終焉と天秤

しゅうえんとてんびん【登録タグ:2009年 ガチャP 神威がくぽ

作詞:ガチャP
作曲:ガチャP
編曲:ガチャP
唄:神威がくぽ

歌詞

勇者が紡ぎしは 故知らぬ彼の謳
紫の花供えるもの 寂れた墓標
勇者が訪ねるは 由縁知る彼の仲間
錆びれた墓標の名と 捧ぐ彼の色

別れ隔つ兄妹 対なる運命
少年は<勇者の従者> 少女は<終焉を告げる娘>
別つ二人繋ぐ 紫色の瞳
紫の縁 気付いても悲劇

<護るべき勇者>と<探し求めた妹> 天秤にかけ
少年は<時の勇者>に告げる
紫の瞳 見つめる視界
少女は紫の瞳を閉ざす

「君が愛した花の色知らぬ」
少年は彼女に告げる
「僕ら繋ぐ 縁の色を」
それが紫色の花

勇者を訪ねるは 縁なきかの王女
義務を驕りし者 永遠を望む

富を統べる王女 永遠を求める
有限は<永遠> 無限は<終焉>
永遠を与えうるは 漆黒の花
死の呪い 気付きしは喜劇

永遠と終焉 天秤にかけ
少年は彼女に告げる
死の瞳 見据える死体
漆黒をも紫色に染める

「永遠を呪いし 報いは酷い
 せめて花を 供えよう…」
偶然か必然か 供えし花は
白銀をも紫色に染める

幼き日の記憶 義母の歌声
「沈めるは<由縁なき姉> 鎮めよ<我が息子>
 定められし悲劇 勇者の呪い
 汝千切れ 呪われし縁」

永遠と終焉 天秤は欠け
少年を終焉へ誘う
紫の瞳 見据える世界
少年は死の鎌を掴む

終焉の運命 受け入れ進み
天秤は悲劇へ傾く
振るえる鎌 刈り取るまま 紫の花捧げ
少年よ 鎖を千切れ

全て 終焉のために…

コメント

  • 歌詞素敵です* -- アキ (2012-03-21 19:14:19)
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最終更新:2024年01月07日 01:28