深夜街

しんやがい【登録タグ:2013年 GUMI かもしか
作詞:かもしか
作曲:かもしか
編曲:かもしか
唄:GUMI

曲紹介

  • かもしか氏 の24作目。
  • ファミレスでご飯食べてるときに思いついた曲です。(作者コメ転載)

歌詞

深夜のファミリーレストラン(ファミレス)
後ろの席では若い男が
金と女の話を飽きもせず
繰り返している

世の中、全てを
まるで知ったような口ぶりで
出鱈目な言葉を交わす
奥まで触れないように

容赦なく投げつけ合う
考えうる限りの悪意を
罵詈雑言、次第に熱が篭っていく

周りを巻き込むような大声
僕は喧騒から離れて
無関係であることを
執拗に強調する

たむろする青年
怠惰な演技で悪意を競って
湿気た煙草の味だとか
明日の暮らしの愚痴を吐いた

秩序する公然
下手な愛想笑い見透かされて
孤立していく夜の中
一人、呟いた「深夜街」

惰性で目指した第二停留所
バスの中では知性の比べ合い
ゴチャゴチャに飾られ
輪郭を無くす言葉達

遮るミュージック
見えるもの全て嘘をついた
下世話なガイダンス
強烈な場違い感に
気付かないふりで歩いていく

片側を眺めただけで
ほら、全て分かったつもりになって
相も変わらず自分よりも
低い場所を探して

暮れて行く少年
案ずるな、最期はすぐ訪れて
そこに残る物なんて
ほんの僅かな感傷さ

嗚呼

電源の切れた街並み
僕等はその中でハリボテの愛を笑う
凹凸のない唄は尖った言葉に酔って
鋭く鳴って

無愛想になぞっていく
夜の幻覚、冷えきってしまって
何処にでもあるような表情で
昨日を置き去りにしたまま
明日へ縋って行く

たむろする青年
怠惰な演技で悪意を競って
湿気た煙草の味だとか
明日の暮らしの愚痴を吐いた

秩序する公然
下手な愛想笑い見透かされて
孤立する夜に呟いた

「深夜街」

コメント

  • サビのメロディがめっちゃ格好良いです!中毒になりました -- 奈緒 (2013-09-14 14:06:31)
  • いいわー -- 名無しさん (2014-01-28 23:06:00)
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最終更新:2023年12月12日 06:35