止水の湖

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止水の湖」(2023/12/12 (火) 02:20:29) の最新版変更点

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#right(){&furigana(しすいのみずうみ)&furigana()【登録タグ:&tags()】} |&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm3857939)|&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5892602)| 作詞:[[waraP]] 作曲:[[waraP]] 編曲:[[waraP]] 唄:初音ミク **曲紹介 -歌詞にいろいろ詰め込むと長くなっていかんのでバックストーリーとの二元進行にしてみました。(作者コメントより) **歌詞 [[(超拡張版)>止水の湖#long]] [[(0)>止水の湖#0]][[(1)>止水の湖#1]][[(2)>止水の湖#2]][[(3)>止水の湖#3]][[(4)>止水の湖#4]][[(5)>止水の湖#5]][[(6)>止水の湖#6]] (&italic(){斜字体}で書いた部分は動画に表示されるバックストーリーであり、音声はない) #openclose(show=[単体版歌詞を開く],border:0,padding:0,margin:0){ 古(いにしえ)の伝承(つたえ) 奇跡の水は許さるは心の同じ者だけ &italic(){むかし むかし ある村の外れに} &italic(){一人の魔法使いが 住んでいました} &italic(){魔法使いは 魔法で動く人形を使って} &italic(){村の人たちの仕事を 手助けして暮らしていました} &italic(){魔法使いは 長い年月をかけて 一つの魔法を作りました} &italic(){それは人形に心を宿す 魔法の石でした} &italic(){魔法使いは 石を一体の人形に宿しました} &italic(){そして人形と魔法使いの交流がはじまりました} &italic(){しかし翌年 魔法使いは悪い病に侵されてしまいました} &italic(){病は魔法使いを 日に日に死へと追いやっていきました} &italic(){苦しむ主を助けるため} &italic(){人形は 村に伝わる軌跡の水を求めて} &italic(){旅に出ました} &italic(){万病に効くといわれる奇跡の水} &italic(){旅の末 辿り着いたのは} &italic(){波ひとつたたない 鏡のような湖でした} 止水の上に片足のせて 沈まぬは心のざわめきを知る こぼれる涙は波もたてずに 止められた水面に溶けて消え去る &italic(){主を助けたいと願う人形} &italic(){でもその感情を水は拒みます} &italic(){願いを叶える水は} &italic(){願いを持つ者が手に入れることはできなかったのです} &italic(){そして} &italic(){人形は} &italic(){ひとつの} &italic(){選択を} &italic(){した} よみがえる思い出は 優しい日々の記憶 あなたを救うためならもう怖くはない 私に心くれた優しい魔法使い 私が消えてもどうか泣かないでください &italic(){そして人形は} &italic(){魔法の石を} &italic(){コ ワ シ タ} 心をなくした人形は歩く 奇跡の水抱えて主(あるじ)のもとへ &italic(){魔法使いは目を覚ましました} &italic(){しかし目の前の人形に いつもの笑顔はなく} &italic(){ただただガラスの目が 魔法使いを見つめるばかりでした} &italic(){そして魔法使いは・・・} } #aname(long) #aname(0) ***0. prologue &italic(){伝えたのは誰か} &italic(){奇跡を起こすと伝えられる水} &italic(){欲する心は水面を閉ざし} &italic(){人には決して手にできず} &italic(){止水の心を持つものだけが} &italic(){その水の奇跡を知る} 鏡映したる奇跡 水面 心に揺れずに 彼の水をその手にするは止水の心を持つもの #aname(1) &italic(){むかし むかし あるところに } &italic(){魔法使いがいました } ***1. 昔々話 むかしむかしのはなし 湖を護る魔法使い 人形を操り 街を栄えさせた 山の上に暮らす独りぼっちの魔法使い 百年を費やし ある魔法を創った 人形に心与えたるは赤い魔法の石 小さな人形に石(意思)握らせ 私が生まれた むかしむかしのはなし 湖を護る魔法使い 心持つ人形と仲良く暮らしてた #aname(2) ***2. 