曲紹介
- nilll氏の6作目。
- 「THE BLUE 曲名統一企画」参加曲。
- イラストをぬくぬくにぎりめし氏が手がける。
歌詞
君の背を眺めていた
夏の終わりの海岸線
テトラポッドに跳び移っては
僕を振り返りはにかんで
時間が全部止まったような
雲一つもない青い空
麦藁帽子を照らす日差しと
飲みかけのサイダーと
人はいつか離れるけど
誰もがそのお別れを
今日や明日だとは
思ってないんだ
いつか君はそう笑った
(いつまでも離れないことを
願ってしまってはいけないの?)
僕の拙い言葉を並べても
届かないような気がして
繋いだ手を離さないで
離れたらもう戻れないからさ
Into the Blue
君とおんなじ方へただ走った
今だけは忘れていようよ
この夏に終わりがあることを
Into the Blue
ただ笑ってさ
飛び込むの
少し遠くに行きたいなんて
曖昧な理由で僕らは
行くあてもなく彷徨っていた
あの水平線をなぞるように
いっそのこと二人して
どこでもない場所へ
消えようか
白いワンピースが眩しかった
海風の凪いたあと
でも本当はわかっているんだ
そう遠くない先に終わりは来る
踵を返して来た道を辿って
理不尽で残酷な現実へ帰る
いっそのこと二人して
この時を抱えたまま
互いの呼吸に終止符を打って
永遠の青に沈めたなら
避けられない別れを恐れて
繋ぎ止めていたんだろう ずっと
Into the Blue
二人おんなじ場所へ向かいたくて
他愛もない話をしては
泣き出すのを堪えて今
Into the Blue
遥か遠く
溶けていく
これから先空っぽの夏を
僕は何で埋めていく?
君の今は僕の未来へ
残像を描いていく
どこに足を着けて歩み
何を見て大人になる?
あの日君が泣いていた理由が
そこにあるんだろうか
繋いだ手を離さないで
重ねた手を握っていたくて
ほんの少しだって隣にいたくてさ
Into the Blue
君とおんなじ方へただ走った
今だけは忘れていようよ
この夏に終わりがあることを
Into the Blue
君の足がふいに止まった
夏の終わりの海岸線
ここを二人の記憶の
終着点にしよう
コメント
- 神曲 ずっと好き -- まだ名無し (2019-05-30 18:32:26)
最終更新:2023年12月12日 13:10