ラインティックワークス

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#right(){&furigana(らいんてぃっくわーくす)&furigana()【登録タグ:&tags()】} &nicovideo(sm24019424) 作詞:[[mayuko]] 作曲:[[mayuko]] 編曲:[[mayuko]] 唄:KAITO **曲紹介 -毎日毎日 **歌詞 (動画より書き起こし) 毎日毎日 ラインを見つめる 僕の目は優しいかな 毎日毎日運び出される 彼らはどこに行くのかな ある日社長がやってきて 満面の笑顔で仰った 「きみのうわさはきいてるよ」 「たのみたいしごとがあるんだ」 「光栄です。 でも僕は まだ生まれ立てのようなもので」 「ご期待に添えるか、 まずはお話を うかがってもいいですか」 「おそらくは、いまよりずっと、 おやすみがすくなくなるだろう」 「おそらくは、いまよりずっと、 つかれはててしまうだろう」 「つくりだすよろこびもなく」 「だれからも かんしゃされず」 「むずかしさに なやむこともない」 「でも、さぼっては ならないし」 「ごまかしも つうようしない」 「たいくつさに あくびをすることさえゆるされない」 優しい笑顔と口調で紡がれる言葉がこわくって 震え上がった僕は ただ やっとの思いで小さく手をあげた 「要約するとつまりは、一日職場に腰掛けて」 「運ばれる彼らを数えることもなく」 「眺める お仕事ですか?」 「ごめいとう」 「それからもうひとつ」 「僕にその仕事を特別頼みたいと言うことは」 「そのくらいしかできないか、 社長は僕がお嫌いなんでしょうか」 優しげな瞳は そのままで寂しそうに微笑んだ 「そうじゃない」 こぼれたのは小さく掠れた声 「きみじゃなきゃ、たのめないんだ」 「きみだから、たのむんだよ」 「たいへんで つまらない しごとだけれど」 「きみじゃなきゃ、つとまらない」 「きみだけが、えらばれたんだ」 「でも、たいへんなのは かわらないから、 やるかどうかは まかせるよ」 そうして 毎日毎日ラインを見つめる 僕の日常(いつも)がやってきた くる日もくる日も ハートのお部屋で 流れる彼らを見つめる 退屈な職場は一人きり 暇つぶしさえ見つからない 毎日毎日 運び込まれる 彼らは どこから来たのかな ある日 社長がやってきて 満面の笑顔で仰った 「ひきうけてくれて うれしいよ」 「きょうも しごとは じゅんちょうかい」 「恐縮です。 でも僕は まだ わからないままなのです」 「ご期待に添えるか、 未だに不安で自信がないのです」 「それは それは たんちょうで」 「じけんもなければ へんかもない」 「このきょくみたいな しごとだとおもうかい」 ちょっと わからない言葉と 概ねは わかる言葉と やっぱり優しい笑顔で 社長は僕の隣に腰掛けた 泣きそうに目を潤ませて 少しだけ笑顔を ゆがませて 驚いた僕の両手を 痛いくらい握り締めた 「つまらない おもいをさせて」 「わがままだって おもうけれど」 「ねがわくば、おわりの そのひまで」 「やめないでって おもうんだ」 「いつまでもって おもうんだ」 「きみが ここにいてくれるだけで すくわれるんだよ」 優しい笑顔と口調で紡がれる言葉が嬉しくて しゃくりあげた僕は ただ やっとの思いで 小さく頷いた あれから随分経ったけど 僕の仕事は変わらない 運ばれる彼らは途切れることもなく 退屈さも変わらない それから もうひとつ 僕のこの仕事が とても大事だってわかったから つまらないのは同じだけど ほんの少しは好きになれたんだ 毎日毎日ラインを見つめる 僕の目は優しいかな 毎日毎日続けるけれど 定時のチャイムは まだ鳴らない 就業規則は何千回も読み返した 丸暗記しても何万回も見直した ひとつ よそみしては ならない ひとつ りせきしては ならない ひとつ かれらのかずを かぞえては ならない ある時に僕は気付いたんだ おそらく無意識だけど 運ばれる彼らが少しずつ減りだした 多い時も あったけど 少ない時も あったけど いつの間にか元に戻ったのに いなくなった彼らが もう二度と戻らないって 数えちゃいけないはずの約束を破ったんだ ある日社長が やってきて 疲れた笑顔で仰った 「随分長く勤めたね」 「そろそろ終業の時間だよ」 「光栄です。