魔女の呪い &italic(){「お前が魔法使い殺しの魔女か」} &italic(){「いかにも、覇王さま」} &italic(){「早速だが…」} &italic(){「始末したい魔法使いがいる…と」} &italic(){「ああ、忌々しい人形使いだ…} &italic(){あの街が欲しくてな} &italic(){だがやつのせいで私の兵は町に} &italic(){入る事もできん」} 世を統べる黄金の王 欲するは不死の体 求めるは奇跡の水 人形使いが護る街 &italic(){「ほう、さぞ魅力的な場所のようですね」} &italic(){「私は世界のすべてを手に入れたいのだよ」} &italic(){「それで私にどんなメリットが?」} &italic(){「あの山の上には奇跡を起こす湖が} &italic(){あるという伝説がある} &italic(){欲しくないか?」} &italic(){「なるほどそちらが本命ですか…} &italic(){ですがそんなものはいりません」} &italic(){「では何が欲しいと?」} &italic(){「何もいりませんよ} &italic(){これは趣味ですからね」} 付き添うは異国の魔女 操るは異界の唄 すり抜ける街の護り 人形使いを滅ぼす呪い &italic(){「ははっ、恐ろしいやつよ」} &italic(){「まあ見ていて下さい} &italic(){所詮は人形使いの結界} &italic(){私にとっては無いに等しい」} #aname(3) ***3. 日々 朝焼けの空 雲  水面に移して 見下ろす町並みは静かに目覚める &italic(){人形に心が生まれてから} &italic(){長い月日が経ちました} 胸の石輝き 今日も目を覚ます} 心の在処確かめ 一日が始まる} &italic(){魔法使いは街を護り} &italic(){人形は主を助ける} &italic(){そんな日々が長い間} &italic(){続いてきました} いつも通りの朝 変わらない日々が 幸せなこと いつも隣にあなたがいるから &italic(){しかし} &italic(){その日の朝は} &italic(){いつもと違っていました} 服を整え ご飯を用意する 隣の扉開け 主におはよう… &italic(){魔法使いは人形の} &italic(){呼びかけに答えませんでした} &italic(){魔女の呪いは体を蝕み} &italic(){魔法使いを死へと追いやります} &italic(){初めて見る魔法使いの姿を前に} &italic(){人形はなす術もなく} &italic(){立ち尽くしてしまいました} &italic(){そして人形は湖へ向かった} 古の伝 奇跡の水は許さるは心の同じ者だけ #aname(4) ***4. 止水の湖 止水の上に片足のせて 沈まぬは心のざわめきを知る &italic(){主を助けたいと願う人形 } &italic(){願う心を水は拒み} &italic(){ただ水面に立ち尽くす} こぼれる涙は波もたてずに 止められた水面に溶けて消え去る &italic(){願えば叶わず} &italic(){願わねば叶わず} &italic(){「ソレデモ私ハ叶エタイ」} よみがえる思い出は 優しい日々の記憶 あなたを救うためならもう怖くはない 私に心くれた優しい魔法使い 私が消えてもどうか泣かないでください &italic(){そして人形は石を } &italic(){コ ワ シ タ} 心をなくした人形は歩く 奇跡の水抱えて主のもとへ &italic(){目を覚ました魔法使い} &italic(){しかし目の前の人形に} &italic(){いつもの笑顔はなく } &italic(){ただガラスの目が} &italic(){魔法使いを見つめるばかりでした } &italic(){そして魔法使いは・・・ } #aname(5) &italic(){燃え盛る町並} &italic(){迫り来る軍勢} &italic(){失った人形} &italic(){魔法使いの狂気が} &italic(){世界を襲った} ***5. 