hajiko @ ウィキ
http://w.atwiki.jp/hajiko/
hajiko @ ウィキ
ja
2008-02-18T20:56:00+09:00
1203335760
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/2.html
**メニュー
-[[トップページ]]
恥子
-[[恥子1]]
-[[恥子2]]
-[[恥子3]]
-[[恥子4]]
-[[恥子5]]
-[[恥子6]]
-[[恥子7]]
-[[恥子8]]
-[[恥子9]]
-[[恥子10]]
ザッピングお兄やん編
-[[お兄やん編]]
-[[亡霊編]]
-[[コテの価値は]]
吉田
-[[吉田]]
一発ネタ
-[[151氏]]
-[[81氏]]
-[[やらないか]]
-[[プラグイン紹介>プラグイン]]
-[[メニュー]]
-[[メニュー2]]
----
**リンク
-[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
-[[@wikiご利用ガイド>>http://atwiki.jp/guide/]]
**他のサービス
-[[無料ホームページ作成>>http://atpages.jp]]
-[[無料ブログ作成>>http://atword.jp]]
-[[無料掲示板レンタル>>http://atbbs.jp]]
-[[2ch型掲示板レンタル>>http://atchs.jp]]
-[[お絵かきレンタル>>http://atpaint.jp/]]
// リンクを張るには "[" 2つで文字列を括ります。
// ">" の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります
//**更新履歴
//#recent(20)
&link_editmenu(text=ここを編集)
2008-02-18T20:56:00+09:00
1203335760
-
コテの価値は
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/27.html
!!NEW!! ザッピング お兄やん編 『コテの価値は』
「やめろ!千手観音!!」
俺はまさに鞭を振り下ろそうとするその手をつかんだ。
「お~っとw誰かとおもえばA助じゃね~かぁ」
千手は動じることなくもう一本の手の鞭でGKを激しく叩いた。
2本の鞭を自在に操る様から、こいつが千手観音と呼ばれていた事を思い出した。
千手が俺の耳元に顔を近づける。
「糞箱は楽しいかいA助さんよぉ~?」
「あれは我がPS3のいいライバルになりうるゲームマシンだ。敵といえど見習うべき所も多いぞ」
千手の顔が一瞬で紅潮した。
「うるせえよ優等GK気取りのおぼっちゃんが!!」
「それと千手、私の許可なしに下位GKをコテハンに昇級させるな、二度とだ!」
「G様と中だしクンニ君のことか~?いい名前だろ、それにお前よりも忠誠心ってものがあるぜぇ。」
私は硬直したように固く握っていた千住の手を思い出したように離した。
心臓のエモーションエンジンが少し熱を帯びている。
「それになぁA助。お前だって最近岡山でコソコソ何やってんだぁ?あの『恥Wii』ってやつ正規のGKじゃない、お前の子飼いだろうがぁ!?あ?」
私は急所を疲れたように言葉を失った。
『恥Wii』。 奴はたしかにわが社の人間ではない。2chを監視するわが社の特殊情報局は奴をPS3の性能に熱狂する一般人と結論付けた。
『恥Wii』は愛すべき同胞であると。
しかし、俺はずっと違和感を覚えていた。『恥Wii』には何か別の目的があるのではないか・・・?
繰り返しの任天堂攻撃のスレ立てと共に行われる俺個人への賛美、擁護・・・。
時間が静止したような光景のなか、あたりの何万という無名GKが無表情で俺を見つめていた。
彼らの前に置かれたPCのモニターの1台に、もう一つ顔が映る。ああ・・・こいつだけ笑っている・・・。
(^0^)
.
2008-02-18T20:53:31+09:00
1203335611
-
亡霊編
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/26.html
!!NEW!! ザッピング 『お兄やん編・亡霊』
最高会議『PSW』から解放されると、俺は思わず大きな深呼吸をした。
体がどっと疲れていた。昨日もブログの更新を3回、2cやアマゾンへの書き込みは名無し名義の
ものとあわせると1000回を超えている。
(もう少し我慢してくれ・・・!)
俺は心臓に埋め込まれたエモーションエンジンチップにそう語りかけた。
昔、感情を失くした俺は、こいつによって擬似感情を制御しているのだ。
今となっては旧型で、ときおり、論理的に矛盾した感情が俺の中で渦巻き、それを他人から
指摘されることもあるが、いい相棒だ。
俺は、顔を上げると廊下を歩いてあるだだっ広い部屋へ入った。
びっしりとPCが並び、青白い顔の人間たちが一心不乱にキーボードを叩いている。
(また増えているのか・・・?)
