  」

→証拠品『汚れた布』

ギコ“くらえ!”
ギコ    「証拠は今オレがもっている、   <br>この布にある!         」
モナー   「なんですと!?                           」         
緑文字モナー「いったい何処ですか?事件と   <br>第3のオバケ役の繋がりは!   」

→証拠品『汚れた布』の絵。 
赤いハンテンをクリック
     
ギコ    「この布をよく見てくれ。                       」
      「こいつを見て、         <br>何か気づいたことはないか?   」
フサギコ  「気づいたこと‥‥。                         」
モナー   「‥‥‥‥‥‥‥‥む。      <br>そういえば‥‥         」
      「赤いハンテンのようなものが   <br>ありますね。          」
ギコ    「何だと思う?                            」
フサギコ  「‥‥‥‥う!          <br>ま、まさか‥‥         」
ギコ    「そのまさかさ。         <br>検査の結果は出ている。     」
      「こいつは‥‥          <br>浅墓 章太郎の血液さ!     」

(傍聴人)

モナー   「被害者の血液が‥‥       <br>何故この布に!         」
ギコ    「単純な話さ。                            」
(BGMストップ)
      「板川は犯行を行う際、当然返り血が<br>自分に付くことをオソれた。   」
      「だからそれを防ぐために‥‥   <br>こいつを被っていたのさ!    」
(もう一度“落花狼藉”START!!)
イタガワ  「ぐほああああああ!                         」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「そ、そんな物を被っていたら   <br>被害者が不審に思うはず‥‥   」
ギコ    「これは俺のオクソクだが‥‥                     」
      「板川は被害者にこんなことを言って<br>いたんじゃないかな?      」
      「『自分も回った後で、      <br>杏子たちを脅かすつもりだ』と。 」
      「北墓地で浅墓と会い、      <br>ヤツの前で冗談半分に布を被る。 」
      「そしてスキをついて       <br>千枚通しで刺した‥ってところか?」
      「‥‥まあ、とにかく、      <br>これで分かってもらえたか?   」
      「第3のオバケ役が、事件に大きく <br>関わっていることを!      」

(傍聴人)
(画面暗転)

ギコ    「あの晩‥‥                             」
      「予定通りキモだめしが始まり、  <br>1人ずつ林の中へ行った。    」
      「やがて‥‥板川の番が来た。                     」
      「板川は変わった素振りも見せず、 <br>林の中に消えた。        」
      「ただ‥‥この時、持参した    <br>リュックサックの中には‥‥   」
      「隠し持ってきた千枚通しと、   <br>変装用の布が入っていた‥‥。  」
      「そのまま林の中を進み、     <br>板川は北墓地に辿り着いた。   」
      「何も知らない浅墓 章太郎は   <br>ヤツの前に現れ‥‥       」
      「現れた浅墓を、         <br>板川は千枚通しで刺し殺した!  」
      「さて、ここから先が       <br>板川の計画における重要な部分だ。」
      「まず、浅墓の死体を       <br>墓石の裏に隠した。       」
      「優子や杏子に死体を       <br>発見されないようにするために‥‥」
      「そして懐中時計を        <br>被害者のポケットから取り出し‥‥」
      「12時48分にあわせ、ガラスの文<br>字盤を墓石にたたき付けて壊した。」
      「むろん、犯行時刻を偽装する為に。                  」
      「さらに浅墓の携帯電話を失敬して、<br>偽装工作に使おうとした。    」
      「だがそのとき、偶然にもミサから <br>イタズラメールが届いた‥‥。  」
      「そのメールに返信することで浅墓が<br>生きていた証拠が残るようにした。」
      「そして優子が出発した後‥‥                     」
      「近くを散歩するという口実で、  <br>境内から姿を消した。      」
モナー   「そんなことして、他の人たちから <br>怪しまれなかったんでしょうか? 」
ギコ    「他の参加者たちも、終わった後は <br>自由に行動していたらしいからな。」
      「どちらにしても、怪しまれることは<br>なかったと思うな。       」
      「板川は他の連中に気づかれないよう<br>気をつけて林の中へ。      」
      「南墓地へ辿り着くと、用意した布を<br>着て優子を待った。       」
モナー   「だから南墓地に隠れたと     <br>言うんですね?         」
ギコ    「それに南墓地にいても、     <br>気づかれる心配はない。     」
      「板川は優子を脅かした後、    <br>さらに杏子も脅かした。     」
      「そして、杏子に気づかれないように<br>自分も境内へ戻った‥‥。    」
      「あとは、みんなと一緒に浅墓を捜し<br>に神社へ戻り‥‥        」
モナー   「死体を発見すればいい‥‥    <br>ということですか。       」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「これで‥‥           <br>事件の全貌は明らかとなった。  」
(BGMストップ)(ギコアップIN効果線)
      「何か言うことはないか!     <br>板川 淳二!          」

