胎児を削ぎ取る夜叉のスプーン

たいじをそぎとるやしゃのすぷーん【登録タグ:2012年 猫村いろは 結月ゆかり 親方P

作詞:親方P
作曲:親方P
編曲:親方P
唄:結月ゆかり・猫村いろは

曲紹介

人さらいに攫われ嬲られ孕まされた異国の少女。
見知らぬ異国では医師にかかることも出来ず、自らの手で堕胎を行うことを決意した彼女は...
  • 親方Pの6作目。
  • 結月ゆかりさんに欝グロ曲を歌いあげていただきました。サビのメロディが浮かんだ瞬間、「あ、これ堕胎の曲だなー」って思った記憶があります。(作者コメ転載)

歌詞

人の言葉が記号に聞こえる
異国で嬲られ種が床に着く
魂を削り得た銅貨じゃ足りず
二十二週目に残された答え

故郷に咲き乱れる花を壁に吊るして
拾ったスプーンを逆手で握り締める

夜叉の尖った爪が産道を遡り
目覚め得ぬ胎児の眼球を掻き毟る
滴る粘液は我のか吾子のものか
答えも得られぬまま亡骸を灰皿に捻じ込む

螺子の緩んだ 掛け時計の針
パルスの振動が 胸を苛む

朽ちた部屋に転がる 剥がれた肉の壁が
灰にまみれた目玉と 溶け合い哂う

赤と黒に染まる部屋で肉の壺を
少女が自ら突き刺すスプーンが抉る
千切れた細い手が産道に引っかかる
尚も母を求める幼子に掴まれた気がした

羊水の溢れた廃墟の一部屋で
夜叉のスプーンが胎児の脳髄を掻き出す
呻く声も枯れて流す涙も尽きて
尚も自らの手による堕胎は続く

奥底に留まる我が子の残骸を
三叉に分かれた夜叉の手が引き千切る
吸殻に埋もれた吾子の無垢な眼が
尚も母を求めて縋るように瞬いた気がした

汚れた部屋に溜め息が一つ
故郷の花が見下ろす

コメント

  • 作成乙です。こんなことスプーンで出来るの? -- 枢 (2012-09-15 16:37:17)
  • こわいこわいこわいこわいwww -- ひお (2013-01-23 20:20:25)
  • すげ -- 名無しさん (2013-01-24 01:54:46)
  • 想像してしまった…(⊃Д⊂) -- 名無しさん (2013-04-28 14:34:18)
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最終更新:2023年12月12日 09:05