またね。

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作詞:ヒガテル
作曲:ヒガテル
編曲:ヒガテル
絵・動画:アルセチカ
Special Thanks:シシド
唄:可不

曲紹介

『 旅立つ君にへの 』
曲名:『またね。

歌詞

(配布ファイルより転載)

教室から走り出す
集合写真そっちのけで
君がいる教室へと
ああ、どうか
間に合いますように

教室には君はいない
不安と焦燥の中走る
「充電さえ切れなければ」
昨日の自分を呪った

上履きで中庭を抜ける
君がいそうな場所 行きそうな場所
どこにもいない 誰も知らない
一縷の望みをかけて
最後に向かった場所
風紀委員室の入り口の前で

君がそんな顔をして
笑うから ほらまた少し
熱が出て 空回り
口を衝いて出た言葉

早鐘のように鳴る
心臓無視して
切り出す話を

君は静かに
頷いて聞いてくれた

私の話を聞き終えた後
君が口を開いた
「僕も言ってなかったことがあるんだ」
君の呼吸はどんどん浅くなって
このまま消えてしまうんじゃないかって
そう思った

君がそんな呼吸をして
話すから ほらまた少し
熱が出て 手を伸ばす
口を衝いて 出た言葉

君の痛みとか苦しみとか
わかりようがない 
その筈がさ
涙が溢れるから
ねぇ扉を開けて
本音(こえ)を聞かせて

駅までの道は慣れなくて
少し迷ってしまった
どうか間に合いますようにって
あの日みたいにひたすら祈った

自販機の横で待つ君を見つけて
手を振って声をかけた
あの日以来まともに話してない
でも、そんなの関係ない

君がそんな顔をして
困るから ほらまた少し
熱が出て 先回り
口を衝いて出た言葉

だって

君がそんな顔をして
照れるから ほらもう少し
熱が出て 構わない
口をついて出た言葉

旅立つ君にへの

「またね。」

帰路に着くと目眩がした
帰宅してすぐに横になる
熱を計れば38℃
「"少し"どころじゃないなぁ」

君の笑顔を思い出しながら
夢の世界へと落ちていく
3月18日 
これは終わりと始まりの物語


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最終更新:2023年12月12日 21:25