一体何千、いや何万のPCと人間がいるのだろうか。
遠くは霞んでしまって見ることができないほどだ。
「ボン!」
突然、スピーカーの電源が入り、CMでおなじみの効果音がフロア全体に鳴り響くと
PCの前の人間が一斉に作業をストップした。壮観だった。
「ゲームの面白さを決める要素は?」
スピーカーから女の声でそう質問がされた。
すると一拍をおいて全員が叫んだ。
「グラフィック!!!!!!!!!!」
地鳴りのような声量で思わず耳にふさいでしまう。
後ろの自動ドアが開いた。
「これはこれはA助様。お久しぶりです。多少おどろかれましたかな?」
イライラする甲高い声だ。この高い監視ルームに入れる人間に、こんな声の
奴はいないはずだが・・・。振り返ると、唇を歪めて笑う小男がいた。
「君は?」
「お忘れなのも無理はないですね。フフ。前にいらっしゃった時は、下で家畜のように
やってましたからね。ID・G67654323。今は『G様』という名前でやらせてもらっています。成り上がりってやつですね。クク。」
「そうか・・。よろしく頼む。」
その時、下のフロアで、PCと人の波の間を縫って
あたりを見回しながら、闊歩してくる人物が視界に入った。
手には鞭を持って、目に付いたGKを容赦なく叩いているらしい。GK達は声ひとつ上げず苦しそうに顔を歪める。
「千手観音・・・。また好き勝手してやがる。」おれはそういって下に降りた。
2008-02-18T20:52:52+09:00
1203335572
-
お兄やん編
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/25.html
!!NEW!! ザッピング 『お兄やん編』
10月の半ば、俺は久しぶりに東京に降り立つと、空港からハイヤーで港区の本社へと急いだ。
まったく仰々しいビルだ。威圧的で、巨大。こんなところでふんぞり返って仕事をしているから
ユーザーの気持ちと乖離した突拍子もない事を言い出し始めるんだ。
運転手に礼を言い、エントランスに入る。受付の女性社員が緊張するのが分かった。
「と、特殊情報局の・・・」 声が震えている。
「声が大きいな・・・」
「す、すいません」
無理も無い。かなりワガママを言い、極めて重職にあるも関わらず、遠く離れた田舎で仕事をしている俺が
本社に顔を出すことは、余程の事態。この受付もそのくらいは理解できるらしい。
「お通しします。」
受付はそう言うと、パネルを操作し、俺を役員用のエレベーターに案内した。そして滑るようにエレベーターが動き出した。
この女・・・。二人きりになってから、俺になにやら意味ありげな視線を送り、顔を赤らめている。
身長は170センチ、バストはEカップほどだろうか。
均整のとれた身体つきや理知的な顔立ちから、普段はチヤホヤされているのだろうと想像できる。
(雌豚が・・・) 虫唾の走る思いだった。
「あ、あの、局長・・・。今晩、お食事ご一緒できないでしょうか?いろいろお話もした」
(地下13階デゴザイマス)
「悪いがそれは無理だ。それと君は明日から北海道の網走営業所に行ってもらう。社長には私から話を付けておく」
「あ、ああ」 女は硬直している。
俺は目もくれず歩き出した。日本、いや世界有数の巨大企業の心臓部へ。
俺は影。この企業の暗部のトップ、象徴。
存在を知るものからは『ACE-K』と呼ばれている。
一番奥の部屋から中年の男が出てきた。
「おや~、ここに来るなんて珍しいクタね~」
まったく今日はロクなやつと会わない・・・。
「久しぶりだな、健さん。」
「君こそ元気そうクタ。」
「今回の事は寝耳に水だったよ。最高会議はもう岡山の俺のところには情報を送らないことにしたのか?」
「まあ、そう怒るなクタ。情報をキャッチしてから『竜殺し』作戦の構築に幾分時間がかかってクタのだ。」
「裏切りものは許さないってことか・・・。」
「さあ、こっちに来るクタ。」
健さんは相変わらず元気そうだった。世間では、更迭され一線から引いたと思われているが、
