はぐれ甚句

はぐれじんく【登録タグ: ハッチポッチP 鏡音リン 鏡音レン

作詞:ハッチポッチP
作曲:ハッチポッチP
編曲:ハッチポッチP
唄:鏡音リン・鏡音レン

曲紹介


歌詞

思い出します 去年の文月
祭に浮かれた人の波
ちょいと指先 鉤の字に曲げて 伸ばしたその手を
つかまれた

手前生国分かりもしません
気づいたときには売られてた
掃除 洗濯 薪割り 水組み
角兵衛獅子でとんぼ切る
お前等のような醜い子供は
俺が雇わなにゃ生きられぬ
蹴られて言われた親方の言葉
鵜呑みで我慢をしてました

ある夜聴こえたおかみさんの声
「そろそろ女郎屋に売りましょか」
酔って合意の親方の声に
弟れん太が立ち上がる
芯張り掛かった重たい引き戸を
蹴りのひとつで吹き飛ばす
薪割り水組み角兵衛で鍛えた
れん太はとっても強かった

酒色に溺れた親方とれん太
力じゃ勝負になりませぬ
拳のひとつで倒れた親方を
またいで外への扉を開いた

汚れた双子のはぐれ唄
人をはぐれ親からはぐれ道からもはぐれた
汚れた双子のはぐれ唄
手を取り合ってふたりで逃げ出した

初めて盗んで口に入れたのは
お地蔵さんの供え物
三日三晩も寝込んだそのあと
人の財布に目をつけた
痛む心も次第に薄れて
一端悪党を気取っても
夜更けに魘され苦しむ姉貴の
声で眠れぬ橋の下

七月文月暑い祭の後
カモを探してふらふらり
頭の弱そうな旦那の袂に
そろりそろりと手を伸ばす
汚れた両手が胸を突き刺すが
水腹抱えてもう三日
すまぬと心でひとつ呟いて
伸ばしたその手をつかまれた

堅気の仕事も探してみたけれど
醜い双子に口は無し
奉公 子守も尋ねてみたけれど
門前払いにまで塩まで撒かれた

女と思えぬ力で牽かれた
れん太も敵わぬ乳ババア
乱れた頭巾の下から除くは
薄気味悪い桜色
行き先ゃ地獄かはたまた番屋か
番屋に行ければおなぐさみ
獲って食われる覚悟をしてたら
着いたところは襤褸屋敷

桜色した鬼から受けた
雷降るよなお説教
細く開いた障子から除く
紫赤青鬼の顔
正しい説教はありがたいけれど
堅気にゃなれないこの姿
偉そうに言うなら飯食わせろよと
言ったら本当に飯が出た

生まれて初めて情けを受けたとて
嬉しさ伝える術知らず
涙の茶漬けを黙ってかき込めば
仕事もやろうと優しく言われた

汚れた双子のはぐれ唄
人をはぐれ親からはぐれ道からもはぐれた
汚れた双子のはぐれ唄
はぐれ旅はここで終わりでしょか

思い出します 去年の文月
あたしをつかんだ その腕は
白くて細くて やたらに強くて
それからとっても

あったかい

コメント

  • 糸屋おみくが素敵だからこれも素敵に決まってる! -- 紅姫櫻 (2011-05-15 23:30:49)
  • 糸屋おみくだけだと思ってた! 3、あるよね? -- 名無しさん (2011-05-30 21:56:02)
  • 曲調GJ! -- 名無しさん (2011-06-03 15:19:18)
  • ルカ姐さんかっこいい……これyoutubeにも出ないかなあ -- つぎはぎ人形 (2011-07-13 23:20:54)
  • おみくからのこれは素敵すぐる・・・ -- ロンリィガイ (2011-08-12 23:40:54)
  • youtubeに出てるかと思って探しても見つからなかったです -- あいなっく (2016-10-14 00:57:37)
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