空椅子 ーカライスー

からいす【登録タグ:2013年 アサイチ 神威がくぽ

作詞:アサイチ
作曲:アサイチ
編曲:アサイチ
唄:神威がくぽ

曲紹介

  • それは誰かが座ってくれるのをずっと待っています。――いずれ待ち疲れて朽ちる時まで。(投稿者コメントより転載)

歌詞

piaproより転載)

虚ろに揺らめく閉じた白と黒の世界と灰の欠片

用意された物は正しい姿を成して
これが世界全て満たすと正義の様に突きつけた

それは泰然と立ち並んだ乱れない形
落ち着けば鼓膜触れるノイズ 震えてる心の奥に響く

右、左で回れ右 順番は名前か背の丈か
色、形も不可無く揃えられて 間違い探しの様で

前、後ろで自問自答 聞き飽きた言い訳本心か
誰も彼も声無く立ち続ける
いずれ待ち疲れて朽ちるまで


用意できた物は醜い色に染まり
誤魔化しようのない真をナイフの様に突きつけた

傷が乾いてて錆びついてて治せない形
痛みに紛れ掻き消えてくノイズ 木霊だけ心の奥に沁みる

右、左で回れ右 順番は素質か才能か
色、形も大きく歪んでいて 粘土細工の様で

上も下も四面楚歌 言い慣れた皮肉は本心か
一つ二つ抱えて包んでいく
いつか無駄な事と気付くまで


…だってアレもそうだし、コレだってそう。
価値は何処にある?
選べないのは分かっていたさ。
だけど座りたくない

気付けば必死に空気椅子 あの子も一緒に空気椅子
「しんどい」呟き空気椅子 …めげちゃ駄目ですか

右、左で回れ右 一瞬で過ぎ去る斜め横
前、後ろも目を開け振り返れば 五目並べの様で

上も下も四面楚歌――って?
幻、現の区別なく 燃え尽きた形は灰の中
残った椅子に掛けて眺めてみようか
いずれ見える鮮やかな世界を


コメント

  • 絵も曲も素敵 -- 名無しさん (2017-06-17 10:24:15)
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最終更新:2023年12月12日 11:54