あれも壮大なシナリオの序章に過ぎなかった。今は最高会議『PSW』の一員として絶大な権力を振るっている。
健がドアの横の6軸のコントローラーを暗号通り複雑に傾けると、黒光りするドアが開いた。
部屋の奥には円卓があり、席は一つを除いて埋まっていた。数は10人ほどだろう。照明の効果で顔は良く見えない。
その内の誰かが言った。
「PSWにようこそ。」
「特殊情報局統括、吉田です。失礼致します。」
「まあ、かけたまえ」
その声が終わると同時にドーナツ側の円卓の一部が離れ、音も無く左右に分かれると、俺から見て「M」字型に変形した。
そして目の前にイスがあった。どうやら床になにか仕掛けがあったようだ。
「はっ」
俺が腰掛けると、健もあちら側に座った。
「この部屋は、はじめてかね?」
しわがれた声で老人のようだが、ドスが効いていて厳格な意思と冷徹さを感じさせた。
「はい。」
それにしても、奇妙な部屋だ。天井には照明がなく暗いが、何処にあるのか、間接照明が円卓と私の姿だけを照らし出している。部屋の広さも見当もつかない。
「そうか、ここは特別な部屋だ。そして特別な人間、特別な物が集まる。」
そして円卓と私の間にスポットライトが当たった。テーブル、その上に何かある。
「こ、これは・・・!」
「そう、気高く白きPS3。新しい我等が子だ」
老人の右側に座る女性が引き継いだ。
「発売は2ヵ月後の2007年11月11日。HDDは40GB。無線LAN搭載。スパイダーマン3同梱の新型よ。デュアルショックは付けない。」
続いて老人の左から若い男の声で、
「PS2との互換は切り捨てました。本来のシナリオからすると少し早いのですが、ストリンガーの犬どももなにかとうるさいのでね、彼らの・・・。」
「ゴホン!」
老人が咳払いをすると、若い男はそこで口をつぐんだ。今度は先ほどの女性の隣の男が口を開く。恐ろしく低い声だ。
「吉田君には感謝しているよ。例の『リモコン』、週販で7万台から4万台まで下げてくれたそうだな。さすがは『ACE-K』だと我々は評価している」
「いえ、手こずりまして8月も半ばになってしまいました。」
「謙遜することはない。能力はあるが、クセのある『GK』達の統率も君にしかできない。ましてや『2ch』や『アメブロ』で世論をここまで操作できるのは
日本でも君くらいだろう。」
「いえ、近頃もエラーがあり・・・。」
「ああ、『援交GK』のことか。まあ問題はない。あれはこっちで処分しておいた。『Mr.PS』が、人間の脳に『Cell』を埋め込んでみたい
というのでね。彼に引き渡しておいた。」
「フフッ」
健の忍び笑いが聞こえ、鳥肌が立つ。普段は温厚だが、研究のためならどこまでも残忍になれる男なのだ。
「よし」
老人が重々しく口を開いた。
「指令は2つ。」
「何なりと。」
身体に力が入る。
「一つ、11月、我等の新しい赤子が蜘蛛男に守られ生まれる。その祝福の為、宿敵を1万台まで引きずりおろせ。欲しいものは全て与える。期限は10月末。
二つ、我等が育てし、『竜狩人』が3度目にして敵に寝返るという噂じゃ。全力で阻止し、出来なければ必ず、地獄に落とせ。
できるな?」
「命に代えても」
2008-02-18T20:51:57+09:00
1203335517
-
トップページ
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/1.html
このサイトは2chゲハ板の-[[ゲハをテーマに小説を書くスレ(^0^>http://ex23.2ch.net/ghard/kako/1190/11901/1190103869.html]]
の過去ログと現行スレのまとめサイトです(^-^)
僕ちんやゲハ住人の人が書いた小説を掲載しています(^0^)
「恥子」 作:恥Wii
連載途中
-[[恥子1]]
-[[恥子2]] -[[恥子3]] -[[恥子4]]
-[[恥子5]] -[[恥子6]] -[[恥子7]]
-[[恥子8]] -[[恥子9]] -[[恥子10]]
糞コテ恥Wiiことニート恥子の実態を描いた恋愛小説。
涙なしでは読めない感動の話題作!