狂気 聳え立つ赤黒き巨大な人型 憎しみを象った破壊の人形 &italic(){魔法使いは考えた} &italic(){人の心を組み上げるために} &italic(){百年の時を費やした} &italic(){だが人を使えば} &italic(){材料が人の心であれば} &italic(){無数の心を集め纏めれば} &italic(){心という法則を創りだせるはず} その腕に浮き上がるは鈍く光る魔法 薙ぎ払い目指したるは黄金の覇王 腕に触れたもの 魔法に心喰われて 戦場の跡には 虚空見る者だけ 過去の日々に囚われた人形使い 巨人を駆り心を奪い続ける 百年の魔法はもう戻らない 狂気の先行き着く悲しき最後へ &italic(){大丈夫} &italic(){きっと時間はかからない} &italic(){そして月日は流れた} &italic(){険しい山道を進む影がひとつ} &italic(){異国の風体をした} &italic(){彼女の歩みに力はなく} &italic(){今にも崩れ落ちそうな体で} &italic(){必死に何かを目指していた} &italic(){やがて山頂にたどり着いた} &italic(){彼女が見たものは} &italic(){波ひとつ立たない湖と} &italic(){水面に立つ小さな人形の姿だった} &italic(){アラ、オ客サンね} &italic(){何年ぶりカシラ} &italic(){アナタも水が目当テ?} &italic(){デモ残念} &italic(){アナタには無理そうダワ} &italic(){ソレヨリモ} &italic(){私ノ話ヲ聞イテ行カナイ?} &italic(){チョット昔ノお話} #aname(6) &italic(){むかしあるところに } &italic(){魔法使いと人形がいました } ***6. 昔話 むかしむかしのはなし 呪いに倒れた魔法使い 人形は救った 心と引き換えに 魔法の怒り 国を滅ぼし心を集め かつての魔法を作り出そうとした 人形に心与えたるは黒い魔法の石 小さな人形に石(遺志)握らせ 私が生まれた デモ私はカツテの人形と 一緒デはアリマセンデシタ。 力も使い果たし 悲しみに暮れる魔法使い 水は波も立てず 彼は沈んでいった &italic(){必死に水面を叩く女} &italic(){やがて力尽きた彼女は} &italic(){波も立てずに湖に沈んでいった} &italic(){「ダカラ無理ダッテ言ッタデショ?」} &italic(){ココの水はネ} &italic(){奇跡ハ起コシテモ} &italic(){願イは叶ワナイのヨ} **コメント - 歌詞とバックストーリー、両方あってのこの曲だと思うので、こういう書き方にしました。読みづらかったらごめんなさい。 -- ページ作成者 (2009-03-03 23:24:05) - 読みづらいなんてとんでもない!! これがBESTだと思います! ホントに感謝です -- 名無しさん (2009-03-22 22:41:12) - (超拡張版)もつくってください!^^ -- 名無しさん (2009-04-03 10:03:35) #comment()
#right(){&furigana(しすいのみずうみ)&furigana()【登録タグ:&tags()】} |&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm3857939)|&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5892602)| 作詞:[[waraP]] 作曲:[[waraP]] 編曲:[[waraP]] 唄:初音ミク **曲紹介 -歌詞にいろいろ詰め込むと長くなっていかんのでバックストーリーとの二元進行にしてみました。(作者コメントより) **歌詞 [[(超拡張版)>止水の湖#long]] [[(0)>止水の湖#0]][[(1)>止水の湖#1]][[(2)>止水の湖#2]][[(3)>止水の湖#3]][[(4)>止水の湖#4]][[(5)>止水の湖#5]][[(6)>止水の湖#6]] (&italic(){斜字体}で書いた部分は動画に表示されるバックストーリーであり、音声はない) #openclose(show=[単体版歌詞を開く],border:0,padding:0,margin:0){ 古(いにしえ)の伝承(つたえ) 奇跡の水は許さるは心の同じ者だけ &italic(){むかし むかし ある村の外れに} &italic(){一人の魔法使いが 住んでいました} &italic(){魔法使いは 魔法で動く人形を使って} &italic(){村の人たちの仕事を 手助けして暮らしていました} &italic(){魔法使いは 長い年月をかけて 一つの魔法を作りました} &italic(){それは人形に心を宿す 魔法の石でした} &italic(){魔法使いは 石を一体の人形に宿しました} &italic(){そして人形と魔法使いの交流がはじまりました} &italic(){しかし翌年 魔法使いは悪い病に侵されてしまいました} &italic(){病は魔法使いを 日に日に死へと追いやっていきました} &italic(){苦しむ主を助けるため} &italic(){人形は 村に伝わる軌跡の水を求めて} &italic(){旅に出ました} &italic(){万病に効くといわれる奇跡の水} &italic(){旅の末 辿り着いたのは} &italic(){波ひとつたたない 