曲紹介
- いなくなった者の輪郭をなぞるだけの日々。
敗残者たちのパレードは終わり、夢の残滓は余りに苦い。
- 同時アップの「Rainy Day」とは世界観を共有している。
- イラストはラケル氏。
歌詞
(動画より書き起こし)
あぁ お前は幼い理想を
胸に抱いたままで
あの朝笑顔で家を出たの
正しい、とか間違い、とか
私は分からないけれど
夢追うお前は美しくて
…妹がいたんだね
二人きりだったんだね
「アンタのせいだ」となじられた
広場に翻る旗
色褪せては悲しくて
お前が望んだ未来
何処にも無いままさ
ねぇ 昔の仲間は
何処に消えてしまったの
耳鳴りの様なシュプレヒコール
まだ二十歳だったんだね
年齢(とし)なんて聞かなかったね
未来は勝ち取れると信じてた…
油紙に包んだままの
お前が遺した拳銃(ピストル)は
二度と握られることなく
錆びてゆくだけだろう
…今年もやって来るね
星祭りの季節が
炎に包まれた大聖堂(カテドラル)
あの日あの時お前は何を
見詰め 何に殉じたの
時計塔が鐘を鳴らす
夢の終わり告げる
街の外れ 訪れる人も無く
雨ざらしの慰霊碑に
本当の名前も知らず
私はうなだれる
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最終更新:2023年12月12日 08:59