裏表シンドローム

うらおもてしんどろーむ【登録タグ:2013年 IA ちいたな 真想

作詞:真想
作曲:ちいたな
編曲:ちいたな
唄:IA

曲紹介

「あなたの目に、私の裏は映っていますか」
誰にでもある裏と表の話
  • ちいたな氏の5作目。
  • イラストを nose氏 が、動画を ぽす氏 が手掛ける。
  • 詞は 真想氏 が、エンコードは 水面浹氏 が担当。

歌詞

PIAPROより転載)

歪んだ愛で 言葉を交わした
寂しさを隠すのは 痛いよ辛いよ
かごの外では 崩れてしまうよ

今日もギリギリと ゼンマイを巻いて
なめらかに嘘は 雑踏に駆けていった
見世物みたいな 毎日が過ぎる
そうそれはまるで 鳥かごのカナリア

貼り付けた笑み 理想の形を
当たり前 普通だと 肯定したんだ
ほら「また笑った」「素敵だ」って 言葉飛び交う
独りぼっちでもいつもそばには 誰かの声がいた

それを愛と看做すのなら 幸せなのでしょう
最期まで愛でられ 朽ちたら惜しまれるだろうから
物語としてはハッピーエンドの結末
「もうこれ以上望むものはないわ」
表の顔で笑った


檻ごしに見てた 夕暮れの空は
わたしにとっての 世界そのもので それが全てで

囁く先の 殺風景に潜む
くだらない戯言ならべる顔なしに
空き缶蹴っとばした

愛の叩き売りの どこが面白いのでしょう
そんなもの売っても 幸せになれる補償などない
聞き飽きた言葉を 重ね形成されてく
ラブソングは 聞けたものじゃないや
両手で耳を塞いで


もういっそ どこかへ 飛んでいきたい
かごは前から開いてたけど
ここを出る勇気は持ち合わせていない
ねえ誰か気づいてよ私に
ほら鬼さん早くここを見つけて 救い出して


また日が暮れていく じゃあね去っていく影から
かくれんぼ終わりを 独りで気づかないふりしてた
「もういいんだよ」って 声を待ち続けていたの
裏の顔は声を殺し泣いた 世界が閉じる その時

「ああ、やっと見つけた」 かごの外で微笑っている
歪みきった顔は 見世物としては失格でも
「もういいよ」と哭いた 無様な愛を掴んで
裏表がないようなその手に 祈りを込めて飛び立つ


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最終更新:2023年12月12日 13:19