ヴァルモ-varmo-

【検索用:うぁるもvarmo  登録タグ:2019年 VOCALOID う おやまだやま 曲 曲あ 鏡音リン 雲丹】

目次

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作詞：雲丹
作曲：雲丹
編曲：雲丹
イラスト・動画：おやまだ八
唄：鏡音リン

曲紹介

『融かしてよ 早く 早く 早く—』
自分の人生が、自分のものであるために、必要なもの。
【varmo】＝熱（エスペラント語）

曲名：『ヴァルモ-varmo-』

• 雲丹氏の4作目。

歌詞

（YouTube本人投稿動画説明欄より転載）

朝 軋む体を ベッドの上起こしていく
そこに意思は介在しない ただ引っ張られているだけだ
操り人形の 心持ちで 踏鞴を踏む
やけに重くなった制服に 締め付けられて今日が始まる

確かに私の人生だ
二本の足で歩いてきた
けれど この景色を
描いたのは先に見た誰かで
私のは写し絵に過ぎない

思い描いた今日は
どこへ どこへ どこへ 行った？
昨日電車とホームのすき間
落としたきり見つかんないや
苦しむだけの明日は
誰の 誰の ために あんの？
私の為じゃない？そんな事
知り過ぎてる 黙れ 黙れ 黙れ

夜 熱る躰をベッドの上預けてみる
そこに愛は存在しない ただ愛されていたいだけだ
劣情に塗れた 心持ちで ヴァルモを食む
奥に迸った泡沫で 純潔は紙切れに代わった

確かに私の肉体だ
五体満足に揃っている
けれど青い春は
魔法のドレスを脱いだら最後
風切る蝉のように儚く

本当の自分は
どこに どこに どこに あんの？
学校の帰り道の本屋で
探したけど売り切れてんだ
イカサマだらけの明日は
見たく 見たく ないの
誰もそんなに綺麗じゃない？
ならどうした ほざけ ほざけ ほざけ

不躾な常識より 節度ある非常識を頂戴
押し付けの良識より 感度増す視聴覚の光彩
振り切れてSpark 疼く鼓動がBreak
前頭葉まで響く 熱い目眩止まない
汚れるほどに浮かび上がるAnswer
だから もっともっと 深くまで
Invading me...

何をシテもツマンナイ
誰とシテもツマンナイ
何をシテも埋マンナイ
誰とシテも何をシテも
ダレトナニヲシテモ...

やっと届いた瞬間
堕ちて 堕ちて 堕ちて ゆくの
かわたれどきの 空はやがて
私を誰だか知らしめる
捨てられなかった希望は
どこへ 取って おけばいいの？
吹雪のように襲う現実(リアル)から
護ろうと丸めた身体ごと
凍てついて動けなくなる前に
融かしてよ 早く 早く 早く

ヴァルモ...

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