「ザッピング お兄やん編」作:673氏
未完
-[[お兄やん編]]
-[[亡霊編]]
-[[コテの価値は]]
GKコテたちの真実がここにある!
PSWに隠された秘密とは・・・?
続きマダー?
「無題(吉田という人物が主人公のお話) 作:いずも◆qxs4bTxme2氏
未完
-[[吉田]]
後輩にゲームを薦められた男のお話。
はたして吉田の運命やいかに!?
続きマダー?
「無題(『恥子』作中のA助様の心境)」 作:151氏
一発ネタ?
-[[151氏]]
「無題(エヴァネタ)」 作:81氏
一発ネタ?
-[[81氏]]
「おれも書いた」 作:おれも書いた氏
一発ネタ
-[[やらないか]]
2008-02-18T20:49:17+09:00
1203335357
-
やらないか
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/24.html
「う~書き込み書き込み」
今レスを求めて全力投球している僕は、自宅を警備するごく一般的なニート。
強いて違うところをあげるとすれば、メイド服に興味があるってとこかナー。
名前は恥Wii。
そんなわけで、2ちゃんねるにある「ゲーム業界、ハードウェア」にやって来たのだ。
ふと見ると、コケスレに一人の若い自宅警備員が煽っていた。
ウホッ!いいコテハン・・・
(ハッ)
そう思っていると、突然その自宅警備員は僕の見てる目の前で
自分のブログを宣伝しはじめたのだ・・・!
「やらないか。爆笑」
恥Wii「♪夕方 4時に目が覚める」
A助 「♪起きて最初に右手を伸ばす」
恥Wii「♪なぜならば」
A助 「♪その先には」
恥Wii&A助「♪パソコンの電源ボタンが~」
恥Wii「♪あるから~」
A助 「♪あるから~」
恥Wii「♪あるから~」
A助 「♪あるから~」
2008-02-18T20:37:41+09:00
1203334661
-
151氏
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/23.html
10月。もう俺の住む中国地方はめっきり冷え込むことも多い。
4日ぶりの屋外は全く知らない町に見えた。
大量の食料品を部屋に放ると、すぐにゲハ板を更新した。
ここはこの世で唯一の俺の居場所だ。
そう、俺が前住んでいた街で「罪」を犯してからは・・・。
何もすることがないので、人をイライラさせるようなレスを繰り返すこと数年、俺はここではかなり認知されている。
最近は数人のフォロワーまで生み出している。
俺のスタンスは反任天堂。実はそれ程嫌いではないのだが、俺とは対照的に順調で、華やかであることへの反感もあるし、なによりウケがいい。
今日も、フォロワーの筆頭である、恥というやつが盛んにスレを立てている。
そして俺が書き込むと、恥は尊敬し、懐いてくる。
どうしても、俺は俺をお兄ちゃんのように慕ってくれていたある少女を思い出してしまう。
俺は、昔、彼女を欲望のまま、犯した。
そして俺は街を追放された。
彼女は遠い空の向こう、今何をしているだろうか。
俺は頭を振った。
もう考えるのはやめようと決めたじゃないか。
俺がお兄ちゃん、いや、「お兄やん」でいられる資格があるのは、もうこの電子世界だけなのだ。
2008-02-18T20:35:25+09:00
1203334525
-
吉田
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/22.html
「吉田さんは何か趣味を見つけた方がいいですよ」
食堂で昼食を食べていると、後輩の和田にそう言われた。
確かに今の私には趣味というものがこれといってなく、ただ漠然と仕事をして暮らす日々を送っている。
私もこの状況はよくないと思っているのだが、四十を超えた年でなにか新しいことを始めるのも億劫だし、
ウォーキングなども私には楽しめそうもない。そもそも私がしている仕事は残業や休日出勤が多く、
まともな趣味は持てるかというといささか疑問である。そう和田に伝えると、
「それならゲームなんてどうです。楽器みたいに練習する必要も、ウォーキングみたいに毎日続けなければいけないというわけでもありませんよ。
前までゲームは悪だと言われていましたが、DSやこの前でたwiiで印象は随分とよくなりましたし。私もよくゲームをやりますが、