鏡のような湖でした} 止水の上に片足のせて 沈まぬは心のざわめきを知る こぼれる涙は波もたてずに 止められた水面に溶けて消え去る &italic(){主を助けたいと願う人形} &italic(){でもその感情を水は拒みます} &italic(){願いを叶える水は} &italic(){願いを持つ者が手に入れることはできなかったのです} &italic(){そして} &italic(){人形は} &italic(){ひとつの} &italic(){選択を} &italic(){した} よみがえる思い出は 優しい日々の記憶 あなたを救うためならもう怖くはない 私に心くれた優しい魔法使い 私が消えてもどうか泣かないでください &italic(){そして人形は} &italic(){魔法の石を} &italic(){コ ワ シ タ} 心をなくした人形は歩く 奇跡の水抱えて主(あるじ)のもとへ &italic(){魔法使いは目を覚ましました} &italic(){しかし目の前の人形に いつもの笑顔はなく} &italic(){ただただガラスの目が 魔法使いを見つめるばかりでした} &italic(){そして魔法使いは・・・} } #aname(long) #aname(0) ***0. prologue &italic(){伝えたのは誰か} &italic(){奇跡を起こすと伝えられる水} &italic(){欲する心は水面を閉ざし} &italic(){人には決して手にできず} &italic(){止水の心を持つものだけが} &italic(){その水の奇跡を知る} 鏡映したる奇跡 水面 心に揺れずに 彼の水をその手にするは止水の心を持つもの #aname(1) &italic(){むかし むかし あるところに } &italic(){魔法使いがいました } ***1. 昔々話 むかしむかしのはなし 湖を護る魔法使い 人形を操り 街を栄えさせた 山の上に暮らす独りぼっちの魔法使い 百年を費やし ある魔法を創った 人形に心与えたるは赤い魔法の石 小さな人形に石(意思)握らせ 私が生まれた むかしむかしのはなし 湖を護る魔法使い 心持つ人形と仲良く暮らしてた #aname(2) ***2. 魔女の呪い &italic(){「お前が魔法使い殺しの魔女か」} &italic(){「いかにも、覇王さま」} &italic(){「早速だが…」} &italic(){「始末したい魔法使いがいる…と」} &italic(){「ああ、忌々しい人形使いだ…} &italic(){あの街が欲しくてな} &italic(){だがやつのせいで私の兵は町に} &italic(){入る事もできん」} 世を統べる黄金の王 欲するは不死の体 求めるは奇跡の水 人形使いが護る街 &italic(){「ほう、さぞ魅力的な場所のようですね」} &italic(){「私は世界のすべてを手に入れたいのだよ」} &italic(){「それで私にどんなメリットが?」} &italic(){「あの山の上には奇跡を起こす湖が} &italic(){あるという伝説がある} &italic(){欲しくないか?」} &italic(){「なるほどそちらが本命ですか…} &italic(){ですがそんなものはいりません」} &italic(){「では何が欲しいと?」} &italic(){「何もいりませんよ} &italic(){これは趣味ですからね」} 付き添うは異国の魔女 操るは異界の唄 すり抜ける街の護り 人形使いを滅ぼす呪い &italic(){「ははっ、恐ろしいやつよ」} &italic(){「まあ見ていて下さい} &italic(){所詮は人形使いの結界} &italic(){私にとっては無いに等しい」} #aname(3) ***3. 日々 朝焼けの空 雲  水面に移して 見下ろす町並みは静かに目覚める &italic(){人形に心が生まれてから} &italic(){長い月日が経ちました} 胸の石輝き 今日も目を覚ます} 心の在処確かめ 一日が始まる} &italic(){魔法使いは街を護り} &italic(){人形は主を助ける} &italic(){そんな日々が長い間} &italic(){続いてきました} いつも通りの朝 変わらない日々が 幸せなこと いつも隣にあなたがいるから &italic(){しかし} &italic(){その日の朝は} &italic(){いつもと違っていました} 服を整え ご飯を用意する 隣の扉開け 主におはよう… &italic(){魔法使いは人形の} &italic(){呼びかけに答えませんでした} &italic(){魔女の呪いは体を蝕み} &italic(){魔法使いを死へと追いやります} &italic(){初めて見る魔法使いの姿を前に} &italic(){人形はなす術もなく} &italic(){立ち尽くしてしまいました} &italic(){そして人形は湖へ向かった} 古の伝 奇跡の水は許さるは心の同じ者だけ #aname(4) ***4. 