恥子9


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恥子 第九章 一般人

ようやく偽装工作、否、
私の願いを成就するための礎が出来た
「SATOちん☆のにちじょー」という名の
ブログを一週間分書き上げたのだ。

内容はまあ・・・どこに買物いっただの
ナントカにハマってるだのアレが美味しいだの
殆どはグーグルで集めた私にもよくわからない
情報である。時折ゲームネタを織り交ぜて
いるが、このさじ加減が難しい。

よく任天堂信者が一般人一般人などと連呼
しているが、なんと滑稽な区別の仕方なんだと思う。
まるで自分が一般的では無いと言ってる様な物ではないか。

      • まあ・・・私は・・・そうなのだろう。
ネット以外で人との関わりなど無い。
故に「一般人」とやらがどういう毎日を送っているのか
知らない。だけどまあ、多分、A助様もそんなに
詳しくはないと思う。だけどもウソ臭くない一般人像を
出来るだけ自然に作り出すのに苦労した。
恐らくはバレる事もないだろう。

そんなわけで準備は整った、後は―

勇気を出してA助様にメッセージを送るのだ。


「はじめまして(´∀`*)ノ SATOちん☆と申します♪
リンク巡ってたらA助様のブログにたどりつきました☆
チョー↑↑面白くてずっと読んでました(’▽’)
ゲームとか興味あるんでベンキョーになります♪
よかったら読者にしてください♪m(_ _)m」

      • こんなもんでいいのだろうか?
息がつまりそうだ。

送信ボタンが中々押せない。
落ち着け、落ち着け私、中学生じゃあるまいし
こんなにドキドキしてどうする。

勇気を出して送信、凄くソワソワしてきた
返事は来るだろうか?無視されないだろうか?
何度もページを更新する。まだ5分しか立ってないってば。

更新 更新 更新 一分おきぐらいにやっていただろうか


7度目ぐらいで、「新着メッセージがあります」と表示される。

えっ?もうっ?早速開いてみる。

「初めまして。俺のブログに興味をお持ちですか。
最近はライトの女性層にも人気が出てきたようですね。
本当に素晴らしいものは誰にでもわかると言う事ですね。
これからもよろしく。   A助様@お兄やん」

きたっ、きたっ、成功したのだ!
私の作戦の第一歩が!

ニヤニヤして何度も読み返す。

私はだらしなく目じりを下げながら返事を書き出した。