最近のゲームは凄いですよ。それに吉田さんは前DSに興味を示していたじゃないですか」
確かに脳を鍛えるというものは少し興味があった。結局買わずに月日は流れたのだけれども。
「まぁゲームにしろなんにしろ趣味は持っていて損は絶対にありませんから、息抜きにもなりますし」
和田はそう言うと食べ終わった食器を載せたお盆を持って、その場から離れた。
趣味にゲームね……。
少し考え事をしながら、私は食べかけの焼き魚を突いた。
残業のせいで、時計の針は九時をとっくにすぎていた。仕事帰りの一杯でほろ酔い状態のサラリーマンをちらほらと見かける。
いつも私は会社から直接家に帰るのだが、今日は少しヨドバシカメラに寄ってみることにした。
ヨドバシカメラの中は、暗い外とは違い、眩しいぐらいに明るい。そういえばこんな時間にヨドバシカメラに来るのは初めての事だった。
閉店時間は十時とのことだったので、足早に玩具コーナーへと向かった。
時間帯が時間帯だけに客はあまりいない。スーツ姿の親父がこんなところにいるのは、さぞかし目立つだろうと、
私はすぐに用事を終わらせて帰ろうと思った。しかし、初めてくるこのコーナーには私が理解できるものは殆どなかった。
どうせ買うなら最新機種を買おうと思ったのだが、どれが最新機種なのか全く分からない。どうすれば手っ取り早く目的を果たせるか。
やはり店員に聞くのが一番だろう。少し気恥ずかしさはあったが。
「あの……すみません」
「何かお求めでしょうか」
「新しいゲーム機が欲しいのですが」
「機種名などは分かりますか」
ここで私はしまったと思った。和田が何か機種名を言っていたが、もう頭の中から消えていた。
買い物に来る前に調べとくのだったと後悔した。
「すみません。機種名は忘れました。取り敢えず最新機種をと」
「そうですね。最新機種というとwii、PS3、XBOX360がありますが、wiiとPS3は申し訳ございませんが、今は売り切れです」
今はあるのはXBOX360という物だけか。私はその機種のことを全く知らない。私は少々迷ったが、
ここで買わないとDSの二の舞になってしまうと思い、私は決断した。
「XBOX360をください」
「和田君、君が言ったとおり私もゲーム機を買ってみたよ」
昼休みの昼食の時間、私はそう和田に報告した。
「吉田さんは意外と行動が早いんですね。でもよく買えましたね。Wiiを。いまどこも品薄で大変らしいじゃないですか」
「いいやwiiは買えなかったよ」
私は首を横に振った。
「じゃPS3を」
また首を振る。
「XBOX360というのを買ったよ」
そう言うと箸を持つ和田の手が一瞬止まった。
「へぇ意外ですね。まさかXBOX360を買うとは思いませんでしたよ」
本当に驚いたように和田は言う。しかしどことなく嬉しそうだ。
「ソフトは何を買われたんですか」
「実は……」
ここで私は昨日、本体だけ買ってソフトを買わなかったことを話した。ソフトがないとできないと気づいたのは、家についた後だ。
「それは面白いですね。本当に吉田さんらしい」
和田は笑いながら言葉を続けた。
「じゃあ私がお勧めのソフトを貸しますよ。今日もしよかったらうちに取りにきてください」
「君の家にか」
「勿論です」
「私が君の家に行って問題はないのかね」
「何が問題になるのでしょうか。ただソフトを貸すだけですよ」
それはそうだが……。
「会社でゲームの貸し借りをする方が駄目なきがしません。なんとなくですけど」
その言葉で私は和田の家に行くことに決めた。
2008-02-18T20:34:45+09:00
1203334485
-
81氏
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/21.html
配役
カオル=クタラギ シンジ=ヤマノウチ アスカ=ゲイツ
初号機=Wii 弐号機=XBOX360 PS3=???
ありがとうヤマノウチ君..箱○はきみに止めておいて欲しかったんだ。
そうしなければ、彼と生き続けたかも知れないからね...。
クタラギ君..どうして?
僕が生き続けることが、僕の運命だからだよ...結果、ゲーム産業が滅びてもね。
だが、このまま死ぬ事も出来る。生と死は等価値なんだ、僕にとってはね...
