金魚姫と囃子歌

【検索用:きんきょひめとはやしうた  登録タグ:2011年 VOCALOID muu 初音ミク 曲か
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作詞:muu
作曲:muu
編曲:muu
唄:初音ミク

曲紹介

曲名:『金魚姫と囃子歌』(きんぎょひめとはやしうた)

歌詞

(動画から書き起こし)

お面被った子供 甘い飴を頂戴
神輿(みこし)通った後に 泣く子はだあれ
街外れ村向こう 潮騒がドンヒャララ
祭囃子聞こえる 火花が爆ぜる

あのヒトは金魚姫 赤い着物がよく似合う
若い身空を網で すくわれたのさ
ちんどん屋千鳥足 笛を吹くピーヒャララ
阿呆の振りしながら 世を練り歩く

可愛いお嬢ちゃんや (はな)垂れ坊主わりことし
ああお代はいらないよ 聞いていくといいぜ
手土産の代わりとは
まあ言っちゃなんだけどもな
悲恋の結末ってな 相場が決まってる

よくある話 死にぞこないの
くたばりぞこないだらけだ
逃げた二人が 手を取り合って
叶わぬ慕情さ

入水と聞いて 業突張(ごうつっぱ)りの
庄屋は泡を 吹き倒れ
一人助かる 娘気がふれ 金魚姫になる

うまい焼き物いかが 舌は二つに裂ける
ああ綺麗なかんざし あの子に似合う
上がる火花は散って 残るは白い煙
カンカラ下駄が追うは 静寂の(こう)

やあ降ってきたようだ 空がしとしと泣いて
お天とサンが隠れ 雨の降る夜
「男が傘をさして 娘を迎えに来る」
誰が言い出したやら 愉快な噂

ひらりひらりと舞うのは 女尾ひれか胸びれか
吸い寄せられる虫は 火傷を負うだろう
道には黒猫達 声をそろえて(わら)い出す
「やんややんや、娘は傷物なりしゃんせ」

そろそろ祭り 佳境にいり
灯篭流しに 馬鹿げ出す盆踊り
飲めや歌えや この現世(うつしよ)
とある蝶の夢 違わぬものか

よくある話 死にぞこないの
くたばりぞこないだらけ
堕ちた二人が ただ好き合って 儚い慕情さ

噂を聞いて 視線集まる
皆は指差し ひそめる
振袖ひらり 娘名前は 金魚姫という

ぽつりぽつりと 小雨降る中
誰かが娘 (さら)った
仲睦まじく 合い合い傘で 笑い合いながら

消えた後には 彼岸の花と
甘い夕闇 残り香
どこに隠れた いつぞ会おうや 金魚姫の夢

コメント

  • gj!! -- J (2011-02-10 21:49:43)
  • 何か悲しいような、怪しくて・・・・・でも好きだ。 -- ロンリィガイ (2011-10-30 00:28:02)
  • 歌詞をよく聞くと悲しい・・・ -- 許歌 (2012-02-23 16:37:53)
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最終更新:2024年01月07日 00:19