曲紹介
おいでや
おいで
曲名:『赤ノ橋梁』(あかのきょうりょう)
歌詞
夕暮れ 暁闇 灯火 狐火
並びて参るは物の怪の婚礼
朝焼け 宵闇 門火 枕火
並びて参る物の怪の葬列
燃ゆるは赤 揺蕩う赤
斎時に架かりし唐紅の
向かうは赤 沁付く赤
忌時に架かりし唐紅の
遊びに興ずる幼き手手に
絡む細糸が織り成す形
重ねた指きり針の数まで
綾取る間に真に鬼さんこちら
遊びに興ずる幼き手手に 絡む細糸が織り成す形 |
重ねた指きり針の数まで 綾取る間に真に鬼さんこちら |
並んだ雪洞行く手を照らす 獣の小道に灯りを燈し |
暗海な現の夢 辿る儚き蜘蛛の糸 |
目指す彼方に広がる水面と
朽ちて美しき赤き橋梁
おいでやおいで 綾取りしましょう
かくれんぼならお一人で
おいでやおいで 綾取りしましょう
糸に指が千切れるまで
絡んで解けた赤い糸の先
並びて参るは物の怪の婚礼
順繰り翳した蝋燭の先
並びて参る物の怪の葬列
燃ゆるは赤 揺蕩う赤
斎時に架かりし唐紅の
向かうは赤 沁付く赤
忌時に架かりし唐紅の
水面に架かりし赤き橋梁
渡るその先に御口が開く
歩く道々に鬼火が燈り
霞む紅の岸辺を閉ざす
歩く道々に鬼火が燈り 霞む紅の岸辺を閉ざす |
水面に架かりし赤き橋梁 渡るその先に御口が開く |
現映す正気の沙汰も 波に崩れては消え行く |
結んだ綾糸重ね重ねて 辿る形に燈りしは気吹 |
呼ぶ声に縛る言霊籠めて
渡りて手招く物の怪の声
おいでおいで 甘い水の音
赤い赤い黎明
追い縋る橋梁に怯える姿を見せておくれ
橋の向こうへ続く行列は死出か祝いか
おいでやおいで 綾取りしましょう
水面に糸の声を聞き
あそべやあそべ
灯りに伸びる影の御口が笑うまで
浮かんだ灯りが夢路を照らし
臨むは等しき水の辺と
挿頭す御髪に珠添えて
朱の道標に
おいでおいで 手招く声に
夜毎に迷いし獣の小道
赤い橋の袂にて
誘いし物の怪の泣き声は
並んだ 並んだ 灯りの先に
コメント
- さすがmayukoさんとしか言いようがない -- 赤カナミン (2011-09-04 17:13:26)
- こういう曲こそmayuko様の真骨頂!大好きだ!! -- 名無しさん (2011-09-04 17:28:41)
- おおこれだこれ!すごいわ~~・・・ -- ロンリィガイ (2011-09-05 00:07:56)
- やっぱりmayukoさんだわ…クォリティが半端ねぇ!好きです!! -- 名無しさん (2011-10-10 17:33:55)
- 斎時ってなんて読むの? -- 名無しさん (2011-10-28 17:19:02)
- いつきどき(斎時) だよ -- 以下略 (2011-12-02 00:16:25)
- 本家DLページで確認してみたけど、両方『いみどき』で良いみたい。 -- あやは (2012-02-19 02:24:57)
最終更新:2024年03月25日 11:00