没落のカンパネラ

ぼつらくのかんぱねら【登録タグ:2010年 けしごむ 巡音ルカ

作詞:けしごむ
作曲:けしごむ
編曲:けしごむ
唄:巡音ルカ

曲紹介

  • 哀れなお姫様の詞をゴシックなメロディに乗せ、巡音ルカに歌わせてみました、けしごむです。(作者コメ参照)
  • F・リストの「ラ・カンパネラ」がベースとなっている。

歌詞

散りばめられた歌を紡ぎ 暗い部屋の中
あたしだけでいい
強情な貴方 認めないのね
崩れかけた窓に どうして梯子をかけるの

あたしを笑った 貴方を抱いた
穢れた体 騎士(ナイト)が踊る
汗ばんだ肌 死にたいと嘆く 哀れだと思うでしょう

誰のせいでこうなった? 本当はあたしお姫様
荒れた城の上で月は 蒼く白く笑う
泥のついた白いドレス 脱いで貴方に捧げるの
太陽の昇らぬうちに 愛して殺して

深い森の中 小さな城は
鼠さえ住まぬ 壊れた小屋
かつて姫君と 呼ばれた少女
誰にも護られず 冬の中1人

愛してたのは 貴方だった
恨んでるのは もちろん貴方
破れた絵画 おぼろげに問う
「君は何故泣かないの?」

誰のせいでこうなった? 本当はあたしお姫様…
純血のついたシーツの上で 悶えそして喘ぐ
灰をかぶる銀の髪は 輝き貴方を包む
太陽の昇らぬうちに 愛して殺して

貴方のための スープは空に
貴方のための ケーキは土に
想いだけが泥となり残る
もし願いが叶うなら

奪われた土地はいらない 殺された民はいらない
綺麗なお城もいらない 甘いお菓子もいらない
愛に飢える瞳には 姫の面影は無く
終わりを告げる鐘の音が オルゴールの蓋を閉じる 

コメント

  • 大好きな歌です -- 名無しさん (2011-01-05 13:39:08)
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最終更新:2023年12月11日 22:07