曲紹介
- 案山子氏の4作目。
- illustration:Amari
歌詞
何も持たず 生まれた この世界
まるで 私は 案山子のように
棒立ちで 過ぎ行く 日々に
逆らわぬように ゆらゆらと
君は待たず 見えなくなってしまった
羨むだけで 追う気もないな
段々 大きくなる光が 煩わしい
突然 目の前に現れた 少女は言ったんだ
夢を叶える旅をしませんか
心は縛ったはずなのに
何故また 解いて 結んでを 繰り返すのか
傷付いてしまうから
御伽話はやめて
唯一つの 飢えが その夢が
時を凍らせてしまう
見え透いてしまうなら
大人気無い なんて言わないで
いっそ何も知らないままでいられたら
どれだけ良いだろう
嘘を重ね 描いた この未来
余白ばかりで 虚しくなるな
後になって 色を足しても
キャンバスの印象は変わらないままだ
何時終わっても 良いからさ
こんな世界に未練はないからさって
顔して生きていられるのは 幸せだと知ってる
何故だか 目の前が真っ暗だ 少女は聞いたんだ
夢を叶える旅は終わりですか
心は無くしたはずなのに
何故まだ 開いて 閉ざしてを繰り返すのか
錆びついてしまうから
涙話はやめて
この二つの目が その憂いが
また頬を濡らしてしまう
間違ってしまうから
今はまだいいなんて言わないで
いっそ何も見えないままでいられたら
どんなに良いだろう
その目が その耳が
夜に慣れてしまう前に
変わりたいと 願うままに
行きたい方へ 光る方へ
その口が その舌が
渇きに気付け無くなる前に
声を枯らして 呼んでよ
私の名前を
傷付いてしまうから
御伽話はやめて
唯一つの 飢えが その夢が
時を凍らせてしまう
見え透いてしまうなら
大人気無い なんて言わないで
いっそ何も知らないままでいられたら
錆びついてしまうから
涙話はやめて
唯一つの 飢えが その夢が
僕を壊してしまう
消え去ってしまうから
今日はもういいなんて言わないで
いっそ何も知らないままで いられたら
どんなに良いだろう
コメント
- 良い歌詞だ -- 名無しさん (2019-11-21 14:07:54)
最終更新:2023年12月12日 12:44