エゲリア

えげりあ【登録タグ:2013年 GUMI 前略P

作詞:前略P
作曲:前略P
編曲:前略P
唄:GUMI

曲紹介

それは1冊の本の中に。
嘘つきな四人の話は続く
本当を探し当てる遊び
誰も答えを知らない悲しい遊び。
  • 前略P の 22作目。
  • CD『misbelief poet』収録曲。
  • さあさあ皆様、十字架のご用意を 早すぎた葬列は些か悲し過ぎます故。(作者コメ転載)
  • 四人のかみさまは、気まぐれで少女に一人で芝居をさせ、気まぐれで少女に薬を飲む運を与えた。
    賛美を与え、死にゆく者へは愛を謳う。かみさまは残酷で、そして慈愛に満ちた存在。(Twitterより転載)
  • 動画コメント内URLからこの曲がダウンロードできる。付属テキスト内では、この曲の設定、歌の中で語られていた話について触れられている。

歌詞

(動画より転載)
エゲリア、おきて
まだねむりたいよ

She's a liar

出会えたねと鳥が笑う 嗚呼、もうここまでさ
浴槽で息絶えた手紙は夢を見た

もう時間だ 改宗した猫の群れ
言葉は届くかな それすら曖昧なままで

笑い合えた嘘も壊していく 壊れていく
聖者がよそうパンへ 
ごめんね、戻れないよ
さあ嘘つきを愛そう 眠れなくなる前に

それから、そのはなうりさんはどうなったの?
かのじょは、すくわれたのよ。
どうしてすくわれたの?
かみさまをしんじたからよ。

帰れない家を夢見て猫は泣き出した
兎が手招く場所へと逃げ出そう

とある少女の話
2/13日
少女は生家に近い路地で花を売り始めた。
止まらない嗚咽と涙、それでも彼女は死にたくなかった。
空腹を紛らわすためには仕方のない事だった。

2/24日
久しぶりに柔らかなパンにありつく
自分の行動に後悔は無かった。
「生きていくためには仕方の無い事。」
少女はそう自分に言い聞かせていた。

十字架に杭を打つ君をただ見つめてた
賛美を与えよう 崖に佇む母親と

3/15日
売上を盗まれた挙句、少女はナイフで刺され
まだ寒い街の路地裏に打ち捨てられた。
誰も彼女の事など気には留めなかった。
留めている余裕すら無かった。

3/17日
終に少女は空へと昇っていった。
眩しい朝日を見た彼女は一言だけ呟いた。

Good Morning Good Morning…

許したくないから箱の中で眠るよ
今は何も見たくない
知りたくない事も全て教えてくれたね
女神は君を抱いた

さよなら、さよなら 愛しすぎた言葉
飛び降りて愛された君を探し続けよう

どうしてあいされてしんでしまったの?
かみさまはあいなんてしらないの
じゃあどうしておんなのこをあいしたの?
あのこをすくおうとしたのかもね。
かみさまはざんこくだね

シーツの上に耳を隠して屋上で愛を貪る
いつの間にか鍵がそこにあった
「さあ、扉を開けて?」

笑い合えた嘘も壊していく 壊れていく
聖者がよそうパンへ
ごめんね、戻れないよ
さあ嘘つきを愛そう 君をやさしく壊す前に

きょうのおはなしはこれでおしまい。
きょうもどこかでうそをついたの?
もちろん。そうしないとたのしくないでしょ?
ねえ、カルメンタ おんなのこはしあわせだったのかな?
……

コメント

  • 追加おつ! -- 名無しさん (2013-02-05 22:53:07)
  • 前略さんTwitterで見てるw -- 名無しさん (2013-02-06 13:30:23)
  • こんにちは、前略Pです。記事制作者の皆様(何名いらっしゃるか分からないので複数名とさせて頂きます)いつも本当にありがとうございます。 -- 前略 (2013-02-06 13:32:21)
  • ↑本人様ですか!?SoundCloudでアップされた時はダウンロードし損ねたので、もう一度聞けて嬉しかったです、こちらこそありがとうございました! -- 記事制作者 (2013-02-06 18:34:50)
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最終更新:2023年12月12日 04:06