投心自殺

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目次

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作詞：雨河雪
作曲：雨河雪
編曲：雨河雪
唄：初音ミク

曲紹介

「お別れだ」

どれだけ誰かの救いになれても、僕だけは救えなかった。

曲名：『投心自殺』(とうしんじさつ)

• SetsUこと雨河雪氏の25作目。

歌詞

（書き起こし）

もし、君が泣いてたとして
君の事　救えないと知ったよ
夢現(ゆめうつつ)
散らかった部屋で 膝、抱え
「聴こえないフリ」をするのだ

夢はただ　「理想線」であって
『一握りの』花だったんだって
綺麗事で今日も僕は動く
意味もなく笑う日々を送ってた

過去を願ったまま
明日を生きる誰かは
死んだことにすら気づけずに
虚ろな瞳で哭いていた

もう世界なんて見せないでくれと
縋って夜を明かすのだ
綺麗な物なんか今では
霞んでんだ　滲んで見える

どうせならばこの心ごと
夜の藍に閉じ込めてさ
二度と目を覚まさぬように
圧し殺して
「　　(僕)」を起こしてよ

寝れぬ夜に
紛い事を思い独り
「誰も笑えない」と
ギターを捨てた

信じてたものは
ただの「自己表現」だ
それを綺麗な物に仕立てて
満足してた 人の子だ

「ねえ」
描いた物は「空前」と
かけ離れてた真似事だ
何時(いつ)から「誰か」になってた？
知らないんだもう
ほっておいてよ！

教科書も見ずに描いた
噓の夢に嫌気が刺す
誰を救いたかったんだ
君じゃないな
「僕」自身だった

もう明日なんか来なくてもいいよ
居なくなっても朝は来るさ
感情一つ　出さぬよう
僕をそっと 絞め殺して

滲んだ夜の澱(よど)みにさ
「別れの言葉(さよなら)」って音を置いてさ
何処か遠くへ老いてゆけ
いらないんだもう
「必要ないよ」

「さらば」
夢を抱いた少年は今
夜に染まり落ちていくのだ
光最小限にしてさ
隠れるんだ
目を閉じていくのだ

あの日の笑顔を忘れて
「今」を視る為
「僕」は死ぬのだ
どうかそんな弱い「僕」の事
忘れないで

忘れないで

彼(か)は誰(たれ)の空に願ったんだ
どうかこんな世界の事を
憎まない様に愛してと
言い聞かして
「心」を捨てた

「今朝、僕が死んだ」と聞いても
「どうか悲しまないでくれよ」
こんな世界で生きるには
こうしないと
「どうしたいの」

わかんないや
「もうわかんないよ」
「ねえ」

コメント

• いい曲。もっと評価されるべき。 -- ゆペペ (2018-02-01 22:28:45)
• ヤバい 涙が止まらぬ -- だお漆黒の悪魔 らーめん (2018-02-28 16:45:06)
• あああ依頼したチキンですありがとうございます！！！！！！ -- ちきん (2018-03-04 07:09:24)
• 涙が…もっとこの曲知って欲しいわ -- あああ (2018-04-21 07:33:41)
• 誤字を数ヶ所修正しました -- のなめ (2018-05-18 19:10:25)
• 雨河雪さんもっと評価されるべきなんだよなぁ…() あ、｢彼は誰の空に願ったんだ｣の箇所が｢彼は誰の空み願ったんだ｣になってますよ〜。歌詞お疲れ様です！ -- チャカチャカ (2018-05-30 20:50:42)
• ↑修正しました -- 名無しさん (2018-06-20 09:13:48)
• 何回聞いても泣けます… -- 名無しさん (2018-11-05 08:31:08)
• すごくいい曲。ずっと頭に残る。歌詞とメロディで泣いた。 -- MELE (2021-12-08 19:31:25)