止水の湖 止水の上に片足のせて 沈まぬは心のざわめきを知る &italic(){主を助けたいと願う人形 } &italic(){願う心を水は拒み} &italic(){ただ水面に立ち尽くす} こぼれる涙は波もたてずに 止められた水面に溶けて消え去る &italic(){願えば叶わず} &italic(){願わねば叶わず} &italic(){「ソレデモ私ハ叶エタイ」} よみがえる思い出は 優しい日々の記憶 あなたを救うためならもう怖くはない 私に心くれた優しい魔法使い 私が消えてもどうか泣かないでください &italic(){そして人形は石を } &italic(){コ ワ シ タ} 心をなくした人形は歩く 奇跡の水抱えて主のもとへ &italic(){目を覚ました魔法使い} &italic(){しかし目の前の人形に} &italic(){いつもの笑顔はなく } &italic(){ただガラスの目が} &italic(){魔法使いを見つめるばかりでした } &italic(){そして魔法使いは・・・ } #aname(5) &italic(){燃え盛る町並} &italic(){迫り来る軍勢} &italic(){失った人形} &italic(){魔法使いの狂気が} &italic(){世界を襲った} ***5. 狂気 聳え立つ赤黒き巨大な人型 憎しみを象った破壊の人形 &italic(){魔法使いは考えた} &italic(){人の心を組み上げるために} &italic(){百年の時を費やした} &italic(){だが人を使えば} &italic(){材料が人の心であれば} &italic(){無数の心を集め纏めれば} &italic(){心という法則を創りだせるはず} その腕に浮き上がるは鈍く光る魔法 薙ぎ払い目指したるは黄金の覇王 腕に触れたもの 魔法に心喰われて 戦場の跡には 虚空見る者だけ 過去の日々に囚われた人形使い 巨人を駆り心を奪い続ける 百年の魔法はもう戻らない 狂気の先行き着く悲しき最後へ &italic(){大丈夫} &italic(){きっと時間はかからない} &italic(){そして月日は流れた} &italic(){険しい山道を進む影がひとつ} &italic(){異国の風体をした} &italic(){彼女の歩みに力はなく} &italic(){今にも崩れ落ちそうな体で} &italic(){必死に何かを目指していた} &italic(){やがて山頂にたどり着いた} &italic(){彼女が見たものは} &italic(){波ひとつ立たない湖と} &italic(){水面に立つ小さな人形の姿だった} &italic(){アラ、オ客サンね} &italic(){何年ぶりカシラ} &italic(){アナタも水が目当テ?} &italic(){デモ残念} &italic(){アナタには無理そうダワ} &italic(){ソレヨリモ} &italic(){私ノ話ヲ聞イテ行カナイ?} &italic(){チョット昔ノお話} #aname(6) &italic(){むかしあるところに } &italic(){魔法使いと人形がいました } ***6. 昔話 むかしむかしのはなし 呪いに倒れた魔法使い 人形は救った 心と引き換えに 魔法の怒り 国を滅ぼし心を集め かつての魔法を作り出そうとした 人形に心与えたるは黒い魔法の石 小さな人形に石(遺志)握らせ 私が生まれた デモ私はカツテの人形と 一緒デはアリマセンデシタ。 力も使い果たし 悲しみに暮れる魔法使い 水は波も立てず 彼は沈んでいった &italic(){必死に水面を叩く女} &italic(){やがて力尽きた彼女は} &italic(){波も立てずに湖に沈んでいった} &italic(){「ダカラ無理ダッテ言ッタデショ?」} &italic(){ココの水はネ} &italic(){奇跡ハ起コシテモ} &italic(){願イは叶ワナイのヨ} **コメント - 歌詞とバックストーリー、両方あってのこの曲だと思うので、こういう書き方にしました。読みづらかったらごめんなさい。 -- ページ作成者 (2009-03-03 23:24:05) - 読みづらいなんてとんでもない!! これがBESTだと思います! ホントに感謝です -- 名無しさん (2009-03-22 22:41:12) - (超拡張版)もつくってください!^^ -- 名無しさん (2009-04-03 10:03:35) - すごくいい -- 名無しさん (2013-01-12 00:49:41) #comment()

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