曲紹介
歌詞
とぷりと 水に沈んで、まわる
上からかぞえて 三つめまで満たす
その底 ちいさなきみが 浮かぶ
何処まで大きく なるかを考える。
きみは知らない 哀しいさよならも
微笑む記憶も 微かな切り傷も
最後に遠く 始まりには近く
幸せなきみが 少し羨ましい
透明な筒 きれいに数値を刻んで
だけど きみは決まらないでいてね
理科室の隅 そっと一人きりの秘密
窓の 外側には雲が およぐ
こたえは 考えるだけ 無駄で
ため息に混ぜて 今日のエサにしよう
水槽 どれも満杯 だから
きみはいつまでも 長方形のなか
きみはいわない 冷たい罵りも
優しい言葉も それも羨ましい
透き通る水 楽しそうにゆらぐきみと
ふたり 窓際に影を作って
あれからきみは 少しだけ大きくなって
きっと もっと上手く生きる だろう
暗がる雨の日には けだるげに浮かんで
ぬるい水をかき回して 遊ぶ
明日は晴れるだろうか 問いかけても
きみは無言で 当たり前
ふたりきり、ひとりきり
透明な筒 きれいに数値を刻んで
だけど きみは決まらないでいてね
理科室の隅 そっと一人きりの秘密
窓の 外側には雲がおよぐ
透明な筒 変わらず数値を刻んで
きみは 気ままに行き来を続ける
この教室（はこ）の隅 それは二人きりで、秘密
今日の むこう側で明日が 暮れる
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最終更新：2023年12月12日 00:14