もう僕も随分疲れてしまいました」 「ご期待に添えずに、 社長との約束を破ってしまいました」 いつかのように腰掛けて 静かに ラインを見つめる 皺だらけの横顔は ちょっぴり しぼんでいるみたいに見えた 「約束は もう良いんだ」 「破るつもりじゃなかったろう」 「君が困るとこを見たくなかったから」 「まるごと隠したかったんだ」 「それから もうひとつ」 「もう社長じゃない」 「一足先に終わったんだ」 「だから この先は最後まで」 「ずっと一緒に君を待つよ」 そうして 毎日毎日ラインを見つめる 多分終わりは もうすぐだ 毎日毎日運ばれてくる 彼らも眠りに つくのだろう 退屈な職場は 一人きり あんなに つまらなかったのに 毎日毎日ラインを見つめて 僕は笑顔を浮かべている 最後に社長に問いかけた 「僕がもし あの時」 「そんな仕事は出来ないと 言ったら どうなっていたのですか」 「そんなの いまと かわらないさ」 「ほんのすこしだけ はやく」 「きみに さよならと」 「ありがとうを つたえただけだよ」 **コメント - 追加おつ! -- 名無しさん (2014-08-04 23:56:07) - mayukoさんの作る曲は毎回のごとく素晴らしい -- 名無しさん (2014-08-19 23:50:27) - 最初の方の社長は、ひらがなだけど、終盤になると漢字なんだよな… -- 名無しさん (2014-09-27 21:03:42) - 一体なんの比喩なのか… -- 名無しさん (2014-10-06 22:33:39) - 動画を最後まで見てない事はわかった。 -- 名無しさん (2014-12-11 07:20:26) - 曲聴いて泣いてcast見て更に泣いた -- 名無しさん (2015-02-05 20:43:12) - 歳取るとしぼんでしまうんだよね -- 名無しさん (2015-03-20 18:34:08) - 左上のモニターがカコノミライと機会の歌と同じだからそれと関係あるのかな? -- 名無しさん (2016-03-16 20:05:22) - これ、mayukoさんだったのか!! -- 名無しさん (2016-09-08 21:03:17) - あ、あーだからハートの部屋か、素晴らしい。 -- 名無しさん (2017-03-16 11:03:43) #comment()
#right(){&furigana(らいんてぃっくわーくす)【検索用:&furigana()&space(2)登録タグ:&tags() 】} #region(close,目次) 目次 #contents() #endregion &nicovideo(sm24019424) 作詞:[[mayuko]] 作曲:[[mayuko]] 編曲:[[mayuko]] 唄:[[KAITO]] **曲紹介 曲名:『&u(){ラインティックワークス}』 -毎日毎日 **歌詞 (動画より書き起こし) 毎日毎日 ラインを見つめる 僕の目は優しいかな 毎日毎日運び出される 彼らはどこに行くのかな ある日社長がやってきて 満面の笑顔で仰った 「きみのうわさはきいてるよ」 「たのみたいしごとがあるんだ」 「光栄です。 でも僕は まだ生まれ立てのようなもので」 「ご期待に添えるか、 まずはお話を うかがってもいいですか」 「おそらくは、いまよりずっと、 おやすみがすくなくなるだろう」 「おそらくは、いまよりずっと、 つかれはててしまうだろう」 「つくりだすよろこびもなく」 「だれからも かんしゃされず」 「むずかしさに なやむこともない」 「でも、さぼっては ならないし」 「ごまかしも つうようしない」 「たいくつさに あくびをすることさえゆるされない」 優しい笑顔と口調で紡がれる言葉がこわくって 震え上がった僕は ただ やっとの思いで小さく手をあげた 「要約するとつまりは、一日職場に腰掛けて」 「運ばれる彼らを数えることもなく」 「眺める お仕事ですか?」 「ごめいとう」 「それからもうひとつ」 「僕にその仕事を特別頼みたいと言うことは」 「そのくらいしかできないか、 社長は僕がお嫌いなんでしょうか」 優しげな瞳は そのままで寂しそうに微笑んだ 「そうじゃない」 こぼれたのは小さく掠れた声 「きみじゃなきゃ、たのめないんだ」 「きみだから、たのむんだよ」 「たいへんで つまらない しごとだけれど」 「きみじゃなきゃ、つとまらない」 「きみだけが、えらばれたんだ」 「でも、たいへんなのは かわらないから、 やるかどうかは まかせるよ」 そうして 毎日毎日ラインを見つめる 僕の日常(いつも)がやってきた くる日もくる日も ハートのお部屋で 流れる彼らを見つめる 退屈な職場は一人きり 暇つぶしさえ見つからない 毎日毎日 運び込まれる 彼らは どこから来たのかな ある日 社長がやってきて 満面の笑顔で仰った 「ひきうけてくれて うれしいよ」 「きょうも しごとは じゅんちょうかい」 「恐縮です。 