歌詞
空気の中を漂う水滴の
ひとつひとつまで見えそうな夜は
ぼわりとけぶる街灯のむこうから
一晩限りの特別なバスが出る
空の底に生きるベントスの僕は
深海魚に乗って静かな夜を行く
ダイオウイカの切り身かシャコガイのむき身を
切符代わりに御者は手綱を執る
貸切の夜行バスはふわりと浮かんで
ライトは点けずに霧の海を滑る
ベントスの僕を乗せたゾウギンザメは
そっと羽ばたいてゆるやかに夜を越える
海の底から透かして見る空と
大気の下から見上げる宇宙の
色はどこまで同じだろう?
夜の底に生きるベントスの僕は
深海魚に乗って星の下を泳ぐ
空の底に生きるベントスの僕は
深海魚に乗って静かな海を行く
夜が終わるまで
コメント
- 新曲から癒しコンビ最高 -- 名無しさん (2010-12-07 22:03:39)
最終更新:2023年12月11日 21:52