曲紹介
4ヶ月ぶりの新曲です。
歌詞
窓の外は今日も 冴えない空の色
降り出した雨さえ 気づく人もいない
僅か数インチのディスプレイ
視線を落としたまま
世界のすべてが そこに在るかのように
遠くを指差して 二人で笑い合う
色あせた時間が 宝物に代わる
いつか一緒に見に行った 3-D映画のよう
眩しいくらいにそれは リアルだったから
僕たちの見てるものは 少しずつ違ってるけど
重なり合ったその瞬間 世界が揺れた
手を伸ばせば届きそうな
目の前にに見えるものを
掴み取ろうとして 初めて気付いた
いま何してるとか
知りたいわけじゃない
同じ場所に立って 同じものを見たい
ごらん 低い雲から射す
レンブラントの光が
地上のすべてを 金色に染めてゆく
僕たちの見てるものは
少しだけ違ってるから
君にしか見えないものを
僕も見たくて
君がとても大事そうに
触れようとしていたもの
僕は―綺麗だね―と思わず嘘をついた
僕たちの見てるものが 少しずつ離れていった
交差する光の中に 浮かんで 消える
いまではもうぼやけたまま
スクリーンに にじむ残像
終幕のエンドロールが重なる
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最終更新：2023年12月12日 11:26
