曲紹介
歌詞
渚の音をきらり跳ね返る
白い光が吸い込んでいく
君の顔は少しだけ
かなしく笑っていた
密やかに遠くの空が
動いていく
淡いきざしに
いつのまにか浸っていた
涙のおとを風はそよぎ
頬に混じる潮の性質
意味もなにもなくこうして
ただ歩き続けていたいよ
明日の朝 僕らのことを
分かつ笛の音と
ともにやさしく響く
歌を歌ってくれ
白い灯台のすぐそばに
坐りこんでぼんやり眺めている
海のかたちは変わり変わる
定まった姿を見せないまま
あの時のふたりのことを
思い出しながら
暮れていく途中光る
星に微かな願いを
ほのか灯りをともしながら
僕らは挨拶ができないでいる
海辺の音は穏やかに
ふたりをなぞっていく
あの頃と同じポーズで
話し合いながら
ともにやさしく響く歌を
歌っていた
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最終更新:2023年12月12日 09:48