自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ。
何を...クタラギ君、きみが何を言ってるのか分かんないよ..クタラギ君...。
遺言だよ。
さあ、僕を消してくれ...そうしなければきみ等が消える事になる。
滅びの時を免れ、未来を与えられるコンシューマーは一つしか選ばれないんだ。
..そしてきみは、死すべき存在ではない。
...きみ達には、未来が必要だ。
ありがとう、きみに会えて..嬉しかったよ。
「瞬間、サード、重ねて」
アスカ=箱○ シンジ=PS3 使徒=Wii ミサト=浜村
浜村:先の携帯ゲーム機戦争によって日本のハイクオリティゲーム市場は大きなダメージを受け、
現在までの復旧率は26%、実践における稼働率はゼロと言っていいわ。
従って今回は、上陸直前の目標を水際で一気に叩く。PS3並びに箱○は交互に目標に対し
波状攻撃、続編物囲い込みでいくわよ。
箱○、PS3:了解
的な感じで箱○とPS3が先に発売でWiiを迎え撃つが箱○の先走りによって
Wii本体とWiiリモコンに分かれたWiiに2機種ともやられちゃって協力して
Wiiを倒さないといけないって事で共同生活をしたりしてだんだん展開を揃えていって
最後サードを全部マルチ化してWiiリモコンとWii本体への同時攻撃で撃破するという
パロディーを書こうと思いましたが心が折れました。
2008-02-18T20:26:43+09:00
1203334003
-
恥子10
https://w.atwiki.jp/hajiko/pages/20.html
恥子 第十章 異常者
私はうつろな目で呆然とモニタを見つめていた。
何度見返してもそこに書いてある事は同じだ。
「あなたがこんなに空気の読めない馬鹿だとは
思いませんでした。私を騙していたこと含め
非常に遺憾ですね。正直ウザいですよ。
所詮女なんてこういう生き物ですね。
以後俺に関わらないでください。爆笑」
……。
言葉が出ない。
こんな事になった経緯を振り返る。
A助様が2chでいつものように闘っていた時
私は彼の力になりたくて、それを
してしまったのだ。ううん、初めから
コテハンは捨てたのはそれが目的だったのだ。
私は、彼の書き込んだスレッドに擁護の書き込みを
して回った。「さすがA助様!!」「名無しは死ねよww」
などまあ、くだらない駄レスだけれども。
正直ゲハ板から離れて飢えていた私は、いつのまにか
恥Wiiになってしまったのだ。もう一人の自分が目覚めてしまったのだ。
「お前は僕ちんだろう?僕ちんはお前だ(^0^)」
“恥Wii”の言葉を思い出す
私は私と私ではない私の境目を失ってしまったのか
そして名無しで書き込んでいても、やはりバレバレだったのだ
A助が恥Wiiの人格で自演擁護していると言われだした。
もちろん私とA助様は別人ではあるけれども、
コトは大きくなり叩きスレッドが立つなどし、
とうとうA助様に追求された、そして彼はとても怒った。
なぜ擁護などしたのか、俺のプライドを傷つけるな、と
それになにより、私が恥Wiiだったことに。
そして、私はA助様に嫌われてしまったのだ。
なんだか納得いかない気持ちもある
ゲハ板の嫌われ者恥Wiiだろうが、一人の女なのだ
A助様は私に優しく接してくれてたじゃないか
けど、そんな愚痴を言っても取り返しは付かない
納得いかなくても、現実は非常なのだ。
現実、かあ・・・。
現実のA様は何をしているんだろう。
「お兄ちゃん」と重なる彼。
ひょっとしてA助様はお兄ちゃんだったりするのかなあ・・・。
ううん、そんなわけ無い。それはありえない。
だって、お兄ちゃんとA助様は名前が違うもの。
A助様の名前は、「吉田宗」
これは確かだ。
一度A助様がプロバイダメールであて先を間違えて
私にメールを送って来た事があった。
その時のメールの名義が吉田宗だったのだ。
A助様は私に秘密にしておいてと言ったけれども。
ふと、A助様とのやりとりを見返す。
メッセージやメールのログに目を通す。
岡山に住んでいる トイざラスとジャスコが近くにある
分かった事はこれぐらいだった。
―なぜそんなコトが気になったのか
逢ってみたいだなんて馬鹿げた思考が頭に浮かんだからだ。
分かってる、それではタダのストーカーだ。異常者だ。
しかも私はA助様に嫌われてしまった。
もう彼との繋がりは途絶えてしまったのだ。
だけども、私は。
きっと異常者なんだろう。
そして私は準備を始めたのだ。
2008-02-18T20:15:43+09:00
1203333343