フロムコーンポタージュ

ふろむこーんぽたーじゅ【登録タグ:2013年 Cursemagnet GUMI 雨町さりー

作詞:Sally
作曲:Sally
編曲:Sally
唄:V3 GUMI(Power)

曲紹介

  • Sally氏 のボカロオリジナル4作目。
  • 夏に冬の曲を投稿する勇気!!コーンポタージュの思い出の曲です。冬になってまた自販機にコンポタが並びだしたら、この曲のことを思い出してもらえると嬉しいです。
    あと割とノンフィクションですw(作者コメ転載)
  • 調声を Cursemagnet氏 が、イラストを しのこ氏 が手掛ける。

歌詞

ある寒い日の夜に
ふと足を運ぶいつもの自販機
握りしめた手のひらに
百二十円持って
コーンポタージュが恋しくて

嗚呼、今年もそこに君が並び始めて
気付かされるの冬の訪れとか
白いぼくのため息が
吸い込まれてく空いつかの
空と重なって見えたんだ (遠い日の)

冷え切ったぼくの体を心までも
芯から温め直してくれるような
しもやけた指あの子が手渡してくれた
あの日と変わらぬ懐かしい味

ありふれた日常の渦は緩やかで
身を任せていた
季節がぼくを急かしても
ただ知らんぷりで
いればいいやと思っていた

嗚呼、ペダルを漕ぐぼくの
足が鈍くなるのは
冬を告げる風の冷たさがゆえ
かじかむ両手に温もりを
求めて止まないのも風のせいさ

溶けきった薄い氷がパリリと鳴き
再びその身を凍らせ始める頃
たぶんまた思い出してしまうだろうな
遠い日の空とあの子の声

冷え切ったぼくの体を心までも
芯から温め直してくれるような
しもやけた指あの子が手渡してくれた
あの日と変わらぬ懐かしい味
遠い日の空とあの子の声
思い起こさせる懐かしい味

ある晴れた日の朝に
ふと横目に見るいつもの自販機
歩きだして噛み締める春の訪れを
コーンポタージュの姿はなくて


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最終更新:2023年12月12日 13:30