隣の花は儚くも強く咲く

となりのはなははかなくもつよくさく【登録タグ:2016年 KAITO アサイチ

作詞:アサイチ
作曲:アサイチ
編曲:アサイチ
唄:KAITO V1・KAITO V3 STRAIGHT・SOFT

曲紹介

ふたりでひとり
  • V1さんとV3 STRAIGHTさんとSOFTさんのKAITO三人で歌ってもらいました。
    兄さん10周年おめでとう!
  • 歌詞は兄さん二人に歌わせようと考えながら書きました。
    過去ばかり気にする人と未来しか見ようとしない人がお互いにお互いを気にしてる歌。
    …どっちつかずで一人自問自答してる人、とも。(作者コメより転載)

歌詞

個人HPより転載)

窓からの巡り巡る季節を眺めて
「これから」と「去った昔」をただただ馳せる
何度でも同じ穴に落ちる性だから
無駄なんてたぶんきっとないと思うのさ


外に撒いた何かしらの大人しい種が
何かしらの色をたぶん見せてくれるだろう
隣り合う挫けそうな僕らとは違って
弱くても種を残す可憐な花を

止まっていいかい 逃げてもいいかい 負けた勝負が怖くてさ
泣くのも嫌だ 下がるのも嫌だ 誰かに笑われるのは嫌だ
昔を忘れて前だけを見れば僕でも強く見えるだろうか
心を覆った冷たい氷が日差しも大地も隠せると信じて――…?

空を見上げてたあの瞳は雲間の中に蕩けてく
無邪気に遊ぶいつかの子どもも笑って「昔」と言うのだろう
眩しいほどにも輝いて 残された子は寂しいのかと
君が未来を探して行くなら幸せ降らせてあげよう、と

窓からの巡り巡る季節を眺めて
眺めてた君を僕が、の繰り返し
何度でも飽きたはずの星座を数えて
「再び」を願わずには寝られない夜さ


泣いてもいいかい 悔いてもいいかい 勝てる勝負も逃してさ
消えるのは嫌だ 間違えるのも嫌だ 誰かに遅れるのも嫌だ
未来のために傷を抉って不安がないわけでもないけれど
心を灯す小さな明かりが「戻る」を「進む」に変えると信じて

海を見下ろしたあの瞳は飛沫の中に蕩けてく
無邪気に話すこれからのことも笑って「楽しみ」と言うのだろう
切ないほどにも愛しくて 残していくのも苦しくて
君が昔を捨てられないなら一緒に包んであげるから

少しのつらさも見せない君が隣で笑うのなら
愚かな僕でも役に立つのかな
「ごめんね」じゃなくて「ありがとう」って
重なった声

大地に芽吹いたその種も陽だまりを受けて花開く
無邪気に飛んだ小さい花弁も綻ぶ口元見ていたろう
躓くほどにも楽しくて 僕らはおそらく覚えてるから
君が君がと互いに合わせて それも僕らの性なら、と
そんな今を生きようか

コメント

  • もっと評価されるべき -- 名無しさん (2017-06-21 05:02:36)
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最終更新:2023年12月12日 11:55