歌詞
はるか空の彼方 君と引き裂かれて
泣き寝入りなんて してる場合じゃない
イカロスみたいに 空を飛んででも
会いに行くよ 君のところまで
会えるとしたら1年に1度
見張りが休む 7月7日
瞳に移る 幾千の星
君との距離は 何万フィート?
翼背負って空へ飛び立つ
琴も持たぬ愚かなオルフェウス
遠く飛んで届けよ時計の針が
12で重なるその前に
7月7日残り7秒
上弦の月の渡し守が
お前には無理だと せせら笑って
僕の体は 地に落ちた
誰にも理解して もらえないとしても
また友がひとり 離れてゆくとしても
例え目指す場所が 遠すぎるとしても
会いに行くよ 君のところまで
巡り来る夏は 悪戦苦闘
目指す高みは 前人未到
君だけ想う 春夏秋冬
けれども僕は 七転八倒
二度目の夏も 三度目の夏も
嵐の中をただ羽ばたいた
まるで意思を持った意地の悪い風に
僕の翼はへし折れた
四度目の夏も 五度目の夏も
天の川の淵さえ届かずに
ついに力も尽き六度目の夏に
僕の心はへし折れた……
この短い腕じゃあ 君まで届かない
まるで望遠鏡を逆さにしたようで
何も掴めはしない その手をとったのは
去ったと思っていた 友人たち
「今年はもうやめにするのかい?」
「面白くないし手伝ってやるよ」
「一緒に飛んでって風除けになる」
「勝手にやるだけさ だから気にするな」
嵐の中で 夜空を望む
瞳に移る 一面の雲
だけども今は ひとりじゃないさ
さあ飛び立とう 七夕の空
翼背負って空へ飛び立つ
逆風の中をただひたすらに
どんなひどい嵐も雲を抜ければ
その先にはきっと星空
かささぎたちと ともに眺める
眼下に広がる天の川
「先に帰って待ってる」とターンした
彼らの背に叫ぶ「ありがとう」
7月7日残り7秒
懐かしい君のその笑顔
7度目の夏にやっと辿り着いた
涙に濡れたふたり
7年ぶりの君とのデート
7秒きりの短いキスを
コメント
- 唄:鏡音リン・・・、誤植・・・? -- 名無しさん (2012-03-12 14:27:00)
最終更新:2023年12月12日 00:13