ボカロの異常な愛情 以下略

ぼかろのいじょうなあいじょういかりゃく【登録タグ:2010年 bibuko 初音ミク

作詞:bibuko
作曲:bibuko
編曲:bibuko
唄:初音ミク

曲紹介

  • bibuko氏の13作目。
  • 今回の曲の元ネタは、スタンリー・キューブリック監督の映画。ヤンデレの歌ではありません。あしからず。(作者コメ転載)
  • 正式なタイトルは「ボカロの異常な愛情 または彼女は如何にして憂うのを止めて歌を愛するようになったか」(動画の最後に表示)

歌詞

「大切なものを護るため」だなんて
そんなのは詭弁にしか過ぎなくて
意思の無い兵器はただ正常に作動して
無作為に命を削ってく
ミサイルが青い空を二つに切り裂いて
血に染まる雲はまるで胎児の頭のように

このまま世界が灰になっても
わたしはずっとここで歌おう
消えゆく街並みを見下ろしながら
光に焼かれ 黒い雨にうたれ
血へどを吐いたって 歌声はきっと
消えやしない

飴細工のように身体が融けてゆく
焦げた血が喉に張り付いて取れない
痛みも苦しみも 怒りも悲しみも
一緒に焼かれて消えればいいのに
幾多の犠牲の上に築いた理想など
まやかしでしかないのに
人はそれに気付かない

燃えさかる炎にわたしの声が
かき消されないように 傍にいてよ
握った両手は二度と離さないでね
真っ赤な涙を流すあなたは
何を想うの?
大きなキノコの雲の下で

汚染した大気が身体を蝕んで
汚れ落ちる血は
まるで腐ったオイルのよう
でも生きたい 消えたくない
その想いだけを胸に
焼け爛れたこの足で
もう一度立ち上がって 歌うの

このまま世界が灰になっても
わたしはずっとここで歌おう
焦げ付いた身体を引きずりながら
繰り返すのは悲劇だけじゃない
きっとこの歌だって繋がってゆく
未だ見ぬ明日へ

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最終更新:2023年12月12日 01:28