耳旧き四有

みみふるきしう【登録タグ:2018年 あしおりか 初音ミク
作詞:あしおりか
作曲:あしおりか
編曲:あしおりか
唄:初音ミク

曲紹介

  • あしおりか氏の3作目。
  • 天気悪いし外に出ましょう、ていう曲です 意味わかりません(作者コメント転載)

歌詞

piaproより転載)

雷音 勘ふ月
藍絵と紛う淵と
ひとつふたつ降る雨の音
嵐 水面翳らす
柳 皆も消えゆく

単 星降る朝
冰りつく沈丁花
斫りの音 聞こえず
気づけばこんなに小さくなった
ここりの中心へようこそ

そうだ
乖離してなお傘をさす全の子
回転の昼夜 多生曠却
雨の巣からたくさんの事象
あーあ
万象が見えた日

夙に天道啼き
夜さり片割れ月奇し

からから供花する木下闇
無言のままで朝露濡らす

空を覆う水面の渦
飛沫のように
異界の園 円盤の夢

奇怪と紛う
機械と紛う

黄泉星屑 ひとつふたつ顕て何処へ見えぬ
現の森で賢者の声を見よ


界穢 乞う乞う無知
恩恵を受けなお広がる癪
災会 ひとの見えぬ日

銀の現 葉の中
うつろう火柱
隠れたまま忘れられていた
万象が消えた日に

錆て行けど傘もささず有る
寂し全の子 寂滅を讃う
篝火と紛う
いのちの果てに螺旋の現芥

誰かが言っていた
雲にも届かない声で
朧月夜の朝ひとりきり
水面に錆びた一輪流れ

嘆き天道抱き暗闇
窓錆浸くまで
無意味の幽玄もどきと為り

見える
限りなく
翳りなく


コメント

名前:
コメント:
+ タグ編集
  • タグ:
  • あしおりか
  • 初音ミク
  • 2018年

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月12日 12:57