暫月-ZANGETU-

作詞:マル
作曲:森下リョウ
編曲:森下リョウ
唄:巡音ルカ(ルカver.) 猫村いろは(いろはver.)

曲紹介

  • 時は幕末。激動の時代に翻弄されし侍と花魁の密やかな悲恋がテーマ。(作者コメ転載)
  • タイトルは「太陽が沈んだ後、暫らくの間闇を照らす月」という意味を込めて作った造語。
  • ほのかに和を意識した、重厚感溢れるエレクトロニカ。

歌詞

鏡に映して
指で紅を引いて
格子の向かふの
夜空仰ぐ

都を追はれて
北に落ちのびたと
あなたの便りを
胸に抱いて

――終はりのない 戦の世に
誠を尽くした人

ほろ酔ひて 道を行き
見上げれば 夜半の月
ともに見た 遠き日の
面影は 夢の夢
群雲に 掻き曇り
頬濡らす 涙雨
行末を 契りしは
仮初と 知りながら…

金紗に帯締め
浮かれ騒いだとて
あなたを思はぬ
時はなくて

――先の見えぬ 闇夜の中で
明日を信じた人

酒盃に 一片の
花落ちて 月の宴
酔ひ伏して うたた寝に
見る影は 世の名残
乱れ咲く 徒花に
血潮散る 幻に
泣き濡れて 目覚めても
暁は 未だ遠く…

――空を翔る 鳥のやうに
この手にとどまらずに

ほろ酔ひて 道を行き
見上げれば 夜半の月
ともに見た 遠き日の
面影は 夢の夢
されど今 中天に
ある月は 変はらずに
立ち迷ふ 暗き世を
ひとすぢに 照らし出す

――ひとすぢに 照らし出す
  暁は 未だ遠く…

コメント

  • この曲大好きです! -- 刹 (2010-12-21 22:59:26)
  • 幕末の悲恋っていうところも、曲も好きです^^ -- 誠羅 (2011-11-27 14:33:06)
  • この曲の旋律すごい好きですVv -- 紅亞 (2013-01-16 23:28:59)
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  • 2009年

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最終更新:2023年12月12日 10:01