氷の樹海を渡る方舟

こおりのじゅかいをわたるはこぶね【登録タグ: ナナミP 巡音ルカ

作詞:ナナミP
作曲:ナナミP
編曲:ナナミP
唄:巡音ルカV4X

曲紹介

これは、ただ終わるための物語。

歌詞

特設サイトより転載)

大切な人は いつか届かない場所へ
大切だった物は 気づけば溢れ落ちて
いつか空の色さえ 思い出せなくなりそうで
たった一人 氷の樹海へ歩き出した

なんでもいい 何か一つ
この時計が止まる前に
この手が届くのなら
何か一つ 未来へ「遺したい」と
例えばあの世界樹へなんてさ
夢のような馬鹿げた望みを持ってしまったよ

世界を救えるなんて信じてないけど
凍てつく水底へすべてが沈む前に
世界を救えるなんて信じてみたかった
ただ一度だけ それでいい
これは ただ終わるための物語


時を止めたその街で 君を見つけた日
小さな歯車が 音をたてて動き出した
青く深く沈んだこの世界で 君だけが
たった一つ 鮮やかな色をきらめかせた

この想いを 愛だなんて
呼べるはずもないけど
君の願いを 僕が 叶えたいと
世界で一番美しい花咲く丘で
笑った顔が見たいと
心から願った

だけど 君の寂しさを摘み取る事だって
重ねた言の葉も 何一つ君のためじゃない
ただ傍にいてほしかった そんな酷い話さ
ねえ 僕は「さよなら」を教えるためだけに
今 君の手を引いていく


昔々の話をしよう
氷の樹海を渡る方舟に
君を乗せたその人は
心から君の未来を祈った

凍りついた君の心を解くように
ぽつり ぽつりと語るのは
きっと 取るに足らない言い訳で
独りよがりの償いで だから
ごめんね 全部忘れていいよ


これから先の話をしよう
僕も君を遺して…
軋む歯車よ あと少しだけ
霞む瞼のその裏側に 光の中で 鮮やかに
世界樹が映る

むせ返る花の香り 冷たい頬を辿る
声にならない詩は このまま連れていくよ
希望の花の色した 君の瞳が滲む
温かな雫がそっと落ちる

君の心は
ずっと そこに在ったんだね

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