曲紹介
曲名:『科目屋一花凛』(かもくやいちはなりん)
- 花となりて(投稿者コメントより)
- 和風曲。「科目屋」1作目。
歌詞
夜の帳と煌く灯り
始まりの鈴の音が鳴る
傅き面も上げず
畳の目を数えるだけ
雪 深く沈むこの街
呼び給う声を願えども
散 閉じた眼に映る花
削れ行く身は安かろうと
心まで穢される事は無い
沁み濡れた冷たさも
この身を引き裂く事は無い
摘まれども蕾は消えぬ
何度でも枝を広げよう
霞めども尚美しく
凛と咲きましょう 雪の中
爪弾いた寝乱れ襦袢
点点と積もる白雪に
手を伸ばせどもぬくもりは無く
敷布に蕩け消えて行くだけ
覗 咲いた椿の花は
深雪に沈めど色褪せず
散 咲いた朱色が微か 痛む
削れ行く身を嘆こうと
格子の外は未だ見えもせず
肌を刺す冷たさから
逃れる当てだけ目に映る
摘まれども蕾は消えぬ
大輪の花を咲かせてみせよう
落ちれども尚潔く
凛と咲きましょう 雪の中
「一花となる頃にお迎えに」
約束は果たせども
彼の姿無く
削れ行くこの身もいつか
凛と咲き誇る日が来るように
手折られて尚勇ましく
椿の花のように咲きましょう
コメント
- この曲好き。 -- 名無しさん (2010-01-13 22:06:21)
- まさに凛オリジナル曲 -- 名無しさん (2010-02-05 00:55:06)
- 脳内リピートが止まらないっ! 誰か助けて!! ネ申すぐるっ!!!!! -- 通行人A (2011-03-25 11:37:09)
- もっと評価されてほしい! -- 鈴斎 (2013-07-21 00:38:44)
最終更新:2024年03月25日 09:03