朽橋 -KUCHIBASHI-

くちばし【登録タグ:2013年 miki ヒーリングP 鏡音レン
作詞:ヒーリングP
作曲:ヒーリングP
編曲:ヒーリングP
唄:鏡音レンAppend・miki

曲紹介


歌詞

作者ブログより転載)

君の元へ続く朽ちた橋を渡る
崩れ落ちる事も知らず 君の温もりを胸に

君とずっと続く筈だった運命は何時の間にか無くなった
突然前触れも無く去った君を探し僕は流離った
傘の要らぬ程度の小雨でも何時の間にか濡れてしまう様に
気付かぬ内に壊れ
全てよ白く染まれと願っても残り続ける記憶
其の重さに耐え凌ぐ術を見付け出せない儘
美徳と言い聞かせ自涜に耽るだけ
何故 如何してと間違い探し
何時からか間違いばかりが重なり
漣の様に浮かび上がる君の姿が悩ましい
君に掛けられなかった言葉 其の行き着く先は何処か
物悲しい時間が流れ 二人の道は別れ
僕が僕である為に 君が君である為に
そんな風に心が瓦礫に埋もれ化石になっていく
一人眺める月の光の音で 涙が零れ
神様の声すら届かない 願っても過去は戻らない
空っぽの夜は長く 心がまるで砂漠の様に乾く
全て失った苦しみ 其れでも廻り続ける現身

二人過ごした春夏秋冬も まるでオールを無くしたボート
天から垂れ下がる蜘蛛の糸も無く 藻掻く 見つからぬ依拠
右から左 空を舞う雲雀 君の面影を重ねてみたり
如何に大切だったかを痛感する 後悔が通過する
冷笑する様に枯れ葉舞い 其の空白に果ては無い
配られたカードで勝負する事も出来ずジョークで片付ける
肩竦める 硝子の如く 脆く 砕け散った約束が降り注ぐ
血液が淀む様 恐る恐る沈む終夜
今か今かと踏み出そうとしても動く程に刺さる茨
俄仕込みの言葉じゃ何も変わりやしないのは明らか
君が好きだった歌 流れると思い出すから蓋なんてそんな無駄な事
下らない事ばかり思い浮かび 沫の様にぷかり
君と見た街並みは厭でも移ろう 見慣れず目は虚ろ
其れでも進まなければ 数多の季節と共に彼方に
だから君に伝えたい「ありがとう」
一体何がそうさせたのか解らないが 未だ此の場所は暖かい

君の心のドア 僕の鍵じゃもう開かない

君の元へ続く朽ちた橋を渡る
崩れ落ちる事も知らず 君の温もりを胸に

あの日の君の涙 忘れる事は出来ないよ
だから連れて行くよ 君の知らない場所へ


コメント

  • いいね! -- 名無しさん (2014-09-19 21:28:23)
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最終更新:2023年12月12日 08:18