曲紹介
歌詞
桜散らしの気配、夕暮れ、春の空
今夜花びら奪い去る 染井吉野
明日の朝には咲き誇っていたことなど忘れてしまうのか
月も見えない闇の中で春の終わりと舞い落ち告げるのか
散らぬものならばどんなにか、と天をあおいで嘆くのだろう
散らぬものならばどんなにか、と雨にうたれて責めるのだろう
まさかあまねくこの空の下散ること知らぬ花もなく、
昨日の人はもう今日の人でもなくて
抱えたもの色褪せはじけとぶ悲しい世界
散りゆくだけの花びらだと 咲くことしなければと惜しむのか
さよならだけが人生だと 出会うことしなければと悔やむのか
定め事ならばどうすべき、とわけを求めてしまうのだろう
定め事ならばどうすべき、と終わり恐れてしまうのだろう
桜、地に伏せる夜 道理条理よと悟る夜
この目の奥焼き付く薄紅はいっそ鮮やかに
桜、地を飾る夜 春嵐の染井吉野
短い生こころえ こうも今に惹かれているのだろう
まさか移ろうこと知らぬ者なきこの美しい世界
(※「さよならだけが人生だ」は井伏鱒二の漢詩訳から引用しています)
代表的なPV紹介
コメント
- P名www -- 名無しさん (2010-01-20 11:18:00)
最終更新:2023年12月12日 15:18