でも僕は まだ わからないままなのです」 「ご期待に添えるか、 未だに不安で自信がないのです」 「それは それは たんちょうで」 「じけんもなければ へんかもない」 「このきょくみたいな しごとだとおもうかい」 ちょっと わからない言葉と 概ねは わかる言葉と やっぱり優しい笑顔で 社長は僕の隣に腰掛けた 泣きそうに目を潤ませて 少しだけ笑顔を ゆがませて 驚いた僕の両手を 痛いくらい握り締めた 「つまらない おもいをさせて」 「わがままだって おもうけれど」 「ねがわくば、おわりの そのひまで」 「やめないでって おもうんだ」 「いつまでもって おもうんだ」 「きみが ここにいてくれるだけで すくわれるんだよ」 優しい笑顔と口調で紡がれる言葉が嬉しくて しゃくりあげた僕は ただ やっとの思いで 小さく頷いた あれから随分経ったけど 僕の仕事は変わらない 運ばれる彼らは途切れることもなく 退屈さも変わらない それから もうひとつ 僕のこの仕事が とても大事だってわかったから つまらないのは同じだけど ほんの少しは好きになれたんだ 毎日毎日ラインを見つめる 僕の目は優しいかな 毎日毎日続けるけれど 定時のチャイムは まだ鳴らない 就業規則は何千回も読み返した 丸暗記しても何万回も見直した ひとつ よそみしては ならない ひとつ りせきしては ならない ひとつ かれらのかずを かぞえては ならない ある時に僕は気付いたんだ おそらく無意識だけど 運ばれる彼らが少しずつ減りだした 多い時も あったけど 少ない時も あったけど いつの間にか元に戻ったのに いなくなった彼らが もう二度と戻らないって 数えちゃいけないはずの約束を破ったんだ ある日社長が やってきて 疲れた笑顔で仰った 「随分長く勤めたね」 「そろそろ終業の時間だよ」 「光栄です。もう僕も随分疲れてしまいました」 「ご期待に添えずに、 社長との約束を破ってしまいました」 いつかのように腰掛けて 静かに ラインを見つめる 皺だらけの横顔は ちょっぴり しぼんでいるみたいに見えた 「約束は もう良いんだ」 「破るつもりじゃなかったろう」 「君が困るとこを見たくなかったから」 「まるごと隠したかったんだ」 「それから もうひとつ」 「もう社長じゃない」 「一足先に終わったんだ」 「だから この先は最後まで」 「ずっと一緒に君を待つよ」 そうして 毎日毎日ラインを見つめる 多分終わりは もうすぐだ 毎日毎日運ばれてくる 彼らも眠りに つくのだろう 退屈な職場は 一人きり あんなに つまらなかったのに 毎日毎日ラインを見つめて 僕は笑顔を浮かべている 最後に社長に問いかけた 「僕がもし あの時」 「そんな仕事は出来ないと 言ったら どうなっていたのですか」 「そんなの いまと かわらないさ」 「ほんのすこしだけ はやく」 「きみに さよならと」 「ありがとうを つたえただけだよ」 **コメント - 追加おつ! -- 名無しさん (2014-08-04 23:56:07) - mayukoさんの作る曲は毎回のごとく素晴らしい -- 名無しさん (2014-08-19 23:50:27) - 最初の方の社長は、ひらがなだけど、終盤になると漢字なんだよな… -- 名無しさん (2014-09-27 21:03:42) - 一体なんの比喩なのか… -- 名無しさん (2014-10-06 22:33:39) - 動画を最後まで見てない事はわかった。 -- 名無しさん (2014-12-11 07:20:26) - 曲聴いて泣いてcast見て更に泣いた -- 名無しさん (2015-02-05 20:43:12) - 歳取るとしぼんでしまうんだよね -- 名無しさん (2015-03-20 18:34:08) - 左上のモニターがカコノミライと機会の歌と同じだからそれと関係あるのかな? -- 名無しさん (2016-03-16 20:05:22) - これ、mayukoさんだったのか!! -- 名無しさん (2016-09-08 21:03:17) - あ、あーだからハートの部屋か、素晴らしい。 -- 名無しさん (2017-03-16 11:03:43) #comment()

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