春愁

しゅんしゅう【登録タグ:2019年 IA Islet
作詞:Tazuneru(Islet
作曲:Tazuneru(Islet
編曲:樂/Raku(Islet
唄:IA

曲紹介

"この曖昧かつ不正解な世界に"
  • ユニット Islet の12作目。
  • イラスト:c.c.R
  • アルバム『Evanesce』収録曲。

歌詞

花は藍の空に咲き
見慣れた景色を彩る
場違いな僕は隅っこの隅

息もできないくらいに
臆病な色に染まってた
辛いなんて言葉じゃ
足りないみたい

ほら、溢れた

花が咲いた春の路
今じゃもう足が竦んで
何をしてんだかって吐いてた

破り棄てた解答も
今になって後悔してんだ
正しかったよ
先生、あなたは

振り返る暇もないまま
気づかないまま
大人になってしまったんだ
地に落ちた 無色の群青
こんな筈じゃなかったんだ

死んでしまいたいなんて
今日も言って
何も変わらない
明日を待っていた
生きる意味に焦がれる

空白の季節と
相俟って宙を舞って
行き先も未解明
終着点はあるらしい

春風の吹くまま
運命なら身を任して
この曖昧かつ不正解な世界に
まだ期待しているんだ
素敵な未来を


生きる事に精一杯
気を抜けば泣いてしまいそう
繕って装って今日も元気です

息もできないくらいに
自らの首を絞めてく
大人になる事
そういう事じゃないでしょ

間違える事のない世界
悔いのない世界
そんな理想を描いていた
寒空に映った群像
伸ばした手は藍の中へ

目を逸らしてばかりの現状は
まるで開花を忘れた蕾のようで
過ぎた日々に焦がれる

宝石の季節と
相俟って宙を舞って
結末も未解明
ハッピーエンドはあるらしい

憂鬱に垂れ込む
運命なら吹き飛ばして
その曖昧かつ悠藍な匂いに
また願ってしまうよ
素敵な未来を


生きる為に大層ない理由を
幾つ持っていたって
意味はないようです
諦めたい未来じゃないから
性懲りもなく願ってしまうみたい

散らかった心が
相対の色を為して
吐き出した言の葉も
いつの日か笑えますように

春風に吹かれて
泣き出したい今日もあって
間違って 転んで 擦り減って
生きて

空白の季節と
相俟って宙を舞って
行き先も未解明
終着点はあるらしい

春風の吹くまま
運命なら身を任して
この曖昧かつ不正解な世界に
ずっと期待しているんだ
素敵な未来を


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Islet IA 2019年
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最終更新:2023年12月12日 13:13