逢火離炎恋草子

おうかりえんこいぞうし【登録タグ:2014年 かぴたろう 鏡音リン

作詞:かぴたろう
作曲:かぴたろう
編曲:かぴたろう
唄:鏡音リン

曲紹介

あなたにひと目逢わんが為に――
  • かぴたろう氏 の18作目。
  • 今回は燃える恋の曲です。(作者コメ転載)
  • 井原西鶴 作の浮世草子、 『好色五人女 巻四 恋草からげし八百屋物語』 をモチーフにしている。
  • イラストは tanaka氏 が手掛ける。

歌詞

江戸のせわしい師走の或る日
からっ風が吹いて町は大火事
火から逃れて親子は寺に
娘の名をお七と言いました

人で溢れる寺の片隅
小さな棘が抜けず困るお顔が
私が抜いて差し上げましょうと
それが其の二人の出逢いでした

文を交わすうち
其の想いは募り募って
契りを結ぶ

あなたと何時(いつ)も 御袖(みそで)を交わし
共に在る事 命の限り
立てた誓いは 心結べど
其の身は 遠く引き離され

家に戻るもお七の母は
行きずりの恋などは はしたなしと
恋す二人を引き離しては
逢えぬ辛き日々は続きました

そんな日々の折
あなたは貧しき姿で
お七の家に

あなたにひと目 逢わんが為に
下賤(げせん)に扮し 密かに参る
逢瀬(おうせ)の晩も 俄(にわ)かに過ぎる
其の手だけ 触れ得ただけ

逢えぬ日々は積み重なり 想いは募る
憂(う)きに恋路は折れ曲がり 想いを紡ぐ
想い詰ては あなたの事
願い届かぬ 憂き世の事
お七は――

あなたにひと目 逢わんが為に
町の片隅 炎を放つ
さすれば又 あの日の様に
あなたと出逢えるはず

あなたを何時(いつ)も 想うが為に
あなたと立てた 誓いの為に
燃ゆる炎は 其の身を焦がす
かの御姿(みすがた) 其の眼(まなこ)に 浮かべたまま

コメント

  • 追加乙! -- 名無しさん (2014-02-05 20:16:30)
  • 調教が好き -- 名無しさん (2014-02-05 22:44:49)
  • 調教半端ない。もっともっと評価されるべき -- 名無しさん (2014-02-10 16:18:10)
  • good!!! -- 名無しさん (2014-02-11 18:14:14)
  • ヤンデレ通り越してサイコパスなリンちゃんかあいーよー -- 名無しさん (2014-02-19 00:10:35)
  • 悲しすぎる。原作読みたくなった。 -- 名無しさん (2014-05-11 17:12:23)
  • 中毒 -- 名無しさん (2014-06-30 19:48:13)
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最終更新:2023年12月12日 08:07