(場面、裁判長席に転換)
(続いて、検事席に転換)
(最後に法廷全景)

イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
      「く‥‥くくくくく‥‥                        」
      「あはははははははは‥‥                       」
ギコ    「な、何がおかしい?                         」
イタガワ  「いやいや、とても楽しく     <br>拝聴させていただきました。   」
ギコ    「そ、それで‥‥                           」
イタガワ  「うーん、そうですねえ‥‥                      」
      「とりあえず、お決まりのセリフを <br>言っておきましょうか。     」
      「弁護士さん、アンタ作家になったら<br>どうです?           」
ギコ    「どういうことだ‥‥!                        」
イタガワ  「さっきから、自分のスイリを   <br>披露していたのはいいんですよ。 」
      「でもですね弁護士さん‥‥    <br>ダイジなことを忘れてません?  」
ギコ    「ダイジなことって‥‥?                       」
イタガワ  「決まっているじゃないですか。  <br>動機ですよ。ドーキ。      」
      「ドーキって分かります?     <br>鼓動のことじゃありませんよ。  」
      「ボクの叔父も、動悸が激しいって <br>医者から言われてましたっけ。  」
ギコ    「(知るかそんなこと!)                       」
モナー   「そうですね。          <br>弁護人の主張によれば‥‥    」
      「これはキモだめしを利用した   <br>計画殺人とのことです。     」
      「それなら当然‥‥        <br>殺人の動機が存在するはずです。 」
(やや危険な状態時のBGM)
ギコ    「(殺人の動機‥‥)                         」
      「(もちろんそれは、あのことに  <br> 決まっている!)       」
イモジャ  「でも‥‥            <br>昨日、板川も言っていたのじゃ。 」

(回想開始)

イタガワ  「言っておきますけど‥‥                       」
      「ボクがあの事件の犯人だという  <br>根拠はないんですよ。      」
      「あくまでも、それはあなたの   <br>スイソクに過ぎないんです。   」
イモジャ  「スイソクなんかじゃないのじゃ! <br>おぬしは間違いなく‥‥     」
イタガワ  「証拠があれば、         <br>とっくにボクは刑務所の中です。 」
      「それがないから、今もこうして  <br>のんびり暮らしてるんでしょう? 」

(回想終了)

イモジャ  「板川があの事件の犯人だという  <br>ショーコはないのじゃ。     」
ギコ    「‥‥分かっている。       <br>でも‥‥            」
      「諦めていいのか? このまま。                    」
イモジャ  「!                                 」
ギコ    「諦めたら‥‥そこで全てが終わる。                  」
      「やるしかないんだ‥‥      <br>それがオレの仕事だから。    」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「分かった‥‥立証してみせよう。                   」
      「板川 淳二が、何故、      <br>今回の殺人を計画したのか‥‥? 」
      「そいつを‥‥完璧に!                        」
イタガワ  「ほう‥‥そりゃあスゴイ。                      」
      「今度はどんなスイリが聞けるのか、<br>楽しみですね。         」
(BGMストップ)
(木槌)

モナー   「分かりました。                           」
      「ここで一旦10分間の休憩を   <br>とりたいと思います。      」
      「動機の立証は、休憩後の審理で  <br>言ってもらいましょう。     」
      「それではこれより、       <br>10分間の休憩に入ります!   」

(木槌)


つづく




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