熔ける

とける【登録タグ: KAITO きょむ

作詞:きょむ
作曲:きょむ
編曲:きょむ
唄:KAITO

曲紹介

夏の白昼夢の歌です。
  • 芭蕉の句を引用しました。(キャプションより)

歌詞

カラカラと耳の奥で騒ぐ
無垢の残骸がやけにはっきりして
迷い込んだ通りぐるぐるぐると
見たことのない場所
なぜか記憶の隅
蠢くそれはパラサイトし始め
まるで白昼夢か
いるはずのない幼い僕

まさか逆さまカサカサ瘡蓋か
忘れたころに疼きだすトラウマ

干からびた朝顔
食べ損ねた向日葵の種もそう
「夏草や兵達が夢の跡」
芭蕉の頃から廻すモノ
亡くした君の手紙に
書かれてたはずのメッセージもそう
嗚呼覚えてないな

ふり返るいつも同じ場所で
打ち水消える灼けたアスファルトに
眩暈起こす匂いくらくらくらと
夢現の狭間で
熔ける僕の意識
咲いては枯れる表裏矛盾の先
誰かの泣き声か
その呼び声は過ぎ日の僕

妬んだ土壇場刻んだ地団駄の
そのリズムはいつもワルツのまま

耳障り蝉時雨
遊び忘れ湿気てる花火もそう
「蛸壺やはかなき夢を夏の月」
芭蕉の頃から誘うモノ
森の奥に怯えた
その理由でさえもなぜか今ではそう
嗚呼覚えてないな

蝉の抜け殻がどれだけ大事でも
潜り抜けたら潰れてボロボロに
強くなること感じなくなること
見失うこといくつあるかな

約束せずとも会えた頃
君と僕が一つだった頃
笑顔と心が近かった頃
夢現が一つだった頃

まだ名付けられる前の頃
君に名前が無かった頃
僕に名前が無かった頃
僕らだけの名前をつけた頃

そう

嗚呼覚えてないな

干からびた朝顔
食べ損ねた向日葵の種もそう
「夏草や兵達が夢の跡」
芭蕉の頃から廻すモノ
亡くした君の手紙に
書かれてたはずのメッセージもそう
嗚呼覚えてないな


コメント

名前:
コメント: